2019/02/27
こんにちは、よっしーです。
みなさんは、サラリーマンやアルバイトとかで働いたことがあるでしょうか?大多数があたり前さね、というと思います。おそらく、どこかにやとわれて働いたことがあるという人がほとんどのはずです。
では、みなさんは、商売をやってみたことがあるでしょうか?それこそ、小さくていいんです。利益は10円でも、20円でも、売上も1000円でも、2000円でも。ただし、業として、繰り返し継続的にやってみたことがある人はいるでしょうか。
おそらく、そちらは少ないはずです。
せどりって、きちんと利益をだせるの?いくら収入を得られるのと考えたときに、どのブログでもみなさんが疑問に思うことを丁寧に答えられているブログって、おそらくほとんどないと思います。
僕も、最初にせどりブログを読んだときに、では、どれぐらいの利益がだせるものなのかについてはまったくイメージがわきませんでした。もちろん、このブログでも、それに対して丁寧に答えられていないと思っています。
みなさん、それってなんでだと思いますか?
1 やり方は人それぞれ、でも、目安はだせる
ひとつは、せどりといっても、商売のやり方は、人によってやり方が違うからです。たとえば、新品のみを扱っているひともいるし、扱っている商品の内容や、仕入もメーカーから入れている人、お店から買っている人、海外から買っている人など、色々なやり方があるし、答えも1つではありません。人によって考え方もやり方も異なります。
でも、目安はだせます。商売のやり方も、ある程度パターンはあるので、僕は、自分がやったことがある範囲のことについては、少しは説明することができます。たとえば、「国内転売の新品を、お店から買っているような」場合は、みなさんが目安として見ておくべき数字は20%です。
みなさんが、お店で、これは利益がでると判断して商品を買ってきたとします。それこそ、ゲオでもイオンでも、どこでもいいので、3DSのゲームや、フライパン、レゴとかあわせて、4万円買ってきたとした場合に、みなさんが、プラスになるような利益って、おそらく買ってきた値段の5分の1ぐらいで、8000円ぐらいになるのかなと思います。
もちろん、これって、みなさんが一番最初にやるようなシンプルなやり方を想定しています。
利幅の大きいもの、少ないもの、値下げ合戦にあったものなど、上手くいった場合や、そうでないもの含めて、ある一定量を繰り返した場合には、おそらく20%程になるのではないでしょうか。
もちろん、実際には、扱っている商品も内容もバラバラなので、幅はありますが、おそらく、目安や期待値としては、これぐらいの利益に近づいていくのかなと考えています。
なので、副業として、月に10万円を増やしたいような人は、月に50万円…これはアマゾンからの入金サイクル2週間をベースに考えるので、2週間に25万円買うことになります。
とはいっても、これも正確には正しくありません。車輪の回転と同じで、転がるまでが一番力が必要で、ある程度回転するようになると、少しの力をかけ続けるだけで、一定の成果をキープするようになります。
僕もここは頭の整理ができていなくて、自分の経験値を言葉に落とし込むことができませんが、イメージとしては、単発ではなくて、どちらかというと、複利の考えです。
ですので、ここも25万円というよりは、2週間でまず10万円分買ってみる。少なくともそれを目標とする。次のサイクルでは、ちょっと売上があるので、それと合わせてまた、10万円分買ってみる。
その繰り返しで、実際には、それほど難しくなく月50万円の売り上げが達成ができます。月10万円増やしたいという目的でも、まず、25万円用意とかではなくて、おそらく、その半分ぐらいのリソースを繰り返すことによって積み重ねていくというイメージです。
ここは、みなさんに言葉にできなくて申し訳ないですが、繰り返すことによって、できることが増えていくんだ。みための利益率というよりは、1回業務の仕組みづくりが整うと、負担って、相当軽くなっていくんだというのが伝わればいいのかなと思っています。
ただし、せどりとサラリーマンの違いを少し考えたときに、「利益」って、必ずしも「利益じゃない」んですね。みなさんからすれば、何をいっているのかわかりませんよね。でも、「利益」って、一般に物を売って、お金が増えましたなんですが、それがそのまま、手元に残るとは限らないんです。
説明の前に、少し、せどりの仕事とサラリーマンやアルバイトの仕事との違いについてもふれてみたいと思います。
2 働けば、給料って必ずもらえるの?
みなさんは、大多数がサラリーマンやアルバイトのお仕事をしているかと思いますが、1日頑張って働いて、疲れて終業のベルがなり、今日はやっとあがれるなと思ったとします。
そのときに、社長がツカツカとみなさんの前に歩いてきて、「…くん、今日もお仕事よく頑張ってくれたね。いつもありがとう。ところで、今後会社で扱う商品を増やして、会社を大きくするのにお金を使おうと思っている。なので、会社としてはお金に苦しいところがある。すごく苦しい。そこで、きみに協力してもらいたいんだ。
今日1日きみに頑張ってもらったけど、今日のお給料はナシ、つまり、ノーマネーでフィニッシュということでいいかな?どうだろう?」といわれたら、納得しますか?
納得しませんよね。これは、おこって当たり前です。仮に、会社を拡大したいからという理由でなくて、会社が赤字で傾いているからだとしても、みなさんは「ノーマネーでフィニッシュ」では、嬉しくないはずです。
では、せどりをやっている人はどうでしょうか?一応、せどりをやっている人は、一国一城の主です。社長みたいなものです。
僕は、一見上のアホみたいなセリフを自分に対して言うことがあります。「よっしーくん。わかるよね?今日1日きみに頑張ってもらったけど、今日のお給料はナシ、つまり、ノーマネーでフィニッシュということでいいかな?」
みなさんは、僕はこれに対して、なんとこたえると思いますか?
せどりって、シンプルなのかもしれません。成果がでていないと、お給料はもらえません。じゃあ、成果ってなんですか?と聞かれたら、これも、すごくシンプルです。
メインは「仕入と納品」です。それと、ちょっとした「販売促進」をすること、まずは、これです。これさえキチンとできていれば、イエスマネーです。お給料アリです。
たとえば、僕がやった例でいきますが、2日間で42時間働くとします。まず、朝3時から、夜まで働き、その後、夜には時給ベースのアルバイトをして、終わったその足で他県に買い付けにいったことがあります。朝の3時から、翌日の夜の22時まで、2日間で42時間働く。せどりでは、こういった時間配分で働くことも可能です。
もちろん、このやり方はみなさんにおすすめしません。僕は、勉強もかねて色々なこと、めんどうなやり方も試すのですが、ここでいう夜のバイトは、日払いの肉体労働のアルバイトです。
終わった時点で、結構フラフラで、家に帰って寝たくなります。みなが、終わったぁーとやる中で、一人、さあ!これから仕事だぞと、決意するときの感覚はなんともいえないものがあります。
体調も、ものすごく吐き気がするというか、立っていられなくなりますし、足は少し引きずりながら歩くことになります。電車の中では立ちながら熟睡です。別に立って寝たいわけではありません。でも気がつくと、意識がなくなります。結果としてどんな枕よりも、ぐっすり眠れます。
でも、かりに、これで仕入や納品とかができていなかったらどうでしょうか。…結果として、それは仕事をしたことにはなりません。それこそ、ノーマネーでフィニッシュです。
イメージ上のよっしーくんが、僕の前にツカツカとやってきて、「よっしーくん。わかるよね?成果がでているか、質問です。」のお時間になります。
「仕入と納品」してる?まずは、ここです。ためしに、イメージよっしーくんに反論を試みましょうか。「でも、頑張ったんです…これでも2日間で42時間働いています。
1日8時間労働として、月曜日から金曜日の1週間分です。これで、ノーマネーでフィニッシュは、あまりにも無情じゃないでしょうか。ノーマーシーです。」
イメージよっしーくんは、こたえます。「よっしーくん。このお仕事はわかっているよね。僕らは、いい商品を届けることで、お客さんに喜んでもらって、お金をもらっています。
レストランで、注文したものがでてこなかったら、お客さんは喜んでくれますか?」。僕はこたえます。「喜んでもらえません…」
イメージよっしーくんは、続けます。「そうですよね…。そもそも、商品を集めて納品できていないということは、お客さんが注文できるようなメニューにものっていないということです。お仕事になってないですよね。そういうお店に足は運んでもらえません。気がつきもしません。どうなりますか?」
「すたれていきます。お店に閑古鳥がなくようになります。」
「そうです。閑古鳥とは何の鳥でしょう?カッコウつけたら、どうなるでしょうか。42時間頑張ったといっても、仕入と納品ってこんなにレベルの高い話ではないんですよ。商品をバックヤードにならべるといったあたり前の話です。」
この仕事はあなたがコントロールできる仕事です。なのに、今日、何もできていません。お店は傾いていきます。でも、そんな無能なあなたでも、まだできることはあります。それは、お店にこれ以上負担をさせないことです。では…?」
そうなんです。答えはシンプルです。弱小ショップの立場としては、ノーマネーでフィニッシュしかないんです。ゆっくりでもいいから、車輪が動き続けることを考えないといけません。
ここで言いたいことは、せどりの仕事は、みなさんが考えている以上に、利益直結型です。そうでないと続けることができないからです。
利益がでるよう目指すんです。
3 それって、働いているの?
僕は、サラリーマンの仕事を10年以上やってきました。仕事は好きでしたし、時間ベースで、働けばいいとは思っていません。サラリーマンの仕事を一生懸命やってきましたし、成果をださなくてはいけないことも理解しています。
そんな、僕がサラリーマンのころだったら、それってふざけているの?という仕事がせどりにはあります。でも、それもわかりにくいのですが、仕事なんです。
たとえば、せどりの仕事をメインにすると、朝起きて9時に出社している必要はありません。仕事量も自分で決めることができます。今日は、仕事は10分だけでいいや。あなたがそう思えば、それも可能です。
たとえば、今日の仕事はリピート商品の発注でいく、そう決めたのなら仕事は5分で終わります。電話かワンクリックです。僕がサラリーマンだったころの感覚からすれば、これが1日の仕事だなんて、ふざけているんじゃないのと思ったかもしれません。でも、これはちゃんとしたお仕事になっています。
これは、メインのお仕事の「仕入」にかかっていますが、せどりには「仕入と納品」意外にも、もう1つメインとなる仕事があります。それは、上のような、仕入れの電話1本や、ワンクリックしている場面だけ見るとわかりにくいのですが、
それは商売の仕組みづくりです。「仕事のシステムを作ること」とは立派な仕事ですし、その「できたシステムを活用すること」も当然、仕事の一部です。
サラリーマンとしての自分をふりかえってみると、これは、リピート商品のことですが、こんな仕事は仕事じゃないというと思います。罪悪感ではないですが、なまけているような気がして嫌なんですね。
でも、自分もそうですが、みなさんがその「楽そうに見えるところ」、その「上手くいっている人の真似を単純にやろう」と思っても、上手くいかないはずです。
それは、目に見えているところは「電話一本、クリック1つ」なのですが、目に見えない部分とセットになっているからです。
せどりの大変なところは「仕事のシステムを作ること」です。考えて、試行錯誤して、石を積んでいって、できることが増えてきてはじめて楽になってきます。
FBAの仕組み自体がシステム作りです。これは、Amazonが販売にかかわることのほとんどのことを「あなたのかわりにやってくれる」というサービスなので、自動化の仕組みのことです。
やればわかりますが、納品(仕事)をしなくても、売上は急には下がりません。また、あなたが、寝ている間も、FBA倉庫は動いています。仕事をしてくれているんですね。
だからこそ、個人でも、100万円をこえるような売上をだすことができます。自分ひとりでは限界があることも、商売のシステムをつくることによって、できるようにすることも仕事です。
一見楽そうに見えることも、システム構築という積み重ねがあって、はじめて、できるようになってきます。
なので、見た目だけ真似してもうまくいきません。おそらく、やり方そのものズバリを書いていてくれたとしても、人によってはできないと思っています。
「その人の考え方」とか、やり方、戦略みたいなものがわからないと、真似ができないんですね。自分で、どういう風に行動に落とすかが描けないと、実際にその楽に見えるやり方を、ためそうと思っても、できないんです。
4 利益ってなんだろう
話を少し戻して、せどりって、きちんと利益をだせるの?いくら収入を得られるのと考えたときに、ひとつ難しいことがあります。
たしかに、目安は答えられます。でも、せどりって、サラリーマンの仕事と違うのは「労働に対してお金をもらっている」だけじゃないんです。毎月の25日に、これだけ働いたから、そこで振り込まれたお金が「利益」だけではないんです。せどりも「仕入・納品」という労働で、売上が振り込まれますが、やっている人の感覚からすれば、それが「利益」とは限りません。
その後、もう1つの目に見えにくい仕事「会社のシステム作り」という仕事が残っています。ここに、どれぐらいリソースをさくかという判断がまっていて、「利益」がそのまま、手元に残るとは限りません。
ただ、今日のブログとしては長くなってしまったので、次の記事で内容を書いていきたいと思います。
「働けば、給料って必ずもらえるもの?その②」で引き続き内容を楽しんでくれると嬉しいです。
それでは、今日は以上です。
いつも読んで頂きありがとうございます。稚拙なブログでも時間をかけて一生懸命作りました。1日ごとに、ぽちっと押して頂けるとランキングに反映されて、僕もこのブログが少しは参考になっているんだなと安心します。また、みなさんにできるだけ結果がでるような情報を提供するモチベーションになります。ぼくも、みなさんの応援が必要です。