よっしーの食品せどりと田舎でオールジャンルせどり

出前館って。つぶれるの?500億円の赤字の理由は、広告と配達員のコストで8割も。でも、将来性あり。新株をだして黒字・赤字も「想定内」

time 2021/11/28

出前館って。つぶれるの?500億円の赤字の理由は、広告と配達員のコストで8割も。でも、将来性あり。新株をだして黒字・赤字も「想定内」

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1 大きなところ

覇権を握るか。消えてなくなるか

打ち出の小槌と真紅に染まる宴

こんにちは。今日は、出前館って。つぶれるの?って話をしていこうと思います

で、出前館で配達をしている人。株に投資してる人。いろいろいると思うけど。

出前館って、バブルの終焉…というより、会社自体なくなるんじゃないの?って思ってる人いると思うんだよね。

だって、マーケット評価は暴落。出前館って、紙くずになるかもって評価。

10円をわった・トルコリラじゃないけど。出前館の株価自体は、1年前の4分の1です。

ちなみに、トルコリラも。もとは、日本で人気が高い通貨の一つだったんですよ。

※2007年10月の、1リラ99.145円ぐらいのときの話。2021年の今は、10分の1になってるけどね。

で、バブル終焉って気持ちもよくわかって。

この理由は、シンプル。キャッシュ枯渇するんじゃないの?って不安。いろんなところで。キャッシュ配ってるでしょ?

百億単位の広告費に火をつけながら。大赤字の発表をしてくるニュースを見て。

たとえば、出前館の株を買ってる人なら。昨年の4分の1とかになってるわけだけど。もしかしたら。つぶれるかもがよぎるかもしれない。

そうじゃなくても。たとえば、配達員とかで。

期待と現実のギャップ!じゃないけど。

バブルが続いてほしい!って思いと。いやいや。崩壊する。「10年後には、地球上からなくなっちゃうんじゃないの?」って疑問があると思うけど。

ベースは、シンプルに、キャッシュ!なくなったらどうなるの?って思いだよね。

お金くばりもつの?って。

たとえば、出前館が収入の柱の人は気になるはずだよね。

青が配達で、赤は、YouTubeとかなんだろうけど。大学生で売上100万が目の前は、すごいこと

で、キャッシュが枯渇するかって意味だと。

まず、2022年のどこかでつきます。これは、それなりの確率。

ここは、あとで説明するけど。IR上も、数字としてあらわれてるんだよね。

だからこそ。このマーケット評価だけど。

じゃあ。つぶれたり。買収されちゃうの?…となると別の話で。

…資金が本当につきたら。たとえば、アメリカのUber Eats(ウーバーイーツ)のライバルに買われてもおかしくないけど。

ここは、まず起こらない。理由は、あとで説明しますね。

でも、結論からいきましょうか。今日は、2021年の11月27日だけど。

2023年まで。もし、出前館が、資金の手当てができれば。会社としては、まず大丈夫です。

で、おそらくね。手当てはできます。

こんなにお金を垂れ流しててもね。宴のあと…だとしても。出前館のシナリオ通りになる可能性は高い。

で、いろんなケースが考えられるけど、あらたに「アスクルの文具を、配達員に30分で届けてほしい」。だから、資本連携強化として、Zホールディングスが、出前館の公募に出資しますとかね。

2022年度にどういう形でニュースになるかは、バリエーションがあるけど。結局は。「想定内か、どうか」という話。

ここで、出前館の「中期経営計画」。2023年には、黒字にするよ!ってプロットが重要になってくるけど。

この記事は、どちらかというと配達員にむけて話かけてて…じつは、出前館の決算書ってわかりにくいんだよね。

(画像引用:出前館 2021年8月期第3四半期決算説明会資料:
https://corporate.demae-can.com/ir_information/files/858bea0901574055207b5e0844960e9ba65a51db.pdf

で、3つ課題があって。

ポイントは。

「売上と、利益を大きくして」黒字にする!はいいけど。その前にお金がつきちゃうんじゃないの?ってところに答えてないから。

この株価なんだよ!っていうのが、イメージできたらいいなって思ってます。

なので、出前館の経営陣がいってる。「シナリオ」を、ちょっとチェックしていきましょう!

で、出前館の将来性については、2022年度のどこかで、ニュースになる。

「お金の手配ができそうかどうか」で、ジャッジして見たらいいのかなって思います。

では、いきましょうか。

2 出前館のリスクポイントは3つ

1 そもそも黒字にできるの?

今のプロットはシナリオ通りか

「出前館は、2023年度に黒字にする!」ことをうたってるけど

まず、シェアをとってから。利益にしていくって話なので、シナリオ通りに「答え合わせ」できるかって話をしますね。で。経費はさらっと大きなところを。

配達員の前提知識としては、こういう動画もいいはず。

ひろって欲しいところは。

「回収できる赤字が、いい赤字」…ってところ。

赤字が続いても。①およそシナリオに沿ってて。②他が、お金をバックアップできたらいいんだよね。

プラスが出せるかということと。赤字をカバーできるか話。

ちなみに、出前館の課題って3つ。

こんな動画もいいかな。

考え方は、2020年から、2023年まで。売上を9倍にできるかがあるんだけど。

その課題が3つ

(画像引用:https://corporate.demae-can.com/business/demaecan.html)

①出前館アプリで注文されたご飯の金額。ボリュームを2020年の3倍にしないといけない

②そのうち、出前館の売上を、2020年の9倍にしないといけない

③で、隠れた課題。キャッシュがもう一回つきるので、金策を手配しないといけない

 

具体的には、2020年8月期(第21期)通期決算説明会の13P以降

(引用:出前館決算説明資料:https://corporate.demae-can.com/ir_information/files/7c617dc49d1f5fd70768a150604be7f5b80f7597.pdf)

言ってることは、シンプルだけど。

出前館の決算書とか。なにこれ?ってイメージがあるので、ちょっと説明しますね。

で、のっけから。

ほうほう。GMV 428億円。YoY 144%

なるほどねって数字がでるわけです。わかるかッ!と。

(引用:出前館決算説明資料2021年8月期 第3四半期 :https://corporate.demae-can.com/ir_information/files/858bea0901574055207b5e0844960e9ba65a51db.pdf)

でも大したことは言ってなくて。

(画像引用:https://corporate.demae-can.com/business/demaecan.html)

GMVって。出前館アプリで注文されたご飯の金額のことです。もちろん、言葉は覚える必要まったくない。

※Gross Merchandise Value。出前館プラットフォームで、注文された商品の合計額。
ちなみに、YoYは、前年比です。

ほら。メルカリもそうなんだけど。フードデリバリーって。マッチングビジネスだから。

単価が高いとか。アプリを通して、入った注文の金額が高いほど有利。

大体。注文された、ご飯の金額の30%ぐらいとってます。これ、すなわち。出前館の売上。

 

ここで、2020年の中期経営計画に戻るけど。

流通金額のところ。

20/8月期から、右。23/8月計画まで。

大体。1.5倍ずつ。で、1027億円から→3400億円の3倍にしないといけない。

で、売上の方。

これは、20/8月の103億円から→23/8月の970億円に話だけど。

ざっくり9倍。

もちろん。売上って、そんな伸びる?って疑問もあるはずだけど。

ここは、さっき言った。GMV。

「出前館アプリで注文されたご飯の金額×3倍」が達成できれば。ほぼ自動的に達成できるんだよね。

なぜかというと。出前館のマッチング手数料は、ほぼ、30%ぐらいにおさまるはずだから。

こんな動画もいいかな。出前館の売上の仕組み。

とくに、注文されたご飯に対して、何%とってるの?ってとこ。ちょっと、画像を引用しますね。

ベースは35%です。ご飯から売上としてもらえるとこ。

たとえば、1000円のご飯に対して。出前館は、手数料35%とります。

つまり、350円が売上。

ただ、全部がそうでなくて。マックとか、自社配送ができるところ。こういうところは、10%ぐらいのマッチング料です。

ピザ屋さんみたいに、自分で運べるところは、そうそうにサービスを開始しているから。これから加盟するところは、35%に近くなるはず。

なので。出前館アプリで注文された額さえ達成できれば。35%の売上は確保できるよって考え方に、違和感はないはず。

たとえば、20/8月期は、1027億円に対して、売上は103億円と。大体10%を予想してるけど。

逆に、21年、22年は、売上…というか。マッチング手数料は。大体25%。

23年は、3400億円が、970億円の売り上げと、大体。28%ぐらいを想定してるわけです。

で、ちなみに。2021年の実績として。

(画像引用:https://ssl4.eir-parts.net/doc/2484/tdnet/2032047/00.pdf)

売上は290億円。目標は達成してます。

ホントは、補足があって…。メインというよりかは、ちょっと。枝葉の話。

出前館のオーダー数が、予定通りには、増えてないってネックは、ちょっと頭の隅にあってもいいです。

この送料無料キャンペーンって。カンフル剤ってことだと思うんだよね。

GMVが1138億円だから。目標の71%ってところ。

(画像引用:https://corporate.demae-can.com/business/demaecan.html)

ほんとは、22年8月に、出前館アプリで注文されたご飯の額。

GMVを、来年2500億円に持っていけるかは、ちょっと微妙です。それは、2.3倍の伸びだから。

世帯カバー率は、まだ、49%だし、「広告費をかければ → ユーザーがお金をつかってくれる」って戦略は、正しそう。

だけど、認知度以外のネックも、ちょっとだけありそうで。単価が低すぎないか。配達員が注文をさばけてるのかも、ちょっとかかってきてたりします。

たぶん、ここが見えてくるのは、2022年の8月から、10月頃だと思うんだよね。

でも、方向性としては。大きく外してないというか。

キャッシュさえあれば。達成できる可能性の方が高いです。

だから、課題3つ

①出前館アプリで注文されたご飯の金額。ボリュームを2020年の3倍にしないといけない

②そのうち、出前館の売上を、2020年の9倍にしないといけない

③で、隠れた課題。キャッシュがもう一回つきるので、金策を手配しないといけない

のうち。

2つは、ほぼクリアできます。

(画像引用:https://corporate.demae-can.com/business/demaecan.html)

GMVしだい。「出前館アプリで注文されたご飯の金額が増えれば。マッチング料(売上)も28%ぐらいにおさまるはず」

だから。アプリ注文のボリュームをあげて。そのうち、出前館のとりぶんは、10%から→30%にあげる。

結果として、売上は2020年度の9倍になるよ!って説明は、そんなに違和感なく達成できるかなって。

①出前館アプリで注文されたご飯の金額。ボリュームを2020年の3倍にしないといけない

②そのうち、出前館の売上を、2020年の9倍にしないといけない

これが、中期経営計画でいってるメインの「シナリオ」です。

スケール化の「売上」はどう立てていくのってところ。

ただ、赤字もありますよね。

赤字はどうするのって話

ここが不明確だから。マーケットが投げてるんだよね。

2 「出前館のキャッシュは2度つきる」。2022年度のお金は、大資本がカバー

打ち出の小槌は砕けない。2023年まではね

で、出前館って。隠れた課題…というか。

全シナリオを説明してません。投資家にね。

①説明してること

②説明してないことがあります

だからわかりにくいんだよね

ん?って思うだろうけど。2023年までに、「2回キャッシュがつきる」から。こういう風に、お金を調達することを説明してないです。

もちろん。1回はだしてもらってるんですよ。Zホールディングスや、Lineグループに。800億。

でも、もう1回リスクをくぐり抜けないといけない。

キャッシュが枯渇したときの対処

先日、こんなツイートをしたけど。

今期、出前館は。現金を180億円へらしてます。これってけっこうな額だけど。

(画像引用:https://ssl4.eir-parts.net/doc/2484/tdnet/2032047/00.pdf)

 

(画像引用:https://ssl4.eir-parts.net/doc/2484/tdnet/2032047/00.pdf)

こっちの方がわかりやすいかな。1株あたりの純資産。346円が、95円ってところ。

これは、会社をとりあえず現金化したときに。1株あたり、いくらになるの?って指標だけど。

マイナスになるんだよね。出前館の考え方からは

2021年だけで、251円減ってます。で、説明はされてないけど。出前館は、2022年度に、もう1回キャッシュがなくなります。

だって。今、1株95円ほどの資産はあるけど。出前館。2022年は、キャンペーンをもう打たないですか?

アプリ上の注文量。中期計画の2022年度は、+156%を予定してます。

同じ金額で、1株 250円ぐらいは使うと思うんだよね。

少なくても、GMV。アプリ上の注文達成率は、71%だから。

今年は200%伸ばさないと、ちょっと計画達成がくるしくなると。だとすると、まだまだ、広告費はマスト!

だから、IR上は、もう。キャッシュがもたない…。これが大方の予想。

でね。出前館のリスクポイント。

出前館が、生き残るために、クリアしないといけない条件の1つがこれです。

ダウンサイズで、マイナスを補填した上で、大資本に助けてもらう

出前館が、2022年につきるお金を、どう手当てするの?で、考えてることって。

おおよそ。こんなことのはず。

①資本取り崩し→②新株発行→③公募

①今ある資本金は、550億円から→1億円に取り崩して、550億円フルに、マイナスの支払いにあてれるようにしたい
減資:500億円→1億円へ

②資金が必要だから。発行株数をふやして。株を買ってほしい
株式の発行数上限を増やす:1億5000万株→5億株へ

③そのお金は、Zホールディングスが出してほしい
取締役を1人。Zホールディングスから選ぶから。資本連携強化として、Zホールディングスが、出前館の公募に出資してほしい。

こういった内容を。出前館の、2021年11月12日のIRニュースが説明してます

(画像引用:https://corporate.demae-can.com/ir_information/news.html)

もちろん。ダイレクトな説明じゃないけどね。

でも、キャッシュはどうするの?って意味だと。

①「Zホールディングスが、出前館の公募に出資します」。

で、いちおう不足の事態にそなえるため、

②「出前館も、資本金550億は取り崩して。マイナスを支払えるよう準備します」が素直な解釈。たぶんね。

ここは、いちおう予想ですからね。

もちろん、出前館の赤字は、Zホールディングスがカバーするなら。2022年の株価にも大きく影響します。Zホールディングス自体が、ものすごく大きい会社だから。

11月29日の市場は、ダウがスーパー急落してるから。わからないけど。くしくも、出前館の株主総会も、同日開催

そのあとの評価は、どうなるんだろうねってところです。

でも、株主総会の議案についても、さらっと見ていきましょうか。

3 2022年度の赤字にそなえろ

まずは、資本金の減資!

「資本金の額の減少しますよ」を確認しますね。

これは。2022年の赤字にそなえるためだと思ってます。本業だけで-500億円だすといってるから。

(画像引用:https://ssl4.eir-parts.net/doc/2484/tdnet/2047987/00.pdf)

ニュースは、資本金を550億円から、1億円以下にするよって内容。

シンプルに、2022年のマイナスを埋めるのにつかうはず

で、「節税」って考え方もできるけど。ベースは、「マイナスがでたときのために」使うと思ってます。

とくに、大企業だと。フルに550億円あてられないから。資本金を1億円以下にしたいって考え方。

もし、これが「節税」って意味だと。ちょっと、焼け石に水だと思ってて。

なぜかといったら。出前館。法人事業税は、8000万円ぐらいしか払ってないから。

(画像引用:https://ssl4.eir-parts.net/doc/2484/tdnet/2032047/00.pdf)

 

8000万円 vs 1100億

(画像引用:かぶたん:https://kabutan.jp/stock/news?code=2484&b=k202110140048)

2022年の、売上が600億ぐらい(経営計画)あるとして。「1100億円は大盤振る舞いする」といってる。

※営業損益-500億予定

そんなときに。

「8000万が、もったいないから。節税しよう」って考えないと思うんだよね。え?そっちのムダをなくすの?って。

で。外形標準課税。これは赤字の会社でも、会社の規模で、払ってねって内容だけど。

もともとは、銀行が不良債権だしてるときに。本業ではもうかってる。でも、決算としては、赤字に見えるってときに、石原都知事が、最低額の税収は確保しようって考えた制度。

出前館の、「2023年8月までの中期経営計画」を考えたら。2021年と一緒と考えても。

「広告費だけで。147億円が必要」

(画像引用:https://ssl4.eir-parts.net/doc/2484/ir_material_for_fiscal_ym/107281/00.pdf)

1Qから、4Qまで。ざっくり147億。たぶん。それぐらいかかると思うんだよね。

で、いちおう簡単な見方というか。説明を。

出前館のコスト。半分は配達員に使ってます。

あとは、広告に3分の1。残りの6分の1は、加盟店を増やすことに使ってます

内訳:1Q-4Qまで

①加盟店…料理をつくってくれるお店とかの営業に。68億。
(販管費他のところ)

②広告費は、147億
(広告宣伝費のところ)

③配達員のコストは、自社(正社員・アルバイト)と、ギグワーカーで違うけど。

…自社が94億円(人件費のところ)
…ギグワーカーが、157億円です(売上原価のところ)

人件費は、コスト削減中

で、ギグワーカーの費用がいちばん高くみえるから。

のちのち、配達員の報酬がへらされちゃうんじゃないの?

って人もいるだろうけど。

逆です。減らさない。むしろ増やすはず。理由は、割安コストだから。

ここで出ているのは、まるっとしたコストだけど。

成果報酬のギグワーカーの方が、5倍配達してるよって資料が、どこかででています。

なので、ここで出てるコストは、割り算イメージ。

待機中も、時給が発生する。アルバイトとくらべて。出来高制の配達員は割がいいので、もっと増やしていくはず。

で、2021年度のコストは、トータル484億円。

決算としては、デリバリー本業だけで、コスト470億円を使ったことがわかるから。

(画像引用:https://kabutan.jp/stock/news?code=2484&b=k202110140048)

 

そう考えたときに。お金って。まだまだ足りなくて。

出前館は、もう1回株を発行するはずです。その数。1億5000万株→5億株

(画像引用:https://ssl4.eir-parts.net/doc/2484/tdnet/2047989/00.pdf)

もちろん。既存株主が持ってる株の値段が下がっちゃうから。ぜんぶが売れるわけじゃないけど。

額面としては、800億円ぐらいの価値はあるはず。買ってくれる人がいればね。

でも、そう考えたときにの、Zホールディングスなんですね。Yahoo!Japanグループを持ってる会社。その親は、SBIだけど。

(画像引用:https://www.z-holdings.co.jp/company/groupcompanies/)

 

もっと連携していくはず

11月29日の、株主総会で、議案というか…取締役・新任が提案されてます。

(画像引用:https://ssl4.eir-parts.net/doc/2484/tdnet/2047991/00.pdf)


(画像引用:https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00005/020200171/)

 

もちろん、ヤフーのギグワークもやってた人だから。もしかしたら、出前館への投資は関係ない。今後、配達員をどう活用するの?って目的かもしれないけど。

もともと。今の、出前館の社長。Lineの執行役員だった人で、Lineがらみで、投資を受けてます。

(画像引用:https://www.jfd.co.jp/news/434/)

連携は強めていくはずなんだよね。出前館の株はたくさん保有してて。紙切れにしたくないはずだから。

同じように、Zホールディングスについても。決算資料にもあるように。アスクルの文具を、出前館が届けるってだけでなく。

国内フードデリバリー市場で。「流通総額No.1を達成する」って目標立ててます。

さっきのGMV 。アプリでのご飯注文量・国内 No1ってことですよ。

(引用:https://www.z-holdings.co.jp/ja/ir/presentations/earnings/main/02/teaserItems1/0/linkList/01/link/jp2021q2_presentation.pdf)

でも、どっちも。実現してないでしょ?

文具の配達(アスクル)も、デリバリーで「流通総額No.1」も。

もちろん。お金は、1度投資はしてもらってるけど。ここで、お金をとめても。Zホールディングスからみたら、持ってる出前館の株が「紙切れ」になるだけ。

なので、少なくても、Zホールディングスの資金力から見たら。2022年度の出前館の公募に出資するは、ありえない話でない。

逆をいえば、出前館のキャッシュは枯渇することが見えてるし。Zホールディングスが出資するなら、今、グループが持ってる、出前館の株価は底値になる。

だって、出前館はキャッシュがなくて・資本金を切り崩してるってことを含んでの株価だから。

そう考えると。出前館。2022年にはキャッシュが不足するのはみえてるけど。

まず、大丈夫。

2本立てでいけるから

①2022年度:今ある資本金(550億円)は切り崩して。マイナスの補填に備える

②それとメインコストの「配達員+広告」については、2022年度に新株発行して、手当することを考えてる。(内々調整み…のはず)

で、投資したお金がムダになってはいけない。コストで、いちばん払ってるのが、ギグワーカーへの報酬だから。

Zホールディングスから。ヤフーのギグワーク活用の経歴がある人。その人を出前館の取締役に選んで。配達員の活用を促す。

もちろん、Line役員からの監査役もつけて。

だから、来期の資金のメドもついてるのと。おそらく。2023年まで資金の手当てもできてるはず。

もちろん。これは、2021年11月29日で、株主総会の「特別決議」がとおればだけどね。

でも、通りますよ。定款変更や、役員の新任とかで。3分の2とかの賛成が必要だから。ないないの調整は済んでるはず。

だから、出前館の株についても。つぶれないとすれば、ほぼほぼ底に近いとはいえるよね。

2022年の資金はバックアップされるはずだから。赤字ありきだけど。GMVとかの重要な指標(KPI)が達成できる!って思うなら。

出前館の株を買うこともわるくないはず。もちろん、最終的に、「ほんとに2023年度に黒字にできるの?」って課題があるから。

どうしても長期投資前提になるけどね。

4 まとめ

なので、こんなにお金を垂れ流してても。ちゃんと、出前館の「中期経営計画」にそってるかどうか。

2022年度の発表に、バリエーションがあったとしても。

2023年に、黒字にする!って大きなプロットのなかで。「想定内か、どうか」。

1つ1つの内容の「答え合わせ」ができればいいと思ってます。

で、キャッシュ不足については、まず大丈夫!

「売上と、利益を大きくして」黒字にする!はいいけど。その前にお金がつきちゃうんじゃないの?って疑問については。

「2022年の資金手当ては、ほぼ答えがでてる」と思うんだよね。

①キャッシュ不足は、「出前館が、新たに株を発行することで、乗り切る」

②プラス、「資本金も切り崩すけど。それはマイナスの補填分」として用意する。それは、減資で、キャッシュがでるわけじゃないから。

だと思ってます。だから、2022年度の「お金の手配はできそう」。

ちょっと蛇足になるけど。個人的には、このツイートがすごくいいなぁと思ってて。

出前館が単体だったら。まさにこの通り。

でも、ユニコーン企業じゃないけど。赤字を垂れ流すことを前提で、Yahoo!Japanグループや、SBIグループが投資してるとなると、ちょっとニュアンスが違う。赤字ではつぶれにくいのかなって。

でもね…。このツイートがいいと思ってる本当の理由。

それは、「ほんとに利益でるの?」って、本質的なところをついてるところ。

2023年に黒字にできるか。

一般的には「達成できる」なんだろうけど。個人的には、ちょっと疑ってます。

「2023年には黒字にできる!」そのために、出前館アプリの「注文総量3倍が達成できないといけない」って説明のなかで。

1点。気になるのが、金額は達成してるけど。中身はプロット通りじゃないところ。それはGMV。

(画像引用:https://corporate.demae-can.com/business/demaecan.html)

2021年11月の通過点…290億。マッチング料が高い・加盟店が増えたから達成できたけど。

ご飯を注文する金額は、予定の71%しか満たしていない。

実は、「この広告費」を増やせば→「ご飯を注文する金額が増えていく」ってところ。疑問をもってます。人口カバー率が49%だとしてもね。

それは、出前館って。お金を効果的に使ってないかもって心配をしてるから

コストのロスが大きい可能性はある。

CM…ヒカキンやはじめ社長で。新規ユーザーにアクセスできるのか。ご飯の単価がふえることになるか。ユーザーがリピーターになるか。

本質的部分で、ジャブジャブかもってところが気になってます。

「事業計画」と「現場のすり合わせ」のリソースが足りてないかもと思ってて。

個人的には、2022年度よりあとの目標達成の数字が、ちょっと気になってます。

KPIが達成できないかもなって。

でも。これはたまたまで、大きなところでは大丈夫なのかもね

次の答え合わせは、2022年の6月と10月頃になるのかなって思うけど。

もちろん、「黒字にするために」、お金を効率的につかってるか。計画通りにKPIの数値を達成できたかが問題になってくるので。

2022年の夏か秋にむけて。数字とかをチェックしていいけばいいはず。

今のところ、「シナリオ通り。ただ、ちょっと、気になるところはある」そんなイメージ。

株価は、地合いがわるいから。もう1段下げてもおかしくないけど。大きなところでは、ちょっと不当に安いかなとも思ってます。

あなたは、どう思いますか。

それでは。また。



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