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自分の目利きやセンスで仕入れてるの?

time 2017/01/24

自分の目利きやセンスで仕入れてるの?

みなさん、こんにちは、よっしーです。寒くなりましたね。さむいので、身体をあたためるために、コーヒーとかを買ってきました。

今日も頑張ってブログを書いていきたいと思います。

さて、コーヒーですが、先日そごうに買付けにいったというブログの中で、「コーヒーメーカーや、ポッドは過去にあつかったことがないので、不安がなくはないですが当然リサーチはしていますので、まず大丈夫なはずです。」ということを書きました。

これは、どういう意味かわかりますか?ここでいっている不安というのはどういう不安ですか?

そうですね。みなさんもおわかりのように「本当に売れてくれるだろうか?」の不安です。みなさんも、せどりの世界にはいってきたときに、まず遭遇するであろう悩みの1つがこれです。

お店にいって商品を仕入れてきた。4・5万円は払っている。でも、この判断がずれていて売れなかったらどうしよう…コーヒーメーカーや、ポッドは過去に扱ったこともないし、そもそも商品知識がまったくない…という悩みです。

はじめて、半年程度でも、月に800点ほどは商品を売り上げているので、日常で扱っているような商品について売れなかったらどうしようという悩みは解消されていますが、まったく、なくなるわけではありません。

とくに、高額商品として、普段よりも高くだすようなとき、取り扱ったことがない商品は不安に思うようなときもあります。

前に同じことを思ったのは、炊飯器ですね…パナソニック IHジャー炊飯器 (8合炊き) SR-HVE1550-N ゴールドという炊飯器があるのですが、ビバホーム(ホームセンター)で、9900円で買ってきて、15000円で売ったことがあります。

2台あったので、2台を買ってきていますが、店員に「在庫があるかどうかを確認したいのですが」と聞いているので、おそらく、もっとあれば買ってきたと思います。

ちなみに、ランキングは6万ぐらいで、結果としては1週間に1個ずつ売れていってくれました。こういった炊飯器とかで過去に取り扱ったことがなく、商品知識もない、そして、ある程度の高額帯(僕が一番売っているのは1500円から2500円ぐらいです)のときには、不安がよぎることもあります。

おそらく、みなさんも、せどりの世界にはいってきたときに、自分がいざ買うとなったときは、必ず思うはずです。自分がよくわからない商品を仕入れるのはいいとしても、「本当に売れるだろうか?」と。

結果としては、まったく心配しなくても問題ありません。なぜなら、みなさんはリサーチの段階で、Amazonで売れた実績のある商品を売ることになるからです。そして、その過去の売れたというデータから大きくはずれることがないんですね。これはやればわかります。

みなさんは、せどりや転売ビジネスと聞いたときに、「自分のセンスや判断で売れそうな商品を見つけ出し」、それを安く仕入れてより多くのお客さまに売ることが成功の秘訣だと思っていませんか?

それは違います。残念ながら、そのような人はごくわずかです。僕は、たまにこれ気になるなと思ってリサーチすることもありますが、まったくダメなものが引っかかるときがあります。

ようは、自分のセンスでこれ売れそうだなと思って買ってくると、まったく売れず失敗するのが簡単にわかります。

いいですか。せどりである程度の実績をだすためには、あなたのセンスや感覚は必要ありません。商品知識も必要ありません。むしろ、中途半端な商品知識はかえってじゃまになるかと思います。

せどりはむしろ、世の中の人がどういった物を欲しがっているのか。お客様が欲しがりそうなもの、ニーズに応えた商品を「リサーチ」していく作業なんですね。少なくとも目線はあなたではないです。個人のセンスや目利き判断ではありません。

みなさん…とくに、せどりをあまりやったことがない人は、せどりをやっている人がなぜ、この商品を出品しているのか気になったことはないですか?たとえば、Amazonの画面をひらきますよね。なんでもいいので商品を検索します。

そうすると、1つの商品に対して、出品者(お店)がずらっと並んでいます。お店の名前はクリックできて、そのお店が扱っている全商品をみることができます。もちろん、それがせどりをやっている人かどうかは当然わかりますが、

その人(お店)は、なぜ、その商品を出品しているのでしょう?自分の目利きやセンスで仕入れたものなのでしょうか?それは、おそらく違います。少なくとも僕はそうではありません。

僕のお店が出品している物、それは「リサーチ」という単純作業で引っかかったもの、その中でもある程度利益の見込みが高いと判断されたものが出品されています。

たとえば、「-19、25、3、-108、42…」といったような数字の羅列(データ)があって、この中から、「20以上の数字を抜き出してください」という判断基準(ルール)があるとします。

結果としては、当然「25、42」が対象となるのですが、せどりもこれに少し似ています。「水筒A、LED電球B、LED電球C、マウスD、おもちゃE」という商品群(データ)があって、この中から「…を抜き出してください」というせどりに必要な「知識・判断基準(ルール)」を組み合わせたものをあてはめると、対象となる商品がわかります。その中でも有利なものを選択して買ってくるんですね。

ようは、各出品者がだしている商品は、単純作業の組み合わせで抽出された商品、「単純作業のアウトプット」なんです。

後日、仕入れ編で具体的に説明するので、ここではイメージにとどめますが、前提としてAmazonで出品する以上、「Amazonで売られているより安い物」を探してこないといけないわけです。当たり前ですよね?

もちろん、Amazonで定価よりも高く売れるプレミア品を探すというやり方もあるのですが、まずは、お店で安く売っている処分品から入ることになるかと思います。

そうすると、一般的に「お店で安くしているものって何?」ということになるので、「安いものをさがすために、お店ではどこを見ればいいのか?」という一般的なルール(法則)を知る必要があります。

とはいっても、知ってしまったら、たかがそれだけ?というものです。ただし、重要なので繰り返します。ものごとの本質って結構シンプルで、とくにせどりのような基本ビジネスにおいては、顕著に差がでます。結果は背景のルール(法則)を知っているかどうかです。

ただし、背景ルールを知って、行動するのと、知らないでとりあえずお店にきたというのでは、雲泥の差がでます。そして、そのルールを使いこなすのに、一定のポイントと経験が必要になります。ルールの把握と、自分で行動してみる。そして、考えることが必須になるんですね。

単純作業がまじめにできない人、シンプルな考えを軽んじる人、せどりはこういう人には向かないです。ただし、どの業界でもルーチン業務はやっていますよね?仕事の9割は地味な作業の繰り返しだと思うんです。

ちなみに、僕は通信業界のサラリーマンを10年以上やっていました。業務内容としては、エンジニアに近いのですが、携帯電話を海外でそのまま使えるよう、サービスを提供する前に実際に使えるかどうか、各国の携帯電話会社とオンコールとかで試験とか英語で調整を行うんですね。

ばりばりの国際部門です。業務の7割は英語です。ですが、普段の仕事は地味なことの積み重ねです。どの分野でもそうだとは思うのですが99%の業務はスポットライトがあたるようなものでなく、単調な地味なことの繰り返しだと思うんですね。ちなみに、僕は当時の仕事・会社・上司には恵まれていたなと考えていて、今でも感謝しています。業務も大変でしたけど、やりがいのある仕事でした。

せどりについては、おそらく、どのサラリーマンのルーチン作業よりももっと単純です。ただ、以外と奥は深いんですよ。僕がせどりをやっているのも、現状でいいと思っているわけではありません。基本は伸びしろが広いと考えているからなんです。

おそらく、みなさんが実際にせどりをやってみて慣れてくるころにはわかりますが、およそ、サラリーマンの業務よりも、ものすごく単純です。そして、サラリーマンと違い、会社が給料の中抜きをして、一定の利益を確保した上で給料を払っているわけではないので、割もいいです。

ただし、業務であることにかわりはありません。せどりも、お仕事なんです。しかも、その人が頑張ったとかのプロセス重視型ではなくて、結果重視型です。

なので、本業であろうがアルバイトであろうが、業務で必要とされる単純作業ができない人、基本動作を軽んじる人、業務で求められるべき仕事量を達成できない人、こういう人には向かないです。

9時-22時で働こうが結果がでなければ、お給料はゼロです。ただし、内容自体は単純なので、これも業務であることをわかった上で、バカにしないで単純作業ができる人は必ず結果がでます。そのときは、相当に割がいいことを実感するはずです。

ただし、自由業で会社に行く必要もなく、上司も監視していない。朝の出勤時間も自分で決めれる。仕事量や勤務時間も当然自分できめることができる。

当然、その内容でお給料もらえますか?という一定レベルの仕事量は必要です。でも、難しい作業がないので慣れてきますし、「単純作業」だからこそ、単純なことで人と差がつけられます。

この記事を読んでいる人の中には、サラリーマンの方もいると思います。おそらく、毎年人事評価があるかと思いますが、ルーチン業務をこなすのは当たり前で、それプラスアルファの部分でボーナスやお給料のベースの評価を提出しているはずなんです。少なくとも、形式的には単純作業の部分は評価されないはずなんです。

せどりは、むしろ、単純作業こそ重要です。もちろん、いかに、単純作業に落とし込めるかと、業務の効率性はキーワードとなりますが、それでも、最初は一定量の力技でも結果はでます。本当に単純なことがわかった上で、「単純作業をいとわない。誠実にこなせるか」につきます。

ちなみに、長所と短所は裏返しという言葉がありますが、サラリーマン業務とせどり業務も少し似たところがあります。同じ単純作業でも、せどりは面白いですよ。自分に裁量があるから。やらされている業務ではないのでモチベーションは違います。これについても、今後、魅力をつたえていきますね。

話を戻します。「各出品者がだしている商品は、単純作業のアウトプット」という話をしていましたよね。これは、まず、一般的に「安いものをさがすために、お店ではどこを見ればいいのか?」という知識を得ます。今は、大雑把に、お店は安売りしているもの、特価品であることについて色々なメッセージをだしていることを理解してください。

それは、たとえば、ワゴンに入っているとかであったり、値札の色が違うとかであったり、手書きであったり、シールが2重にはられているとかであったり、一般的な安売りされているお店側がだしているルールを知る必要があります。

そして、次に仕入れ先(お店)ごとに、個別のルールがあるので若干の修正をするんですね。先日イオンで手帳を買ってきましたという記事を書きましたが、あそこで、でているシールの色も1つのルールですよね。紅白のシールを探すこと。実際は、それだけだと足りないので、後日見るべきポイントをつけくわえます。

いいたいことは、お店ごとに癖があるので、それに合わせてルールの修正が必要です。そして、見るべきポイントを把握して、Amazonの画面やツール画面とつきあわせて、ぱっと判断する。できるだけ「単純作業」に落とし込んでいく。本当に作業なんです。そして、「型」があります。やり方が決まっています。パターン化されているんですね。

こういうノウハウを言葉に落とし込んでいくのも技術が必要ですが、できるだけ、みなさんの参考になるように頑張っていきたいと思います。

まとめますね。せどりで一定の実績をだすには、あなたのセンスや感覚は必要ありません。商品知識も必要ありません。

結果をだすには、お客様のニーズにかなったものかを「リサーチ」する必要がありますが、それは、「単純作業」になります。

一定のお店にいって、この「単純作業」を行うと、およそこういう結果になるというのが、各せどりを行っている出品者の提示している商品(ラインナップ)なんですね。

なので、仕入れ先が共通している出品者の商品は、「あぁ…これはどこどこで買ってきているな。仕入れ先がかぶっているな。この商品も対象にしているんだな」というようなことを考えることがあります。

ようは、あなたの持っているルール:単純作業を各お店で実行していくと、おのずと、お店に並ぶ商品が決まっていくんですね。決して、個人のセンスや目利き判断ではありません。

あるお店で決まった型を行うとこうなるという考え方に近いです。後日仕入れ編の中で説明していきたいと思います。

なので、「コーヒーメーカーや、ポッドは過去にあつかったことがないので、不安がなくはないですが当然リサーチはしていますので、まず大丈夫なはずです。」ということについても、

およそ、やったことはないけれども、いつものルールをあてはめているだけですし、その意味では実績もあります。なので、あまり心配はしていないですし、安く買ってきているため、かりに失敗しても痛手にはなりません。

少しでもみなさんの参考になってくれると嬉しいです。

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