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仕入れ編 ③リサーチに必要なツール:せどりにバーコードリーダーって必要?いやいや捨てましょ

time 2017/04/21

仕入れ編 ③リサーチに必要なツール:せどりにバーコードリーダーって必要?いやいや捨てましょ

こんにちは、よっしーです。みなさんは、せどりにバーコードリーダーが必要かどうか考えたことがありますか。

よく、聞くものはKDC200とか、MS910ですよね。

こういう、手のひらにすっぽり収まるような赤外線バーコードリーダーのボタンを押して、赤いビームで商品をスキャンし、リサーチをしていく。

バーコードをビームで読み取っていくので、ビームせどりということもあります。僕は、せどりをはじめる前、これはおそらく必要になるだろうなと思っていました。

理由は、お店の中で、せどりの対象になるような商品って、そう簡単にみつからない。何百個と検索をして、めぐり合うような安い商品を探さないといけないだろうなと思っていたからです。

対象となる商品の探し方として、効率的にスキャンしないといけないと思っていたから、商品を手に持って、ピッ、次、ピッ、はい。次…ってやらないと見つからないだろうなって考えていました。

みなさんは、どう思いますか。ここでいっていることって「効率的」にってことですよね?仕事を効率的にやりたいのならば、商品を検索する数と、それにかかる時間がポイントになります。だから、スキャンにかかる時間をできるだけ短くして、たくさんの商品をリサーチする。

その通りだと思いませんか。あってるじゃないって。

でもね。僕からいわせれば、それは逆です。ものすごく非効率です。昔の僕に話しかけるとしたら、「残念だよ、よっしーくん。実に残念なお知らせだ。それは、あれだよ。例のあれ。」そう、ノーマネーでフィニッシュです。このよっしーくんは、働いてもお給料がでなくなってしまいます。

みなさん、なにがまずいんでしょうか。でだしのころのよっしーくんは、まだ、自分のトンチンカンなところに気がついていません。結構、一見、ただしそうに見えるこの内容も、せどりをやっている人の作業がわかっていないと、バーコードスキャンが必要なところって、すごく限定されていることに気がつかないと思います。

ビームがあった方がいいという場面って意外と狭いし、デメリットもあります。今日は、そんな話をしていきたいと思います。

1 店舗せどりでの検索方法

まずは確認をしておきたいと思います。せどりは、「安く買って高く売る」なので、まずは、安い商品を買ってこないと始まりません。店舗で商品が安いかどうかを検索する方法は3つあります。

やっていることは、通常、スマートフォンを見ながらの判断ですよね。その商品が安いかどうか。人気があるかどうかをみています。

それも、商品についているバーコードをベースに画面にだしています。Amazonでの値段や人気はどうなっているかを見ています。

じゃあ、バーコードの入力はどうしているでしょうか。簡単に確認しておきたいと思います。

・バーコードの番号、もしくは商品名を手打ちする。

・スマホのカメラでバーコードで読み取る

・ビームがでるような、バーコードリーダーで一気に読み取る

まず、手打ちでの検索は、あまり使いません。バーコードの数字はJANコード(ジャンコード)と言われますが、15桁あるので、入力に時間がかかるからです。

たまに、バーコードにお店のシールがかぶせてあるけど、数字だけはわかるようなときとか、そもそも、商品名で検索をかけたいときに手入力をします。

ただ、使う場面はほとんどありません。

次に、僕はこれで対応しています。スマホについているカメラでのバーコード読み取りです。たまに、カメラのピントを合わせるのに時間がかかるときがありますが、それでも、2秒です。

そして、バーコードリーダーは、手のひらに入る赤外線バーコードリーダーで、ビームをだして、スキャンするやり方ですよね。ブログの動画とかでよくでていますが、

バーコードリーダーで読み取ったものをBluetoothでスマホと連携させて、表示させる。それこそ、ピッ、ピッ、ピッ、ピッとあっというまに検索をしていきます。リサーチ効率という意味では、圧倒的ですよね。

やはり、効率よく仕事をするなら、スキャンにかかる時間をできるだけ短くして、たくさんの商品をリサーチするという気持ちはわかります。

でもね。せどりをやっている人の作業ってそうじゃないんですよ。

2 せどりにも作業の順番がある

みなさんの普段の仕事もそうだと思うのですが、仕事の流れってあると思うんです。やることの順番です。

作業の①番→次に作業の②番って、順番が必ずあると思うんです。こういった作業の順番、流れには、必ずその順番でやる理由があります。逆にすると、無駄に時間がかかるからです。

バーコードリーダーのメリットは僕も認めていますが、「値段とかの検索をかけていく作業」ってやることの順番としては2番目なんです。その前にやる作業があります。作業①がすっぽ抜けています。

みなさんは、なんだと思いますか。たとえば、みなさんが、せどりを仕事としている人だとします。近くの大きなホームセンターを思い浮かべてください。

学校の体育館ぐらいの大きさのホームセンターなんかがいいかもしれません。棚や商品がズラッと並んでいます。スマホでも、バーコードリーダーでも、何でもいいので、全部検索してきてくださいといったら、どうしますか?

膨大な商品群の群れの前に立ちすくむと思います。1日ではまず終わりません。他にも、検索するお店が、高級感の演出を売りにするデパートならどうですか。スキャンにかかる時間をできるだけ短くして、たくさんの商品を片っぱしからリサーチしたら、仕入れることができるのでしょうか。

そんなはずはないですよね。たとえとしては少し極端ですけど、その前にやる作業が抜けてるから、無駄に時間がかかっています。わかりますよね?

3 リサーチしないといけない数って、実はすごく少ない

なにも考えず、そのお店にある商品をかたっぱしから検索することって、非効率なんです。サーチ時間を短縮するだけでは対処できません。それこそ、本当に千葉の九十九里の砂浜の中から、砂金を探すような作業になってしまいます。まず、でてきません。

せどりをやっている人の作業①は見る対象を「絞り込む」という作業です。ここでは、値段のスキャンをかけていく前に、絞り込みという作業が抜けています。お店を選ぶ時点もそうですし、お店の中でも、見るエリアは絞っています。

せどりって、全部検索する必要はまったくありません。むしろ、僕の普段の仕事を見ていると、おそらく、たいていの人は、仕事していないんじゃないかなって感じると思います。あまりスキャンしていない。なまけているんじゃないのって見えるはずです。

でも、この作業①ってすごく重要です。「絞り込む」というのは、最初から、リサーチしなくていい商品をはじくための技術なんです。せどりを仕事にしている人って、リサーチしている範囲は少ないです。見なくていいエリアや、パターンを知っているからです。

焼き魚の骨とかをとりのぞいて、身の部分が残るように、仕入できる可能性が高いお店・エリア・商品にしぼることが作業の①番目です。たべれそうなところに絞ってます。

見ているお店であっても、くまなく歩いているところって、店内の1/3もないと思います。

そして、こういう風に絞れる根拠って、メインはお店の店員さんがPOPや値札とかでなんらかしらの目印をつけてくれているからです。お得なものって、お店もアピールしてきます。

逆をいえば、何もないところには、お得なものが少ないって発想です。お店の中は、普段から、店員さんがフィルタリングしてくれています。値段をよく知っているし、それに見合った値札をつけています。

みなさんも、まずは、ここについて考えることがスタートラインです。でも、難しくないんですよ。パターンだし、「型」があるから。きっと、初心者でもここはできます。

そして、値札がないところも、取りこぼしがないわけではないですが、ある程度商品グループの相場観があることと、別に一般的に仕入れができそうなものを知っているので、あまり困ってはいません。

取りこぼしを防ぐ技術もありますよってことです。

これが、せどりをやっている人の作業①です。リサーチしなくていい場面をまずはとりのぞくです。

4 バーコードリーダーって、実は、使える場面が少ない

なので、効率性ってことをいうなら、ここがスタートラインです。他の人がフィルタリングしてくれた。だから、その結果をベースに、仕入できる可能性が高いところをリサーチしていく。

そうでないと、デパートとか、ホームセンターを何日もかけて調べないといけなくなるからです。リサーチ時間を短縮するだけでは追いつきません。

もちろん、店内のセールコーナの中で、片っぱしに検索することはあるので、お店や店内のエリアを絞った後に、バーコードリーダーを使うのなら楽でしょうね。

あとは、本や、CD、DVDとかもそうですが、外見で対象にならないものをはじけないもの。作品の内容によって、価値が違うようなものは、さすがに絞れないので、片っぱしから調べていくのしかないのかなと思います。

なので、バーコードリーダーがあった方がいい場面って、結構せまいです。頭の中で、エリアとか商品を絞った後に、使うぐらいなのかなって気がします。

そういったことを考えるなら、スマートフォンで十分です。そして、バーコードリーダーを買うお金1万-3万円があるなら、みなさんとしては、500円の商品を20個から60個仕入れた方がよっぽど勉強になります。

5 他にもデメリットがある。

そして、僕はこれが一番気になります。ビームがでるところです。赤い光をだしているところが一番気になります。これね。ふざけているように聞こえるかもしれませんが、大まじめです。

せどりって仕事は、自分だけで成り立っているわけではなくて、他のお客さんや、お店との立場も重要です。お店とWin-Winになれるように、商品を大事に扱うのはあたり前ですけど、他のお客さんの買い物をできるだけじゃましないのもやっぱり重要です。

みなさんは、店内で赤いビームでスキャンしている人をみたことがあるでしょうか?僕のように、せどりを仕事にしているような人は、当然、同業者に遭遇します。結構、あれ目立つんですよ。

そこで、赤いビームをだしながら、ピッピ、ピッピ検索しているのをみると、僕は内容がわかっているからいいのですが、まわりのお客さんが、何をやっているんだろうと、思う人がいるはずです。店内でカメラのフラッシュをたいているようだからちょっと目立つんです。

これが、スマホだと、別に主婦とかでも普通にいます。もちろん、せどりやっている人かどうかは、店員さんにはわかっていますよ。町の人も、わかっている人はわかっています。

でも、買うかどうかを、検索で値段を見て決めてますよと、やんわり説明できるんですね。この赤いビームが積極的にでるか否かって、大きな差だと思っています。

まとめますね。せどりにバーコードリーダーは不要です。効率性というよりは、あまり使う場面がありません。それに、目立ちます。

なので、これからせどりをはじめるような人は、バーコードリーダーを用意して臨む必要はありません。

この記事が参考になると嬉しく思います。

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