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ローソン。大幅減配で大暴落。配当4割カット。ただ、オクトパス配当だったので2年後に評価されるはず。1年半かけて仕込むのはあり

time 2019/04/13

ローソン。大幅減配で大暴落。配当4割カット。ただ、オクトパス配当だったので2年後に評価されるはず。1年半かけて仕込むのはあり

こんにちは、ローソンが大暴落しています。理由は、もともと下げトレンドだったところに、ダイナミック減配をしたからで、短期トレンドとしては下げです。

でもね。決算で発表している施策。ドミナント戦略の否定だけど。コンビニが直面している課題に真向から取り組んでいて、ローソンは2年後に評価されてもおかしくない。

その意味で、今年の12月まで下げトレンドに乗ってもおかしくないけど、少しずつ集めていくのもある気がしています。

それと、1単位が52万ぐらいしちゃうので、ネオモバイル証券を使ってみるのもおもしろいかもなって思ってます。Tポイントで株式が買える、1株から株式が買えると5,250円で買えるので。

今日は、ちょっとそんな話をしたいなって思います。

1 配当4割減ってあり?

1 ダイナミック減配発動!まるでナイアガラのように

2019年4月12日。ローソン株。1日で-730円(-12.21%)の大幅下落!!

こうやって、ナイアガラの滝のように大きく落ちています。

なぜかといったら大減配をアナウンスしたから。配当金が255円から150円と大きく引き下がりました。

もともとの配当利回りは4%ぐらい。

たとえば、ローソン株は、今の値段だと52万5千円で買えて、配当が年間2万5千500円もらえる計算だったけど。

※100株単位:5,250円 (=4.8%)

配当を4割カットして、2.8%配当。年間1万5千円に落としています。当然、配当4%の個人投資家に好まれる株だから、

けっこうショックな人、多いはず!

まず、1日で株価が7万3千円ぐらい下がるから嬉しくないというのはあるけど、ここはマーケットの話だから置いといて、大減配のところ。

株主を軽くみてる!こんな減配あり?は思うはず。そんなに業績わるいのって?

まず、ここ見ましょう。ちょうど決算がでてるので。配当をハーフ&ハーフにするほどかチェックが必要。

(引用:http://www.lawson.co.jp/company/ir/library/pdf/presentation/ps_2019.pdf)

ただね…。

2 業績下げてるけど、ちょっとだけじゃないの?

これはあるはず。少し、2017年度と、2018年度の比較を簡単に見てみましょう。

今回の発表だと、本業でもうかってるか。オレンジの営業利益で見ると658億円→608億円になっているので-50億円。たしかに、下がってます。

じゃあ、最終的な利益はどうなの? 50億円以上さがってるの?といったら違う。意外と食い止められてます。

紫のところ。当期純利益が255億円。全体として、利益は確保できてます。もちろん、268億円から -12億円減ってるから減益。でも、少なくとも、配当を半分に!って数字じゃない。

するとここ。ローソンには親会社がいます。

株主総会で配当をドレスティックに減らすよ!ってできるのは、親会社がこれをわかってるからです。

3ローソンはもともと、利益のほとんどを株主に配っていた

利益がストックされる仕組みでない

ローソンはちょっとめずらしいんだけど、株主軽視という意味だと逆です。むしろローリターン企業が配りすぎてるから見直しているはず。

配当を配る基準がなかったというのもあるけど、日本企業としては、けっこう配りすぎてます。

ベースに、低利益モデルから脱却したい!があると思うけど。

売上を増やすことでは、リターンが生まれない。今後、生産性を上げよう。コストは下げていく改善をしようというのが見えています。

もうちょっと見てみましょう

4 売上アップだけでは、限界が見える

ネックは売上があがっても、儲かってないところ

1人デフレスパイラル!

ローソン(2651)のマーケット評価はこれ。下げトレンド。これは5年グラフだけど「3年間下げ続けてます」。

(引用:楽天証券:https://www.rakuten-sec.co.jp/web/market/search/chart.html?ric=2651.T)

マーケットで低い評価を受けているのは、ローソンが、低収益モデルだから。今のところは、ローソンが勝つ絵が見えないんですよ。

①売上はあがってるけど、②利益はけずられてる。プラス、残った利益も、③配当でほとんどはきだしてる。これが大きなところであります。

3期売上アップ!ローリターンばく進

まず、売上。赤のところは上がってます。しかも、3期連続でアップ。2017年→2019年をみても、700億円上がっているので、全体的な売り上げは伸びています。ここはわるくないはず。

ただ、緑の利益はどうでしょう?順調に削られてるのが見えます。コストがかかってるかは一度置きますね。

ただ、ポイントはここ。赤枠の「修正1株益」を見て欲しいけど、全部配当ではきだしてるでしょ?

「修正1株益」は、年間の利益を1株に引き直したものだけど、利益をほとんど株主に配っちゃってます。

2017年はともかく。2018年・2019年。なにこれ?って。

2017年、364円分の利益から、250円配るのはわかるんです。ローソンにも114円残るから。

ただ、2018年・2019年ですよね。255円配っていいでしょうか。10円も残らないやり方。

配当決議はわからないけど、ローソンにとって40億・50億は大きい。子会社になにやってるのが三菱商事の評価ですよ。ここはわからないけどね。

でも、ちょっと配りすぎで、オクトパス配当はあります。

売上あがってるけど、あまり儲かってない。ここよくないですよね。伸びててこれです。

じゃあ、売上がアップしなかったらどうなるか?…明らかですよ。

真っ赤っか。現状、売上700億もアップしたのに、利益を配りノーマネーでフィニッシュ! 次の利益が50億減ったら。「修正1株益」も50円ぐらい減ります。

でもね。ローソン希望があります。それは

2 人手不足と低収益からの脱却を考えはじめているから

1 配当をおさえて、生産性をあげようとする動きがみられる

IR上、施策に変化が見られます

売上を伸ばして数字をあげるより、配当を下げる。コストを抑える。生産性をあげる。コンビニチェーンの下から積み上げてく。こういうことで利益を残そうという転換が見えます。

とくにね。ポイントとしてあるのが、ドミナント戦略の否定。パイを分けすぎない。

数字で書けないけど、コンビニは、この数年で「人を確保する」がポイントになります。

シンプルに人が足りてないし、24時間営業の問題って、今の時給だと来てくれない。オーナーがアルバイトを雇えるほど儲かってないのがネックにあります。

で、おそらくセブンイレブンは数年以内に「人手が確保できない」というのが深刻化します。

それは、ドミナント戦略といって、ひとつの場所にどんどんセブンイレブンを立ててくるから。これはブランドイメージをユーザーにイメージづけるには役に立つけど。

パイの分けあいになるし、働く人をどんどん当てないといけない。お店をふやして、ロイヤリティを確保。本部は利益がどんどん増える。損しないって言われているけど。

絶対じゃないです。コンビニを運営するには、アルバイトがいることが前提だけど。

コンビニオーナーが儲からないと、どこかでドミナント戦略は破たんします。それは、人件費がでないと、お店まわらないし、夫婦だけでコンビニは24時間回せないから。セブンイレブンはどこかで苦しくなるはず。

で、人手不足については、ローソンは、セブンイレブンのはるか先を行ってます。後で書きますね。

ローソンは、規模は小さいけど。2015年から人手不足と向き合っていて、少ない人数でも生産性をあげようって施策を打っているところに希望があります。

プラス、

2 まず、配当のモノサシを決める

新たに基準をもうけてます。これによって、利益の流出に歯止めが入ります。

(引用:https://www.lawson.co.jp/company/news/detail/1369942_2504.html)

いちおうミニマムは150円。上は、利益の50%まで配当しますと。ちなみに、来年の配当も今のところは150円を想定しているので、株価という意味では、すぐ評価はされないはず。

3 生産性をあげていく

大きなところだけ簡単に

赤線のところ。ほんとは他のページも見ないといけないけど、夜ごはんのおかずのニーズが高いようです。ここを進めて利益率を改善することが書かれています。

緑のところは生産性のところだけど、オペレーションを早く回すこと。コストを抑えることがターゲットに。

ちなみにRFIDは電子タグのこと。セルフレジでお客さんに会計してもらうことを想定してます。

レジ周りに人がとられているのが改善ポイントで、商品に電子タグを入れて、お客さんに会計してもらうセルフレジや、スマホにアプリを入れてクレジットカード決済するスマホレジや。

フライヤーとか、できるだけお客さんにやってもらうことも進めています。

ロボレジとか自動会計システムも進んでいくはず。ほんとはユーザーにやってもらうとpontaポイントがつく。お得!とかにすればいいんだろうけど。

このぐらい時間が削減できる!って内容です。業績として、数字に表れるのはまだ先だろうけど、2015年から取り組みはスタートしている。なので、少なくともアドバンテージはあります。


(引用:https://www.7andi.com/ir/file/library/ks/pdf/2019_0404ks.pdf)

ちなみに、セブンだと①発注と②セルフレジが2019年3月からってスタートということなので、ローソンの方が検討としては、一歩リードしているはず。

この少人数でお店を回せる検討ってマストになってきます。コンビニバイトは時給900円。人気があるわけじゃないから。

とくに、ドミナント戦略ですよね。ひとつのエリアにたくさんお店を立てて、マーケット独占しても。

ひとつひとつのお店は苦しい。お店の数だけアルバイトが必要になるし、お店が増えることで、パイが小さくなる。

アルバイトの採用、研修とかは、人材派遣からに移行していくんだろうけど。そもそもコンビニオーナーが儲かってないと、人も頼めない。

新規出店は、厳選していくんだろうけど。ローソンが、新規出店をゼロとするのは少しびっくりしました。

4ドミナント戦略の否定

4月11日に発表された新規出店はゼロとする施策

賛否両論あるけど、2019年の今年度、はじめてフラットにしてます。純増ゼロ。お店は増やさないと。

総売上はたぶん伸びないです。お店増やさないから。でも、ポイントは、決まったパイの中で、コンビニオーナーにも利益が残るようにって転換ですよね。

今、こうやってコンビニオーナーがお店を複数経営することがすすめられています。

しかも、すすめてますよね。会社組織みたいに運用できる人を。経営にも入って来て欲しいって。

イメージしているのは、安定性。パイの独占。そのエリアをまかされるってことのはずで、

コンビニオーナーが、ノウハウとお金をもって、安定して現場のお店をマネジメントできる能力を持つことのはず。

5 だとすると、今回の減配の目的は?

利益の分け方ですよね。株主にほとんど分けていたけど、いったん、コンビニの運営を楽にするために使いたいと。

もちろん、生産性があがって利益回復したときには、増配をする。予定としては、2020年。50%配当の枠組みでになってます。

3 株としてはどうすればいいの?

1 短期でリバウンドはあるか?

短期はない

ダイナミック減配で下げすぎたから、4月15日の月曜にリバウンドはあるはず!って考える人もいるだろうけど。しばらく下がるはずです。

月曜日には、セブンイレブンの件について、コンビニユニオンの記者会見も予定されていて、リバウンドは難しいだろうなって思ってます。もちろん、わからないけどね。

ただ、弁護士ドットコムのニュースがもとになっているので、けっこう厳しい内容がニュースにでておかしくない。短期的にコンビニ株のトレンドは下に向くはず。

ただね。中長期の株としては、ローソンは、2年以内に評価されてもおかしくないと思ってます。

長期では評価されるべき

大減配したから、しばらくは下がるというのはあるけど、もともとローソンは下げトレンドが3年。ある程度下がりきっているというのがあって。

2020年の4月11日までに、1回底をつけてもおかしくないです。

それは、3期連続減益でわるい数字だったから。もし、2019年度の決算報告や、2020年度の見通しにプラスサプライズになれば、上げトレンドに変換する可能性があります。

それと、コスト。

 

ローソンは、①新型POSレジと、②ローソン銀行で、それぞれ40億円と、20億円使っているけど。もともと、2015年から、人手不足とかの課題を検討していたので、コストは一巡してます。

コンビニが直面している課題に真向から取り組んでいるので、ちょっとアドバンテージがある。

で、配当も2.8%ある。なんだかんだいってもね。

もちろん、3700円になれば配当は4%ぐらいになるけど。長期投資が前提なら、下げればチャンスになるところはあると思ってます。

少なくとも150円は配ると言ってるしね。

ちょっとずつ、ゆっくりゆっくり、下げたら買い集めるのがいいと思っているけど。1単位が52万円だと、キツイところがあるので。

少額投資で、Tポイントで国内株が買える。ネオモバイル証券なんかいいんじゃないかなって思います。スマホ証券。

【おすすめ】Tポイントで国内株式が買える。SBIネオモバイル証券(ネオモバ)。ロボアドバイザーのウエルスナビも1万円からだから、スマホ証券は流行るかも

1株から買えるので、コストは額面通りの5,250円ぐらい。2020年の4月11日ごろまで、ゆっくり買い集めるのも面白いんじゃないかなって思ってます。

短期はおそらく下げちゃうだろうけどね。

よっしー

でも、コンビニ3強のひとつを10年グラフの中でも相当安いところで買えるから、アドバンテージはあるはず!たぶんね。

それでは、また。


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