よっしーの食品せどりと田舎でオールジャンルせどり

楽天市場がフルフィルメント?!!アフィリエイト料率の変更だけじゃない。コストや考え方ってどうなるの?

time 2018/08/25

楽天市場がフルフィルメント?!!アフィリエイト料率の変更だけじゃない。コストや考え方ってどうなるの?

楽天アフィリエイトの料金パーセンテージが変わりますよね。ブログに広告を貼って商品が売れたときの報酬が1%から、2%-8%になります。

実際、こんなツイッターも。

アフィリエイターとしては、報酬がMax 8倍になるかもって喜びです。でも、少なくとも楽天にお店を出している人は、ちょっと気になりませんか。ショップの負担・コスト増えるんじゃないのって。料金体系の変更って大体そうだよねって。

これ、なんとなくいやな予感がしますよね。でも、今日はなにがネックになるかを見ていきましょう。何個かあります。でも、大きなところでは、あまりアナウンスしてないけど、楽天は構造改革しようって考えているので、そこについて考えてみたいと思います。

でも、このブログでは、ネットショップや、アフィリエイトをやったことがないって人も多いので、そこだけ最初に確認して、楽天にお店を出している人としては、これコスト高くなるんじゃないの?ってところを見ていきましょう。

すでに言葉について、詳しく知っている人はごめんなさい。

1 そもそもアフィリエイトってなに?

アフィリエイトって商品紹介のことです。紹介をして、商品が売れると報酬がもらえます。テレビでいえば、通販番組が一番イメージしやすいかな。

この記事なんかおもしろくて、掃除機の「ダイソン」を紹介したショップチャンネルが、1日で7億9000万円も売り上げたとかね。マンションとかじゃなくて、掃除機をですよ!ダイソンを売ることでメーカーから報酬がでます。

https://netshop.impress.co.jp/node/3384

でも、テレビもブログもそうだけど、自分のメディアで広告を差し入れることで、商品を売ることができます。売れたときは、報酬の1部がもらえます。

ブログはどちらかというと、通販番組メインよりかは、間に広告を入れるスタイルの方が多いかなって思っているけど。でも、そこもテレビと一緒です。自分で記事や番組を作ってアクセスを集めて、合間にコマーシャルを入れる。それで報酬をもらう。

ブログとかでも、レビューとかだったり、色々な商品が紹介されているでしょ?そのお金は広告会社からもらっています。だから、アフィリエイトって「広告をしてね!」ってことだけど。「使用者目線よりで、商品を紹介する」ってところがちょっと違うのかな。

なにかを物やサービスを売るって仕事の中で、広告の部分をあつかっています。

報酬って意味では、広告会社からでているけど、もちろん、おおもとは、その商品を売りたいメーカーやお店がだしているんですよ。今回だと、ネットショップでお店を出している人が、自分のところの商品が売れるように「広告費」をはらっています。商品をもっとおススメしてねってとこで。

2 モールに来てね!by テナント全員

楽天の広告って、お店を出す人からすればちょっと変なんですよ。

広告って、自分の持っている商品を売りたいからだしていて、Amazonだと、自分の持っている商品に広告をかけれます。お客さんが商品が気になってクリックしたときには広告費を払います。

たとえば、サラミでいきましょうか。

Amazonの、https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B01GZQWPWS/で見てみると、

なとり 黒胡椒サラミ 50g×5袋がでてきます。ちょっとおいしそうですよね。だけど、今回はそこじゃなくて、その下にあるスポンサープロダクトに書かれているのが「広告がのった商品です」

実際、Amazonだとカートを取るって表現になるけど、トップ画面にボン!って表示されているお店の広告が有効になので(大体一番安い値段をつけているお店)、広告をだしたお店の商品が売れていきます。

でも、楽天だと、自分の商品に広告じゃなくて「うちのモールに来て!」ってお金を負担していますよね。お店全部でで1%。

これなんかもそうだけど、ブログを書く人は、この形で書くときは、お店を紹介しているわけじゃないってところです。モール単位で商品をおすすめしますよね。必要ならば、Amazonや楽天で買ってねって。どこどこのお店でって話ではないです。

Amazonや、Yahooショッピングとかの大きなモールがある中で、「楽天市場」って大きなモールにお客さんを呼ぶための広告なので、ほんとうはモールが負担した方がわかりやすいってのはあります。

ちなみに、Amazonのタブも表示されているけど、ここの広告はAmazonが負担しています。モール負担。Amazonアソシエイトというけど、Amazonにお店をだしている人の負担ではないです。

楽天アフィリエイトも、Amazonアソシエイトも考え方は、モールに来てもらうための広告で、Amazonの場合は、Amazonが、楽天の場合は、楽天モールにおいでよ!って広告を、楽天のお店全部が負担しています。

ちょっと、変わってますよね。

3 コストってどうなるの?

1 モールはコスト減るよっていっている

楽天でお店を持っている人からしたら、これコストがすごく重くなるんじゃないの?ってありますよね。現状は、売れた値段の1%が負担だったのに、それが2%から8%になるわけだから。

ちなみに、お店を持っていない人からするとピンとこないだろうけど。普段お店で見たことがあるような商品ってそんなに利益率がよくないんです。もちろん扱っているもので大きく違うんだけど。

たとえば、食品とか飲料とか、みんなが繰り返し買ってくれるようなものって、大雑把に10%-20%ぐらい。1000円の商品売って、利益が100円。その中から、コスト10円だったものが、20円から80円にアップするといったら困るでしょ。

楽天としては、お店のコスト減るよって考えてます。96%のお店は。それは、この後説明するけど、アフィリエイト報酬が発生しなくなるから。

2 楽天アフィリエイトの報酬って、なにが変わるの?

1 レート2倍から8倍。でも、ボーナス発生確率30分の1以下

このツイートあったでしょ。これ、ちょっとお花畑なんです。ボーナス8倍なんてあるわけなくて。でも、ボーナスなんて、発生しなかったら、8倍だろうが20倍だろうが意味がないんですよね。

もちろん、理由もあって、楽天アフィリエイトをする人にはあまり情報がいってないんですよ。お店には情報がいってても。

たとえば、なにが変わったか見てみましょうか。Jill Tone Blogさんのブログが一番わかりやすかったので、おすすめしたいのですが、ちょっと画像を引用しますね。

【楽天アフィ新報酬体系】新料率・変更時期・上限の有無の確定情報まとめ

 

これです。今までは楽天のリンクを踏んでから、30日以内に購入すれば報酬が発生しました。条件としては広いでしょ?実際やってみるとわかるけど、だからといってポンポン発生するわけじゃないし大変なんだけど、間口としては広いんです。

だから、アフィリエイトをする人も楽天をすすめるんですね。

たしかに、お店からすると、30日以内になにかしら購入だと、紹介と関係ないんじゃないの?ってところはあるけど。これ自分のお店に来てもらうってところより、まず、楽天市場っていうモールに来てもらうところの話をしています。

楽天でもAmazonでも、お目当てのお店がなければ、トップページから、商品検索をしますよね。順番としては、モールからテナントです。じゃあ、今後アフィリエイトからモールへの誘導はどうなるの?っていうと、報酬はすごく発生しにくい。

なぜかといったら、お客さんがリンクをクリックして、24時間以内にカートに入れてくれたらって条件がたされているから。お客さんが「これすぐ欲しいな」って商品でないと、成立しない。

リンクをクリックして、すぐ買い物カゴに入れる。スーパーセールや、5の倍数デーやお買い物マラソン以外はそこまで多くないだろうなって。

ちなみに、アフィリエイトをする人からすれば、楽天のファンがいることもわかっているけど。「これすぐ欲しいな」って商品はAmazonをすすめます。料率が2%-8%で高いし、すぐ配送されるから。

人にもよるかな。でも、Amazonのファンって、プライムユーザーなんかとくにそうだけど、料金を払っているから早くつくことに期待をしている人がすごく多い。

たとえば、Amazonのセミナーも行くとわかるけど、父の日・母の日のギフトとかでも、Amazonのお急ぎ便は、当日につくこともあって、ギリギリまで成り立ちます。

それは、Amazonが商品を1度倉庫に預かって、配送をかけてるから。すぐ届く。ここに価値があると思っている人が結構多いです。楽天は今のところ、お店をやっている人が配送してますよね。各ショップによって発送・お届けまでの期間が違う。

仕組み上しょうがないんだけど、「すぐ欲しい」ってところにポイントがある場合は、Amazonをすすめた方が、いいってのはあります。

2 ノー買い物カゴ・ノーリターン

楽天は、Amazonみたいに報酬が1000円とリミットをつけていないので、高い商品は楽天をすすめた方がいいのかなって思うけど。

アフィリエイターは嬉しくないですよ。だって、楽天アフィリエイトを選択する人って、報酬料率が基本1%と低いのはみんなわかった上で、広告をつけているから。

楽天アフィリエイトをする人は、2大モールだから、当然、Amazonアソシエイトだって申し込みます。その中で、クリック保持期間が30日あることを重視しています。ポイントは、報酬が低くても、まず発生するだろうの期待値がメインです。

お店の人だって、300円で仕入れたものが、5000円で売れるとか。ものすごく利益率が高い商品でも、人気がなくて、そもそも売れなかったら意味がないでしょ。

アフィリエイトをする人にとっては、この成果が発生することが「売上」です。買い物カゴに入れる時間が29日までならわかるけど、24時間以内ってすごくバランスがわるい。

Amazonを意識しているのはわかるけど。まだ、ワンデリバリーになっていない。現状の配送システムがなにも変わってない段階で、ここ変えても、なにがしたいんだろうなぁって思います。

アフィリエイトをやる人からしたら、愚かな…なんて愚かな…ですよ。ごめんなさい。ここは茶化しているけど、でも、変更後は、しばらく、楽天より、Amazonをすすめていく方向になるんでしょうね。

ほんとは、この買い物カゴに入れるタイミングをもっと調節すればいいんだろうけどね。でも、楽天として考えていることは、実質的にモールへ誘導する広告コストは抑えたいって思っているはずです。だから、24時間以内に買い物カゴなんですよ。

4 ほんとにお店のコストも減る?

1 入ってきた注文がアフィリエイト経由か知りたいよね

お店のコストは減るよって試算がされていても、ちょっと心配ありますよね。だって、現状、楽天でお店を出している人は、入ってきた注文がアフィリエイト経由かどうかがわからないですよね。その中で、1%とられているでしょ。

言葉としてでているのは、ちょっと難しい言葉、「すべてのアフィリエイトリンク経由の購入額に対して、商品ジャンル別に設定された料率を適用」って言ってます。

アフィリエイト経由で買ってくれたものは、商品グループごとに、広告コストをかけていきますよって。楽天出店者は、入ってきた注文がアフィリエイト経由かどうかがわからない中で、2%-8%ってどうかなって思います。

ここはわかるようにしてくんでしょうけどね。そうじゃないとつながらないから。

2 あまり料率について考えられていないよね

料率については、Amazonアソシエイトにパーセントをあわせています。でも、ここもあまり、楽天の特性をあまり考えてないんですよ。

ちなみに、Amazonアソシエイトって、ざっくりといえば、衣食住の「衣・食」が高いです。食べもの・着る物が8%。あとは、大体3-5%になるのかな。高額商品は2%になるはずです。

これ高くしている理由が、Amazonがブランドで弱いところなんです。イメージとして、ファッションや食べ物って、楽天の方が強いでしょ。商品ページの説明も詳しいし。

たとえば、生ズワイガニのページ。

楽天で、https://item.rakuten.co.jp/kouragumi/100005/をみると、こんな感じです。

実は、楽天のページってこの後がおいしそうで、食品部門で3位をとったのかってところから、刺身よし。濃厚バター焼きよし。天ぷらもよしって書いてあるんですね。なんといっても鮮度自慢!。こういうのが楽天のいいところです。

Amazonはどちらかというと

Amazonのページを見ると、https://www.amazon.co.jp/%E7%AF%89%E5%9C%B0%E3%81%AE%E7%8E%8B%E6%A7%98-%E3%82%BA%E3%83%AF%E3%82%A4%E3%82%AC%E3%83%8B-%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3-500g-2-3%E4%BA%BA%E5%89%8D/dp/B004P8EBIA/ref=sr_1_6?ie=UTF8&qid=1535146744&sr=8-6&keywords=%E7%94%9F%E3%82%BA%E3%83%AF%E3%82%A4%E3%82%AC%E3%83%8Bすごくシンプル。

これ、同じ会社の商品でこうですからね。やっぱりマーケットの特徴がよくでています。

楽天ってじっくりショッピングを楽しむところなんです。そして、お店にお客さんも来てますよって活気をみせるところなんです。どちらが正しいかってのはないと思うけど。

楽天の特性ですよね。ファッションや食べ物を8%にしなくでもいいんじゃないかなって。楽天って市場なんです。生産者の顔が見えるって特徴。

Amazonは効率性の美学みたいなマーケットだけど、楽天はフリーマーケットイメージです。ワイワイガヤガヤ。見て雰囲気を楽しむ。もともと、イメージを膨らませて差別化できてるところ、ファッション・食べ物・飲料は8%いらないのかなって。

それに、お店だったら、食品を扱っている人は食品・飲料がなんで8%なのっていいたいですよね?リピート商品って薄利が多いです。

繰り返し買ってくれるから安くなるんだけど、商品によって、8%も利益取ってないだろうなって。まぁ、こういうのは全体的に値上げするはずです。Amazonでは倉庫におさめる送料を無料にしたことがあって、そのとき、ものすごく安い値段で出品する人がいました。配送コストがないから。10円・20円の利益で。

送料が戻ったら、全体が値上げしたのでお店としては、自分のところだけ高くなるってことはないけど。心配なところですよね。

5 楽天がやりたいことって?

1 ビバ! フルフィルメント

2020年までに、物流の機能をあげたい!って言っています。ワンデリバリーサービス。Amazonと同じやり方。あなたがネットショップに興味があったら、モール型の出店を検討してみてもいいはずですよ。もちろん、サラリーマンも。Amazonの方はとくにね。

なんでかといったら、ショップの店長のメインの仕事は「商品を買ってきて、Amazonの倉庫に送ること」だから。「仕入と、納品」がメインです。もちろん「仕入」はノウハウがあるので、最初難しいけど。なれるまで時間がちょっと必要だけで、サラリーマンのルーティン作業より簡単です。

Amazonがメインのところを見てくれる。注文が入ったときのピッキング・梱包・配送・入金管理。仕入と納品以外は「あなたのために色々とやっといてくれる」。このことを「フルフィルメント」といいます。AmazonのFBAって、フルフィルメント by Amazonの略です。Amazonがあなたの代わりに、販売に必要なメインのところをやっといてくれる。

楽天もフリーマーケットイメージから、楽天ブランドでモールで一括管理っていうものをイメージしています。

実際に「楽天EXPO2018」で発表された内容がわかりやすいだろうけど。言っていることは、楽天で商品を持って、お客様の注文から販売までモールがやるよって言っています。

まず、ユーザーの属性から、モールでもおすすめしますってところですよね。

楽天で管理するメリットは、やっぱり配送。すぐ欲しいってニーズと、仕事で家にいないってニーズがやっぱり強いんですよ。

ストレスから解放っていってるしね。

へぇぇ。自動化の部分を相当強めるんですね。置き方・スペースで人間が入ることをあまり想定してないでしょ。

注文から、発送まで自動だってことですよね。

そのために、倉庫を作って、物流を持ってきますよって。この図だと即日配送には物流センター足りないんじゃないかな。とくに首都圏。でも、方向性としては、圧倒的物流力をつけたいってことです。

会議が長引いて受け取れないときも、クリックでリアルタイムに届ける時間を変更できるってところです。ここが楽天の問題意識なんでしょうね。「すぐ手元に届く。受け取り方法も色々選びたい」

最後は、映画のシーンみたいになってるけど、楽天が管理したいんですよってことです。

このインプレスの記事なんか面白いからおすすめしたいんだけど、内容をちょっと引用しますね。

https://netshop.impress.co.jp/node/5672

楽天がインフラの部分は全部やっていきますよってことです。預かってすぐ送る。対応も柔軟に、

とくに、この記事のユニークなところって、ここです。楽天に出店している人には、物流機能を柔軟に開放してきますよってところ。

モールだけじゃなくて、ネットショップの配送もやるだろうし、3PLというのは「メーカー⇒問屋⇒小売り」の流通システムのことだけど、

お店が商品を持たないって考え方。まず、メーカーや問屋が楽天の倉庫に送っちゃって、お店としては、データ上「仕入・納品」をする。売れたら、楽天が配送。

Amazonでは、お店が「仕入・納品」をするけど、楽天としては、メーカーや問屋に「仕入・納品」もやらせるというのはあるかもねっていうのは、面白い発想だなって思います。

これができたら、注文→お届けだけじゃなく、仕入⇒注文⇒お届けまで一気通貫。なるほどって。

料率も画像を引用しますね。

赤いところ。食品・飲料・ファッションは8%と高くなっています。

オレンジのところは、健康・医薬のカテゴリーですよね。5%群。

ちょっと外でなにかをするイメージは緑の4%になってきます。

あとは、家とか日常にまつわることは3%のようなイメージになるのでしょうね。ふーんって感じです。

5 方向性大転換…

これね。思いませんか?楽天らしくないなって。色々な個性を持ったお店の集まり。楽市・楽座とは逆の発想だから。

楽天は表立ってアナウンスしてないけど。背景を白抜き画像にする施策もそうだし、バックにある発想って、個性をへらして、画一的なパッケージにする。画像とかもそうだけど、そのことで、いろいろなところで使いまわせて、効率化を図るって考え方です。

楽天って商品のページがつくりこまれているから、これを楽しんでいる人もいるけど、さっきの楽天EXPO2018の施策は、ユーザーの属性から、携帯でおすすめを表示するよっていってますよね。

だから根っこには、それぞれの個性より、「ユーザーが、欲しいときに、欲しいものをスっと手に入るようにする」ってことにプライオリティを置くよって内容です。

これって競争の話ですよね。データ分析をしたうえで、マッチングしたものをユーザにスって差し出す機能。Amazonが値段が安いことが多いのって、ひとつの商品ごとにお店が並んでいるところがあって、それって値段ってフィルターがあって、ユーザーが見比べることができるからです。根っこには、細かいカテゴライズがされているから。

だから、アフィリエイトの料率も「以前から1%だと報酬が低いという要望があったから今回見直した」なんて、そんなとこに意図はないですよね。

楽天が細かく入って来て、よりデータを分析する。そして、活用するが趣旨だろうなって。楽天コントロールメインで。

だから、分析の過程で、リンクを踏んで30日って日付があくのも。データとして、原因ー結果の結びつきが弱くなるからいやなんでしょうね。プラス、アマゾンアソシエイトと同じ料率にしているのも、モールにお客さんを誘導したいっていうよりも、条件をAmazonと同じに合わせておけば、既存にでているデータがそのまま活用できるからがメインなのかなってはずです。

商品グループごとに、広告コストをかけていくってのも、カテゴライズをすすめていきたいんでしょうね。色々な施策が、共通データをもつことに向けられているはずです。

そう考えると、アナウンスしないだけで、方向性大転換なんです。だって楽天がハイテク自動化倉庫をもって、即日配送をしていくんですよ。しかも、商品は基本全部預かるっていっています。

ベースにあるのって、データ化したいって発想です。

6 じゃあ、お店は?

そう考えると、今ある新料率の話も、大きな流れの中のちっちゃな一部です。いつから新料率へって意味では、2019年2月からだし、お店として、個別にパーセンテージを変えれるのは、2019年5月予定だけど。

新料率で、アフィリエイトってところだけを見るなら、コストは下がるでしょうね。だって、アフィリエイターが自分のブログやメディアで紹介しても成果がでないから。

でも、そこじゃないですよね、楽天は、たぶん今のやり方は構造を変えないと無理だって思ってるはずです。

今の楽天はCtoCで、お店もお客さんも個人間のやり取りみたくなっているから、構造を変えたいって思っているはずです。

だから、BtoCにするために、楽天がメインでコントロールして、楽天ブランドでユーザーに届ける。そのためには、色々標準化して、スッと届ける仕組みにするってことでしょうね。

だとすると、競争もでてくるし、コストも大幅アップするはずです。それは、楽天フルフィルメントって、考え方で、外注するってやり方だから。

楽天の倉庫で管理して、ユーザーの注文を受けたら、ピッキング・梱包・配送を楽天がやることになる。プラス、楽天がフルフィルメントをやってくれるなら、Amazonでお店を出している人で、楽天にも出店したいって人、絶対いますよね。

Amazonでお店をだしている人は、大体在庫を持っているから、素早く回転させるために、販路を拡大したいと思っています。もし、楽天がフルフィルメントをやってくれるなら。販路拡大に当然のってきます。出店料がやすければね。

だから、広告コストよりも、今後、新体系に移行できるかですよね。今後のワンデリバリーサービスの料金体系について理解していく方が重要なはずです。

じゃあ、競争がはげしくなるとやってけないの?って人もいるかもしれないけど、そこは、競争だからって過度に心配する必要はないはずです。

7 どういうこと?

ひとつは、配送料コスト。ショップを持っている人はわかるけど、宅配ってすごく高い。物流コストは大手じゃないと、交渉できないです。

ネットショップの大きなコストって、仕入と配送費だから、送料は、楽天がやってくれた方が楽になるはずです。そっきんでは、千葉と大阪にフルフィルメントセンター(倉庫)を置く。土日も対応できるようにするみたいだけど、まず、そこから。

一方で、2年で、物流をトータル管理するって話だけど。たぶん、そこは簡単じゃないはずです。時間がかかります。

今は、楽天ブックスとRakuten Direct(本と日用品)を東京23区だけですよね。たぶん、色々なデータが集まって分析ができてないと、実行するときに問題が山積みででてくるはずです。

食品なんかも、日常の温度で保管できるものだけをってことなんだろうけど、他にもスプレー缶とか、危険物用の倉庫をどうしていくんだろうって興味があります。

ようは、ガイドラインを作ったり、店舗側にも対応してもらわないといけないことがあるので、4年はかかるはずです。

ただ、その中で、Amazonのようなシンプルなページで自分のお店をどうやってお客さんの目に触れさせていくの?ってオリジナリティをどうだすのって問題がのこります。

8 自分のお店に呼び込むためのツールはやっぱり必要

オリジナリティは、楽天のページではある程度おさえて作らないといけない。楽天アフィリエイトは、、「楽天市場」ってモールにお客さんを呼ぶための、広告だから、

楽天アフィリエイターは、この商品はAmazonか・楽天でって紹介するけど。「この賞品は、このお店がオススメですよ」って、あまり紹介しない。

Amazonの場合は、商品カタログベースにお店がズラってならぶから、少なくとも自分のお店はみてもらえる。露出があるし、売れる機会が多くなる。Amazonアソシエイトの仕組みで大丈夫なんです。

でも、楽天はお店ごとだから難しいですよね。広告コストはいいですと。自分のところから売れて欲しいけど、通常ライバルのお店にリンクが行きますよね。

生産者の顔が見えるような商品を持っているのに、自社をアピールできないってやっぱり残念です。仕組み上、楽天ページでも、外部広告(アフィリエイト)でも、ちょっと解決しにくい。

結局、この辺の解決って、お店のホームページをつくって、商品のストーリーを語りながら、自分の楽天のお店にリンクで流し込んであげるしかない気がします。

さっきの楽天EXPO2018の動画でもみた、ユーザーへの商品紹介って、楽天でおすすめ機能が盛り込まれるんだろうけど、どのお店がおすすめになるかはロジックがわからない。

で、おそらく楽天は今後、少しずつ競争が入ってきます。白抜き画像とか、もう兆しはあるでしょ?Amazonとの対抗になるし、Amazonで出店している人もまず入ってきます。

Amazonエンパワーメントプランっていう、出店料を安くするプランもあるしね。

Amazonでお店を持っている人は、こういうのは1度、資料として持っているのも役に立ちますよ。販路をフルフィルメントで拡げることができるって、やっぱり魅力だから。

新しいフルフィルメント。エンパワーメントで販路を拡げるとは。楽天市場


逆に楽天の人には、圧倒的に強いところがあります。商品説明のカタログページがつくれるところ。普段作っているページ。意外でしょ?Amazonの人は、ああいうページがほとんど作れません。商品カタログ作るの苦手です。

でも、だれかが作ったカタログに相乗りできるAmazonだと、すでにページ作ってくれている場合が多いんですよ。バーコードがついた商品って大体カタログがあります。

なので、実際にページを作ったことがない人が多い。

今後、フルフィルメントって、楽天モールに任せるってことだから、コストが決まってきます。「安くかって高く売る」には、仕入を改善するか、オリジナリティをアピールすることになるけど。

たぶん、問屋もメーカーも仕入れ数量ぐらいじゃ、そんなに安くならない。

だから、楽天ってモールで、ある程度の規模のお店を持っているひとは、ホームページから自社に流すってなるんでしょうね。

お店のホームページを持つときも、イチから作るのは大変だし、こんな商品が入荷しました!って変更するから、操作が簡単なものが必要。

もちろん、業務やっていると、そこに割けるリソースもあります。

お店を経営する店長としては、個人事業で小さく頑張っている人もいるし、外部にまかせると予算がちょっと大きくなってしまう。安いところは品質が納得できない。

こんなに簡単!店舗向けホームページがすぐ始められる「グーペ」

それだったら、自分で思い切って作ったらということで「グーペ」をおすすめします。気軽にオリジナルのホームページを作れる!ってのがサービスの売りですし、感覚的にえらべるので、やってみるとわかりますが、本当に簡単ですよ。

1時間もあれば対応できるはずです。無料の試用期間がありますしね。ちょっといじってみて、判断してみるのもいいはずです。

とくに、モール型にお店をだしている人が、ホームページでも自社を紹介するって、全体的には少ないので、ちょっとアピールができるはずです。

しかも、商品でオリジナルをだす。カタログに活気や色を盛り込むってのは楽天店長が得意なところです。外部の人に、商品アフィリエイトを頼んで、ライバルのお店に流れていくよりも長期的には差をつけることができるのかなって。

下のリンクからグーペを無料で試したりもできるので、もし、気になれば、ぜひ触ってみてください。

ホームページ作成サービス「グーペ」

9 まとめ

どうでしたでしょうか?売上をあげる。コストをさげる。お店を持っていると、考えるところもあるけど。モール型はちょっとした競争はどうしてもでてきてしまいます。

楽天でお店を持っている人は、コストが上がっても、商売でやっている以上、すぐにやめれないでしょうし、やっぱり少しずつできることを増やしていくしか対処がない気もします。

やり方は人それぞれだし、こういうのは一つのやり方だけど、今後フルフィルメントについてのアナウンスもあるだろうし、色々考えてみてください。

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