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NFL なぜ座っているの

time 2017/09/27

NFL なぜ座っているの

こんにちは、よっしーです。今日ヤフーニュースをみていたら、ちょっとびっくりする写真がありました。ロイターから引用します。

(出典:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170925-00010001-storyfulp-spo.view-000

これは、アメフト(NFL:National Football League)の試合前に行われたちょっとした出来事です。ちなみに、みなさんは、アメフトのことを知っているでしょうか。

アメフトはアメリカの人気スポーツです。タッチダウンという言葉を聞いたことがあるかと思いますが、

両チームで、攻撃側と防御側に分かれて、楕円形のボールを、100ヤード先のゴールにタッチダウンすることで点数を競うゲームです。ゴールするには、味方にボールをパスしたり、敵の間を走り抜けることになりますが、

敵側もそうやすやすとボールを運ばせません。タックルをして、相手の動きを止めにきます。アメフト選手の肩パッドやその身体の大きさとかを見るとわかると思いますが、結構身体がぶつかり合う物理的な衝突が迫力で、それが好きだという人もいます。

2017年9月24日、その人気スポーツの試合前にちょっとした出来事がありました。写真を今一度みてください。

手前側の屈強な男たちが、片ヒザをついています。あれ?でも奥の選手たちは立っていますよね。集合写真だから後ろの人が写るように気を使ったのでしょうか。

では、後ろの人たちも見てみましょうか。よく見たら、右手を胸の前に置いています。…そうなんです。ニュースにも書いてありますが、これは試合前に行われる国歌斉唱の場面です。

日本の国歌「君が代」では起立斉唱が求められますが、アメリカでも、国歌(Anthem:アンセム)が流れるときには、ちょっとしたルールがあります。

結構、細かいルールがあるんですよ。でも、ポイントになることは「起立」です。他にも、国旗を見ること、胸に手を置くことも大事ですが、

そもそも、手前の選手は、片ヒザ立ちで、明らかに「起立」していません…。そして、ニュースのタイトルには、トランプ発言に猛反発と書いています。一体なにが起こっているのでしょうか。今日は、この辺を簡単に確認してみたいと思います。

1 アメリカ国歌が流れているとき、どんなポーズをとるべきなの

実際に、アメリカの国歌が流れたとき、どういうポーズをすればいいのか見てみましょうか。World Channelから引用しますが、トランプ大統領就任式のアメリカ国家斉唱がイメージしやすいのかなと思います。

48秒「Oh, say can you see,:君よ(われらの旗が)見えるか…。」ではじまる美しい歌声が聞こえてきます。

国歌を歌っているのは、ジャッキー・エヴァンコ(Jackie Evancho)です。アメリカのジャズやロック、クラッシックのいいところを組み合わせてみようというニュースタイルの歌手です。

まだ、2000年生まれの17才で、高校生でしょうが、アメリカのすごいところですよね。アメリカの大統領就任式で歌を披露しています。

それは、さておき、このポーズを確認してください。これが国歌が流れているときの一般的なスタイルです。

①起立する。そして、②右手を胸の前に置く。これは国家への忠誠を誓うという姿です。そして、③国旗を見る、です。国旗がない場合には、歌手を見るのが通例です。

NFLの選手はどうだったでしょうか。まず、片ヒザをついているので、「起立していません」。右手も胸の前に置いていません。そして、ヒザをついている人は、国旗もみていません。

この一連のポーズは、「星条旗に対して、敬意を示し、国家への忠誠を誓う」という意味があるのですが、片ヒザを立てている選手は、なにか国家への忠誠を誓えない事情があるみたいですね。

どうやら、なにか言いたいことがありそうです。直接的には、前日のトランプ大統領の発言に対する抗議なのですが、この片ヒザを立てるスタイルというのは、ある選手から始まっています。

まずは、そこからみてみましょう。

2 この国では差別が行われている。

もともと、一番最初にこの抗議のきっかけになっている選手がいます。コリン・キャパニック選手というのですが、少しHuff Post紙から引用しますね。

こちらの選手です。サンフランシスコ49ersのスタープレイヤーで、クオーターバックという、最初にボールを持って、パスをするか、走り抜けるか、攻撃の司令塔みたいなポジションを行う選手になります。

ちなみに、「The former」(前の)クオーターバックと書いているので、今は、違います。チームに属していません。

全ては、この選手が試合前の国歌が流れたときに「起立しなかった」というところから始まっています。

2016年のシーズン開催中は、片ヒザスタイルで「なにかに抗議をしていました」。ちなみに、英語に興味があるひとは、ヒザ(knee)を立てることをニーリング(kneeling)といいますので、NFL Kneelingなどで調べてみてもいいかもしれません。

なにを問題だと思っていたのでしょう。

3 アフリカ系アメリカ人が差別されているんだ

それは、これです。アフリカ系アメリカ人は、「社会の至るところで差別をされているんだ。警察に生命の断絶も受けているんだという」思いです。

ちなみに、Protestは「抗議」、Systemic Racismは「システマティック・レイシズム」と、言葉が少しわかりずらいかと思いますが、基本は社会で構造的な差別を受けているということです。

教育を受ける環境や、住むところ、食べるもの、病院などの医療施設、就業機会など、社会の至る所で、ひどい差別を受けていることをコリン選手は伝えたいんです。

あれ?でも、コリン選手自身は白人じゃないの?って人もいると思うんです。もちろん、見た目はそうですよ。でも、彼の父親は黒人です。

よく英語でAdopted familyというのですが、アメリカでは血がつながっていない養子をもらうことはめずらしいことではありません。ごく日常にあります。

コリン選手については、よくわからいのですが、おそらく、父親が白人でないことで「差別をされたんだ…」という父親の哀しい姿を見たり、子どもとして、悔しい思いをみてきたんでしょうね。また、経済的にも苦しかったのかもしれません。

生まれたときの経済的な地位によって、子どもにいい教育を施せず、社会的な地位が固定化するというのは、アメリカではめずらしいことではありません。こういうことって、世代をまたがると、人々の間には階級があるかのような位置づけになってきます。

日本でも、生まれた家によって、経済的なスタートラインは違いますよね。アメリカはもって顕著で、家がなくてキャンピングカーに住んでいる人もいます。

ただ、今回コリン選手がいいたいことは、こちらがメインではありません。

言いたいことは、おそらくこちらです。僕は、こういった類の言葉が好きでないし、言い換えたいのですが、あまりいい言葉がありません。また、あまり日本語で表現しにくいです。

でも、言いたいこととしてはアフリカ系アメリカ人は、警察によって「屠られている」んだということです。

2016年の抗議の年から、少なくとも、警察によって、何も武装していない黒人系アメリカ人が223人、生命の断絶を受けているということが背景にあります。

4 人が人扱いをされていない

(1)差別がわからないと、このポーズの意味はわからない

このブログを書く前に、なにか上手に表現してくれている日本の報道がないかなって探していました。思っていたことは、僕が説明に苦しんでいることをうまく表現してくれているような記事です。

僕らはみんな平等であるべきというタイトルもあって、報道は短い言葉でポイントを伝えなくてはいけないので、わかりやすくはあるなと思ったのですが、コリン選手のニュアンスとしては、そこではないんです。「理由もないのに、怖い目にあわされるんだ」という、もっと、生々しい感情です。

社会がこうあるといいよね。とか、もっと、みんなの意見が尊重されるといいよね、。といった前向きの内容ではなくて、人が人扱いをされていない。どぶに落ちた犬を棒でたたき落とすかのように、なぜ、僕らがこんなひどい目にあわされるんだという内容です。

平均的に扱われるべき平均ラインが横線で引かれているとして、そこより、はるか下のひどいところで不意にたたかれるようなニュアンスです。

「差別を受けているんだ…」。

平等でありたいと言葉は似ていますが、内容は、全然違います。僕は、これを日本語で上手に説明することができません。

でもね。ポイントとしては、そのコミュニティの中で、相手のことを同じメンバーなんだよと捉えているかでかわります。あいつは仲間なんだということです。

そして、仲間であれば「合理的」な立ち振る舞いができます。

「みなが平等であるといいね」といっているときは、全員が同じところのメンバーなんだよと考えています。そして、かかわっているメンバーは、ある程度、相手のことを考えることができます。

立場の互換性というのかもしれませんが、課題があって、考えがぶつかり合うような場面でも、相手側の立場にたってみたらということを想像しながら、話合いをすることができます。

一方で、「差別」が問題となっているときは、そうではありません。心の中では、相手を対等だとは思っていません。自分のメンバーと思っていないので、ひどいことも行えます。

その人がコミュニティの線の内側の人か、外側の人なのかで、内容がかわってきます。

本来は、同じところのメンバーですよ。普通に考えたら、そんな扱いは許されない。でもね。心の中の線引きが、そとの社会にも現実に影響を及ぼし、それが通ってしまっている。それが差別です。

おそらく、ものすごくわかりにくいですよね…すみません、日本人には、すべてがわかりにくいはずなんです。

でも、実際にみてもらいましょうか。差別の一例を。アメリカの人がなぜ、差別が問題だと思っているのか。そして、フットボール選手たちが、なぜ片ヒザを立てて抗議しているのか。それはどういう意味があるのか。

コリン選手が抗議している内容は、「警察の有色人種への攻撃」です。その一例として、全体の中で、(比較すれば)「すごく軽い差別」を取り上げます。

その中で、「みんな平等であるべき」と「差別されているんだ」との違いについて、イメージがわいてくれると嬉しく思います。

(2)オハイオ州の交通取り締まりのある一日

みなさん、自由の国アメリカにようこそ!今日は、アメリカの右上の位置にあるオハイオ州での交通違反取り締まりを取り上げたいと思います。

ここでは、差別というものの色をつかみ取って欲しいと考えています。そして、差別というものを正面から考えてみてほしいと思います。

まず、気分のいいニュースではないため、そこは理解してみてくださいとアナウンスがされます。

ここで、出てくる人はMr.Smith(スミスさん)というのですが、Grave Crime(重大犯罪)で逮捕されたという言葉がでてきます。

ん?強盗とか、なにか重い罪を行ったのかなと思ったのですが、それは後で取り上げます。

みなさんも、話の流れからして、警察の取り扱いがおかしかったのは想像できるかと思います。ちなみに動画については、現地の警察署長は、「このテープは見た人に誤解を与えるかも知れないけれど…」と付け加えています。

キャスターはどうでしょうか。みなさんにも見てもらいましょうかと続けます。

でも、その前にこれをよくよく聞いておいて欲しいと付け加えます。なんでしょう。

内容がでてきました。警察がスミス氏を逮捕したことについての説明です。なんと書いてありますか。

「逮捕したところ、スミス氏が抵抗したので、パトカーのボンネットのところに身体を抑えて、身体捜索を行った」と書いてあります。

このやり方は、実務上のガイドラインにきちんと従っていると。

キャスターがいいます。じゃあ、実際にパトカーのボンネットのところにどう抑えたのか見てみましょうといいます。ん?問題提起ですよね。気になります。

4人組の左から2番目。白いシャツを来た人がスミスさんですよね。ニュースになっているぐらいだから、一体なにが起こるのか。

1分7秒。ウワッ!と思いました。顔をフロントガラスに打ち付けています。その衝撃でフロントガラスにひびがはいります。痛みでウーッッといった後、何か言っていますが、警察無線のやり取りでよくわかりません。

ただし、言っていることもやっていることも、ムチャクチャです。筋も通っていません。スミス氏に手錠がかかった後、抵抗はまったくしていないし、

パトカーの前で顔面をガラスのところに打ち付けられています。これが「テープは見た人に誤解を与えるかも知れないけれど」きちんとしたガイドラインに沿ったものだといっています。

なにを言っているのかまったくわかりません。

さて、この後、警察官はどうしたでしょうといいます。ん?また、問題提起ですね。

画面のSmear(スミーアー)は、上から塗りたくるという意味ですが、スミス氏に、他の罪をかぶせて、隠ぺいを図ろうとします。

ここでは、スミス氏が、暴力的な麻薬密売人だから、こう取り扱ったといっていますが、MSNBCニュースが確認したところではそういった事実はないようです。

あわせて麻薬が車の中にないか確認もしているのですが、ABC newsがいうには、肩の痛み止め(エキセドリン)しかなかったようです。完全に言った者勝ちの話ですよね。ひどい内容です。

パトカーの前で顔面をガラスのところに打ち付ける姿…これってめずらしいことなんじゃないの?って疑問がありませんか。さすがに、このレベルはめったにないだろうと…

じゃあ、オハイオ州(実際にはロレーン管内での話なので、北東部のみ)ではどうなのというところですが、これについては、司法のあり方がクリーンかどうか、司法事務の一環で、統計を取っているところがあります。

United States Department of Justice(アメリカ合衆国司法省)によれば、強制力をはたらかせて、やり過ぎだった件数は2012件だったとしています。大きな町じゃないのに、めずらしくないということです。

じゃあ、頻繁に起こるような重大犯罪ってなんだろう?って疑問がわいてきます。小さな町でこんなに発生する重大犯罪ってないからです。

すぐに、動画にて、何の罪で拘束されたか知りたくないでしょうかと流れます…ほう。

みなさんも、very very serious crimeと書かれている画面をみてください。ものすごく深刻な重大犯罪です…と、画面にJAY WALKINGでの出来事だとうつされます。

…Jay Walking…うそだろう…と思います。

みなさん、Jay Walking(ジェイ ウォーキング)ってわかりますか?Walkingはウォーキングダイエットとかで出てくるウォーキングです。歩くことです。

このJayの語源についてはよくわかりませんが、意味合いとしては、まだ上手じゃない(未熟)ということです。歩き方が上手じゃなくて、足がつい一歩、飛び出してしまうイメージなのですが、これは、「信号無視」のことです。

オハイオ州の田舎町で、アフリカ系アメリカ人が、信号無視をすると、こういうことが起こるんですね。そして、それはめずらしくないと。

ニュースが差別について重要なことをいいます。さらっといっているけど、重要です。

「みなさんが普段みないこと、経験しないようなことというのは、問題が起こっていないということではありません」。

「ある特定の人には、(差別:理由を説明できないひどい行いが)日常的に起こっていますと」。

3分49秒、オハイオ州ロレーン警察署管内で、信号無視の内容で、スミス氏に何を行ったかもう一度みてみましょうと流れます。

アメリカ人の感覚として、背景の田舎の住宅街の雰囲気もひろってください。信号無視といっても、おそらくね。無理やりとってつけたような内容のはずです。信号機が多いような場所ですか?広がる青い空がみえています。

なにを取り締まっているのでしょうか。(こんなことに使われるのなら)その場所の信号機はいっそない方がいいんでしょうね。

時間があれば、下の動画もみて学んでみるといいのかなと思います。長くなってしまうので、ここでは説明しませんが、アフリカ系アメリカ人が酔っ払っていたので、警察署に連れていかれます。ここまでは、日本でもありそうですよね。

ただ、その後、彼は椅子に拘束されて、意識がなくなるまで、屈強な警察官3人に殴られ続けることになります。特徴は「抵抗はやめろ!抵抗はやめろ!」といいながら殴り続ける姿です。これ攻撃をするための、正当性の根拠ですが、ひどいものです。もちろん、抵抗なんかできるわけもありません。

酔っぱらって力が入らないし、意識がないんですから。病院には運ばれず、彼はこれが理由で、盲目になります。彼が、光があるときにこのビデオをみたときに泣いたといっています。僕はねぇ…正直、見てられないですよ。

でもね。みなさんも、日本にいるとわかりにくいですが、アメリカの差別ってこういうことなんです(一場面にすぎませんが)。もちろん、社会で生活をしているとあまり見ることはないし、普段は平等です。また、ほとんどのアメリカ人は、すごく優しいということも知っておいてくださいね。

ところが、目で見えない部分、ある一部のひとたちは、そういうのを好みません。そして、自分より低い(と考えている)者が、少しでも生意気だというところを見つけると、そこをこぞって取り上げて、ここぞとばかりに、攻撃します。そして、「この行為はみなさんに誤解を与えるかもしれないが」といいます。

自分たちのコミュニティのメンバーにひどいことをしているわけではないんですよというのがでています。線の内側と外側で扱いが違います。

ちなみに、差別の一場面って何だろう…って学びたい人は、よく考えた上で、「police brutality」「black american」というキーワードで検索してみてください。

人が人として扱われていないこと、あってはいけないひどい行いがそこにはあります。今日取り上げた内容は、差別はあってはいけないといった趣旨で、日本人にわかりにくい差別とは何かを考えてもらう目的で、(比較すれば)軽い内容を取り上げています。

一番ひどいところについては、申し訳ないですが、ブログでは説明することができません。僕にはできないです…。

「みんな平等であるべき」と「差別されているんだ」は言葉は似ていますが、違います。そこには明らかな線引きがあります。心の中で明らかな線が引けるということであって、客観的に目でみえるということでは当然ありません。

多様性ってなんでしょうね。自分が、どの立場で生まれてくるのかは、ほとんど偶然です。「平等であるべき」というときは、各メンバーは、みなが対等であることについてある程度共通項があります。コミュニティの規模の想定はともかく、こういう人はこういう風に扱われるべきだよねということについて、コンセンサスがあります。

一方で「差別」が顔をのぞかせているとき、各メンバーは、みなが対等であると思っているかについては、悲しいぐらいに違いがあります。そして、合理的に考えてなんかいません。むしろ理屈じゃないんだ、です。

だからこそ、差別を考えるときって、Aと、Bとの間で合理的な区別がされているかどうかを検討するのかなって思っています。

5 わかりにくい差別

(1)言葉上の過剰

差別って、アフリカ系アメリカ人としては、「ものすごく怖い目にあっている。現代社会ではおよそ許されないようなことが突発的におきて、それは本人がどうしようもない、生まれたときの内容で人扱いされていないんだといったような…」という現地の思いがあるんですね。

では、コリン選手(アメフト79ersチームのスター選手)から始まった。片ヒザをつく行為って、なんでしょうか。ひとことで言えば、抗議なんですが、どういうことっでしょうか。

でも、まずは、トランプ大統領の考え方から見た方がいいかもしれませんね。2017 FlashTrendinGから動画を引用します。

トランプ大統領は、NFL(プロフットボールリーグ)の態度に、ここ昨今イライラしていました。試合前の国歌がながれるときに、コリン選手のように起立しない選手がめにつくからです。コリン選手の抗議に同調しているんですね。

2017年9月22日、トランプ大統領はアラバマ州の演説で、抗議をします。ナショナルフットボールリーグのオーナーに、なんで、こういう「国旗を軽んじる選手をクビにしないんだ」って。

46秒あたりです。言葉はある程度省略しますが、「私にはオーナーの友達がいて、ああいう起立しない選手・星条旗を軽んじる選手はクビになるだろう」と宣言します。大統領なんだから、おこりうります。実際に、スター選手のコリン選手はチームと契約ができていません。

「そして、国旗という、国民としてのバックグラウンドや、受け継いできた歴史や文化に完全に敬意を払わないような、アメリカでもっとも無礼な選手だとして、知れわたることになるだろう」といいます。

そして、大統領は続けます。「もちろん、アメリカは自由の国で、国民は起立しないことや色々な自由があるけれど、そうだとしても選手たちの無礼な態度が、NFL全体の評判をものすごく貶めている」といいます。

「ゲーム自体の内容はすばらしい。だけれど、テレビをつけて、伝統的な国歌がながれているときに、片ヒザを立てているのをみると、試合をみているものの気分は害している」。といっています。

その後も、怒りがおさまらないみたいですね。こういうこともいいます。

「国旗に敬意を払わない選手は、オーナーがフィールドからつまみだして、お前はクビだ!」というNFLを見たくはないかともいいます。

歓声があがりますが、これは一体何でしょうね。画面にSon of a bitch という言葉が輝きます。こういう言葉を使うなら、本当は、大統領がレッドカードです。演説のフィールドからつまみだして、即座に退場ですよ。

でも大統領の思いはシンプルですよ。選手たちが国旗の前で片ヒザを立てているその態度は生意気だってことです。もちろん「国旗には敬意を払うべき」だからだといっていますけれども、ゲームを見ながら嬉しくないんでしょうね。

この言葉に対して、色々なプロスポーツ選手たちが抗議をはじめます。ハフィントンポストの記事がまとまっているので、引用します。よかったら、こちらの記事をみてみてください。

http://www.huffingtonpost.jp/2017/09/24/nfl-trump_a_23221442/

色々な場所で、片ヒザを立てて抗議する選手がものすごく増えることになります。フットボールだけじゃありません。プロベースボールやプロバスケットボールにも波及します。

なにが起こっているのでしょうか。そして、選手たちはなにを怒っているのでしょうか。

それはねぇ。差別に対する大統領の理解です。コリン選手が主張している片ヒザの抗議の意味がなにかわかっていないと、選手たちはいっています。

じゃあ、大統領がわかっていない片ヒザの意味ってなんでしょう。もちろん、日本人にもわかりにくいですよね。

これが何か確認していきましょうか。

6 片ヒザをつくことにどういう意味があるの

(1)選手たちはアメリカの国旗に抗議をしているわけではない

最初に知っておいてください。片ヒザを立てている選手たちは「アメリカの不正義」に向き合ってほしいといっています。

その中でも、とくに問題視しているところ、それは、上でもみましたよね。「有色人種の取り扱い」です。「差別されたんだ…」ここには、あきらかになぜこんなことをという、ひどいことが行われています。

ベースは、「全ての人に(有色人種にも)自由と正義を約束して欲しいんだと」いう主張です。片ヒザをつくことで、自由と正義を約束して欲しいという意見を表明しています。

面白いことに、国歌が流れているときに、起立しないということは、アメリカでは表現についてどう考えるのかという枠組みです。

もちろん、ただ片ヒザをついてるだけじゃないの?という考え方もできるんですよ。

これが、なぜ「全ての人に(有色人種にも)自由と正義を約束して欲しいんだと」いう主張になるのかについては、アメリカの国旗について知らなくてはいけません。簡単に理解してみましょう。

(2)星条旗に誓うということ

最初に、アメリカ国歌が流れているとき、どんなポーズをとるべきなのって話をしました。「直立不動の姿勢で、右手を胸の上に当て国旗を見る。」シンプルです。

でも、このポーズにも意味があります。意味はこうです。あることの象徴である「アメリカの国旗に忠誠を誓う」ということです。

では、アメリカの国旗ってなんの象徴でしょう。これは、United States Codeという合衆国の法典に書かれているのですが、アメリカ国旗は「自由と正義」を意味しています。

(出典:https://www.senate.gov/reference/resources/pdf/RL30243.pdf:第4編の第1章:United States Code: Title 4, Chapter 1 Chapter 1—The Flag:Title 4 United States Code:§ 4. Pledge of Allegiance to the Flag; Manner of Delivery)

1829年から、現代にいたるまで、学校生活に受け入れられている価値観にはこう書かれています。

「私はアメリカ合衆国の国旗と、その国旗が象徴する共和国、神の下に一つとなって分かたれず、全ての人に自由と正義が約束された国に忠誠を誓います」

“I pledge allegiance to the Flag of the United States of America, and to the Republic for which it stands, one Nation under God, indivisible, with liberty and justice for all.”

(3)自由と正義

みんなに、自由と正義が約束され、一つとなっている国です。国歌が流れているときのポーズは、こういう国に、私は忠誠を誓いますという行為です。

今、片ヒザを立てている選手は、起立のポーズをとっていない以上、「忠誠は誓えないといっています」。理由は「国が一つとなっていないからです」。

コリン選手は、差別をあげていますが、一部の国民が、ひどい理由で制約を受け、ひどい目にあわされていることは問題だと考えています。

片ヒザの意味、それは「差別をなくしてほしい。」そして、「すべての人に自由と正義を約束して欲しい」といった考えのはずです。

7 選手たちを立たせるには

トランプ大統領は、国歌がながれているときに、選手たちが起立しないことにイライラしています。選手をクビにしたり、試合を中断させてもそれは解決になりません。

むしろ、もっと片ヒザの選手が増えることになります。何に気がつくべきなのでしょうか。

解決は難しいけれど、意識することはシンプルです。それはトランプ大統領が差別というものを知ることです。知れば彼らは起立してくれます。

今、トランプ大統領は、起立しない選手・星条旗を軽んじる選手はクビになると演説しています。また、試合前の片ヒザの抗議についても、無礼な行為だと言っています。NFLの評判は低く、フットボールゲームを純粋に楽しめないので、こういった選手たちはクビにしたり、試合自体を中断すべきとも言っています。

スター選手のコリン選手はチームと契約ができていません。とても、合理的に判断できていません。起立していないことが無礼だとして、国旗に敬意を払うべきだとしていますが、少し判断が形式的すぎます。

抗議している人のメインは、アフリカ系アメリカ人です。そして、片ヒザを立てている人は、国旗に敬意を払うことがどういうことを意味しているのか、もう少し深く考えています。

思っていることは、「すべての人に自由と正義が約束されている」国旗に忠誠を誓いたい、です。実際、NFLと選手たちは腕でアームを組んで、ひとつにつながっているようなポーズをとっていますよね。

ひとつになってということを意味しています。ツイッターで、アームを組むのはいいけれど、片ヒザをつくのはダメだといっていますが、NFLや選手たちが「忠誠の誓い」を根拠にしていることにあまりピンと来ていないんでしょうね。

トランプ大統領のいう「Great America」ってなんでしょう。コリン選手たちは、「有色人種に対する差別:すべての人に自由と正義が約束されていないこと」を抗議しています。でも、大統領は、国歌が流れるときに、起立しないことを問題視しています。

大統領と、選手たちが、みな対等であると思っているかについては、悲しいぐらいに違いがあります。そして、主張がかみあっていない以上、あまりロジックにそって考えてはいません。

むしろ理屈じゃないんだ!きゃつらは、Bad Ratingなんだ!という評価です。そして、権力者であるのに、100万ドルも稼ぐ選手たちは生意気だとしています。友人のフットボールオーナーを通じ、クビにすると大宣言です。

みなさんも気づいたでしょうか。これも、わかりにくいのですが、差別の一場面なんです。難しいですよね。でもね。差別をしている当事者は「差別していることに気がつかない」というのも差別の特徴なんです。

不思議なことに、「こういった発言は、みなに誤解を与えるかもしれないけれど」「怒っている理由、それは国旗に対して敬意を払っていないからなんだ」という発言につながっていきます。根拠は薄いのに、攻撃は過剰。説明もうまくできない。

差別のポイントに気がついた人は、「差別されたんだ…」という人におそらくシンパシーを感じると思うんですね。みなさんも、一見わかりにくい差別というものについて考えてみる機会になれば嬉しいなと思って書いています。

でもね。希望もあるんですよ。それは、選手とNFL選手が腕を組んでいる場面、白人が片ヒザを立てている場面、面白いことにスポーツを通じて、立場の違う人たちが、同じ思いというのを共有しようとしています。

もともと、スポーツには政治的な主張を持ち込むべきじゃないという考えがあります。エンターテインメント性が損なわれるというのもありますし、人々のコミュニケーションにギクシャクしたものが生じるからです。

でもね。この内容を見ていると、スポーツには人々の思いをひとつにつなげる力というのも強いなって感じています。スポーツでのちょっとした象徴的な振る舞い、それが相手の考え方にも配慮したものであれば、立場の違う人にも、思いが伝わる力があるような気もします。

片ヒザの意味…大統領に少しでも伝わるといいなと思っています。

また、この後、ちょっとしたブログ記事も書いているので、よかったら楽しんでみてみてください。

アメフト、哀しき演目と偉大なる俳優たちのインターセプト

 

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