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【食品せどりの許可申請】食品卸業者を探して、必要書類を集めよう

time 2017/02/07

【食品せどりの許可申請】食品卸業者を探して、必要書類を集めよう

みなさん、こんにちは、よっしーです。

先日の「食品せどりの許可申請に必要な書類って何?」のブログの中で、必要な書類について確認をしました。

必要な物は「食品の卸業者が発行する請求書」に、追加情報として、会社看板に「卸」の文字が入った写真と書きました。

これが全体的に必要なものです。でも、実際にどう集めてくればいいの?という人もいます。

なので、今回は、その具体的なやり方について説明をしたいと思います。

【ポイント】
①食品の卸業者をさがす
②請求書(必要な3点セットをそろえる)と写真をそろえる。

みなさんが、食品の卸業者をさがすやり方として、一番現実的なのは「卸売り市場」です。

google検索で、「自分の住んでいる県」+「卸売市場」で検索をしてみてください。僕の場合は、千葉なので【千葉 卸売市場】というワードで検索をしました。

おそらく、どの県でも大体あるはずです。そうすると、場所にもよりますが、複数ある場合には「どこどこ卸売市場」と地名と一緒にでてくると思うんですね。

まずは、どれかを選んでアクセスというところをクリックして場所を確認してください。「どこどこ市場」ってどこにあるの?ということです。

また、画像検索もして、外観や雰囲気を大雑把につかんでください。これは、たまに、市とかの行政が案内しているページがあるからです。簡単にいうとイメージがしにくいからです。

なので、画像検索をしてください。おそらくみなさんが一般に「市場」といわれてイメージするような写真がでてきますから。

みなさんに知っておいて欲しいのは「卸売市場」はもともと、業者の方々で取引を行っていたものなんですが、一般の人にも解放しているのがほとんどだと思います。

僕は、千葉なのですが、ホームページに市民感謝デーとうたっていることもあり、その日にしか入場ができないものだと思っていました。

しかし、実際には違って、とくに市場が祝日でなければ、基本的にはいつでも入場できます。ゲートはありますが、何も言わずに入れます。また、何かいいたい人は買い物に来たで足ります。

市場の人も、一般の人に市場を利用して欲しいんですね。自分たちの商品の品質の高さや、新鮮で安価な商品というのをアピールしたいんです。ご近所のスーパーとは違って、市場ならではのお買い物を楽しんでいただきたいはずなので、大体が公開されているはずです。

まずは、近くの卸売市場がどこにあるかを把握して、駅からどういくのかを調べて下さい。

卸売市場にはたくさんのお店があります。おそらくホームページなどでもどういったお店があるかは確認できます。ただし、Amazonの食品申請という視点でみたときには、対象となるのはその一部です。

まず、水産・青果・食肉で書かれているお店は難しいはずです。水産は、お魚がならんでいるお店ですね。また、白菜や生野菜がならんでいるお店や、食肉が大きくならんでいるお店では、バーコードがついている商品をさがすことは難しいと思います。なので、Amazonの食品カテゴリーの申請にはむきません。

いくのは、総合食品や、食品として案内されているお店です。おそらくスーパーで売っているような商品を置いてあるお店です。そして、一番いいのは、看板に「卸」と書かれているようなお店です。

ちなみに、iタウンページなどのネットから検索するやり方もあるかとは思いますが、おすすめしません。これについては、必要なコストだととらえて現地に足を運んでください。

理由は、みなさんに「請求書」を書いてくれるようなお店は、家族経営の小さなお店で ネット上に情報があるようなお店でないことがほとんどだからです。

市場内、市場の周辺にはネット上に情報がないお店が多くあるんですね。なので、行かないとわからないです。ここにやり方を書いても、実際に行動する人というのは、ほんの一握りなんです。

逆に、行く人の方が少数派なので、単純なことで差がつけられるはずです。市場内には、美味しい食堂もあるので、休日を1日潰すつもりで、食堂に食べに行く、そのときに、対象となりそうなお店もみてみてる。

ただし、必ずいく。そのスタンスでいいのではないでしょうか。

ここまでは、地元の「卸売市場」に足を運んで、総合食品や、食品として案内されている「卸業者」をさがすという話でした。卸業者も看板に「卸」という字が入っているのがポイントというのは大丈夫ですよね?

それでは、次に「請求書」のもらい方です。何点かポイントがあるので、長くなりますが内容をよく理解してください。

みなさんは、お店の人(卸業者)に話しかけなければいけません。まず、重要なのは時間です。市場というのは午前早くから正午12:00ぐらいまでです。お昼には閉まります。

そして、お店の人はそこそこ忙しいです。なので、お願いをするときは、閉まる前の落ち着いた時間に話をして、翌日出直してきてください。具体的には、11時頃から11:30にお話をして、それでは明日また足を運びますというやり方がいいかと思います。

もちろん、お店がすぐに応じてくれる場合には臨機応変に対応すればいいですが、あなたが、取引を行っていない間柄で、急がしい相手にお願いをしているという立場であることは理解してください。

次に、これも重要です。「服装と言葉」です。なんで、わざわざそんなことを…と思うかもしれませんが、すごく重要です。市場で働くような人に警戒されたり、好かんと思われると、もうそれで終わりなんですね。あやしまれた上に、すぐ断られます。

市場内の卸売店は、特定の人たちに商売をしているので、知らない相手を警戒することがあります。とくに見たことがないようなタイプに閉鎖的なんですね。また、肉体労働系で働いたことがある人はわかると思いますが、挨拶や声がけというのは、現場ではすごく重要です。

なので、ポイントを書きますので、理解してください。

ポイント①:服装は機能美で

まず、服装です。google検索で卸売市場とうって、画像検索をしてください。いっぱい画像がでてきますよね?

みなさんが見るのは、そのうちの、お客さん側(市場服でない人)の格好です。1つ1つ写真をみていってください。小売店や飲食店、納品業者から一般のお客さんまでいっぱいいるかと思いますが、市場に来ている人がどんな服装をしているかをよく理解してください。

いいですか?ここは軽く考えないでくださいね、すごく重要です。必ず、あなたの服装が市場で見渡した際に、不自然にならないかをチェックしてください。

1番いけないのは、おしゃれ過ぎる格好です。派手なカラー、スポーティーなファッション、かっこいいスタイルというのはプラスになりません。男のピアスなんて論外です。

チャラチャラしていると思われたらそこでアウトです。話を聞いてもらえません。普段オシャレな人…これは、申し訳ないですが、卸売市場ではあなたが想像できる限り目一杯のダサイ格好を貫き通してください。サラリーマンなら、スーツもやめた方がいいです。何しにきたの?と思われます。

ベースにある考え方は、作業ができる格好で、よごれても構わないものなんですね。もちろん、現場の人と、お客さん側では違うところもありますが、基本はちょっとしたシャツに、チノパン、作業靴程度でいいんです。

ポイント②:言葉はハキハキ誠実に

みなさんは、本職でもアルバイトでも肉体労働系の仕事をしたことがあるでしょうか?ぼくは、アルバイトですが、引っ越しから、建築、マグロ水産市場、冷凍庫、倉庫、パン工場、地下鉄工事など色々な現場にいったことがあります。

こういった仕事では、言葉もポイントです。挨拶と声がけは重要なんですね。挨拶はきっちりして、話すときは、ハキハキとストレートな言葉で話すのが大切です。

「こんにちはー!!」と大きな声であいさつして、ハキハキしゃべる。丁寧な敬語は使わない。シンプル・ストレートに話すということに気をつけてください。

大体の人が苦手かと思いますが、これができずにボソボソ話したら、これもアウトです。あなたも「個人事業主」として、1つのお店のトップなんですから、堂々と、胸をはって話してください。

市場の人は、ぶっきらぼうに見えても、根はすごく優しいことが多く、誠実な態度なら、結構話を聞いてくれます。なので、話すことが苦手でも、そのときだけは、この辺に注意してください。

営業マンのように上手に話すではないですよ。不器用でいいんです。だけど、ボソボソしない。妙な敬語入れない。わかりやすく誠実に話す。これは頭の隅に入れておいてください。

ポイント③:

実際の交渉になります。ちなみに名刺はあった方がいいですが、なくても大丈夫です。しかし、まず、何より事前知識としてこれを知っておいてください。

それは、取引慣行です。みなさんは、Amazonの食品カテゴリーの申請に「請求書」だけあればいいのですが、実際の商取引では3点セットです。

「納品書・領収書・請求書」です。

みなさんも交渉をすると、おそらく「納品書と領収書」はすぐに出してくれるお店が多いと思うんですね。

ちなみに「納品書」というのは、商品だけみると、注文した人が「あれ?これを頼んだっけな?」と思うことがあるので、お店が全体の注文商品や数量を記載した紙を「納品書」として渡してくるんですね。

これはお互いに注文した物と商品とのズレがないよう確認するための書類です。小売店でも、商品をたくさん注文すると発行する場合があります。また、「領収書」はいいですよね。商品の対価として金銭を受け取りましたよと確認する書類です。

実際の交渉のときは、会社として商品を頼みたいといって、まず「納品書と領収書」をだしてくれるかを聞くことになります。ここは、卸業者ならまず問題になりません。出してくれます。

それプラス、「請求書」が必要なことをあなたは切り出す必要があります。本来、「請求書」は、取引がある相手に対して、商品の代金を請求する書類です。通常、代金の内訳の明細や銀行の振込先などが記載されます。

ようは「注文している人が、卸業者とある程度取引していて、注文後に銀行振込をする場合に使う書類」なんです。なので、通常、取引もないような人にだしてくれません。

なので「請求書」だけお願いしてはだめです。卸業者に疑われるし、断られます。

みなさんは切り出し方として、まず「納品書と領収書」は出してくれることを確認した上で、「請求書」もセットで書いて欲しいことを伝える必要があります。

理由としては、「取引先がしっかりしたところから仕入れているかの証明が欲しいといっていて、領収書だけでなくて請求書も必要と言っている」でいいかと思います。

事実、あなたが取引している先はAmazonになります。なので、内容に嘘・偽りはありません。

そして、請求書の書式をもっていて「これでいいの?」といってくれるときはいいですが、「いやー。うちは請求書ないね…」といったらどうしますか?

そのときは、じゃあ、請求書についてはこちらで持ってくるので、そこにちょっと3分程度時間を頂いて書いてくれますか?とお願いすればいいんです。

具体的には、請求書は自前でつくります。そして、商品の数量と単価、後は「卸会社」がだれかを書いてもらう。法人名、住所、電話番号(会社のハンコでも通ります)とかです。また、銀行口座の記載はなくても通ります。
請求書の作り方は別記事で書きます。でも、ここでもあまり難しく考えてはいけません。シンプルなことはシンプルにやればいいんです。目的との関係で過度に難しくしてはいけません。

こちらの記事を参考にしてください
請求書は自前で用意してしまおう

なので、全体の頼み方としては、

「こんにちはー!!」と大きく挨拶して、「すいません。会社で来ていて今日名刺はないんですが、商品を頼みたいんです。まず、納品書と領収書はもらえますか」と聞きます。そして、まず、そこは問題ないので、次に、「取引先がしっかりしたところから仕入れているかの証明が欲しいといっているので、請求書も必要なんですが、ちなみに書いてもらえますか?」と聞くだけです。

いいですか?請求書を発行してくれる卸業者は考えているより多いです。せどりでは、問題にあたることが多いですが、それは人生でやったことがないから困っていることがほとんどです。

なので、まずは、google検索です。そして、全体像や必要な手続きを大雑把に把握する。そして、具体的に行動に落とし込む際に、わからないことがでてくればまた調べるのですが、

どうしても、わからないことがあったりします。そのときは、仮説をたてて、実際に現地へ行ってください。ネット検索をしているだけの人とは違った成果を得ることが出来ます。

ここまでが、「請求書(必要な3点セットをそろえる)」の「請求書、納品書、領収書」をそろえるといった話です。

次は、「写真」です。

卸業者の外観写真を撮っておきましょう。会社名と特に「卸」の文字が重要です。

「食品せどりの許可申請に必要な書類って何?」の記事で書きましたが、審査する側(Amazon側)では、即日結果が返ってきますので、おそらく調査会社に依頼をするといった実質的な調査はしていないはずです。
やっていることは、おそらくgoogle検索程度だと思いますが、少なくとも「会社が存在しているか、小売りをやっていないか」がわからないと担当者は上司に承認をもらいにいきにくいはずです。

みなさんに「請求書」を書いてくれるような卸業者は、家族経営の小さなお店で ネットに情報があるようなお店ではありません。

当然、会社が実在しているか、卸会社であって小売りをしていないといった追加情報をAmazonに提出して、補足をしてあげてください。ここでは、提出した書面の筋さえ通っていれば十分です。それでAmazonの担当者は必要事項のチェックリストを確認して、承認をもらいにいっているはずです。

その追加情報が「写真」なんですね。そして、写真は、携帯のカメラで十分ですが、お店の迷惑にならないように撮影してください。

頼みにくい人は、市場は正午12:00以降に閉まりますので、食堂でゆっくりご飯を食べた後、13時頃に外観をおさめる程度でもいいのではないでしょうか。

どうでしょうか?ここまでが、必要な書類の集め方になります。請求書の入手は意外と簡単です。もちろん相手がいることなので緊張はしますが、難しくありません。せどり全般にいえることですが、こういうのが難しく感じるのはみな人生でやったことがないからです。

僕も最初に請求書というものが、どういった形かもわからないのに、どうやって入手すればいいんだろうと悩んでいました。自分の知らないこと・経験したことのないことは難しく感じるので、みなさんが悩む気持ちもわかります。

しかし、こういうものは、まず、問題となる部分をできるだけ大づかみに把握する。全体像の把握ですね。そして、どんどん小分けにして行動に落とし込めるよう、問題となる部分やキーワードを調べていく。そのベースはgoogle検索で十分です。そして、どうしてもわからないことがあれば、とりあえず現地に足を運んでみて一生懸命考える。そうすれば、大体解決します。

今回、僕自身は一度この作業をやってしまっているので、知識・やり方についてはこのブログでまとめておきますが、ここでやり方そのものずばりを書いたとしても、おそらくみなさんは、まだ、イメージできない部分が残ると思います。

半年前の僕が悩んだように、みなさんも同じ思いをするかもしれません。僕は当時よくわからないまま現地に足を運びました。おそらく、みなさんも、そういう部分は残ると思います。

ですが、最後に残ったわからない部分は、下手に考えるよりも、実際に現地に足を運んでみるとイメージができます。内容はよく読んでください。やり方もよく考えください。ただし、わからない部分が残るときがあります。そこについては、必要なコストだととらえ現地に足を運んで自分の目でみてください。

おそらく、そういった経験を通じて、みなさんも気づくことがあると思います。せどりとはちょっとした問題発見と解決の繰り返しなんです。

そして問題解決のパターンをなぞっていることに気がつくはずです。そこに意識が向いたとき、せどりは楽ではないけれど、難しくないなとわかります。

このブログがみなさんの参考やヒントになってくれることを祈っています。

いつも読んで頂きありがとうございます。不慣れでも僕が悩んだりした部分について時間をかけて一生懸命作りました。1日ごとに、ぽちっと押して頂けるとランキングに反映されて、僕もこのブログが少しは参考になっているんだなと安心します。そして、また、みなさんにできるだけ結果がでるような情報を提供するモチベーションになります。ぼくも、みなさんの応援が必要です。

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