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ミサイルが島根に落ちても意味ない?それ本気で言っているの?

time 2017/09/05

ミサイルが島根に落ちても意味ない?それ本気で言っているの?

こんにちは、よっしーです。北朝鮮がミサイル発射予告をしたことに対する、ある政治家の幹部の発言を取り上げて考えてみたいと思います。

発言の文言といった細かい部分ではなく、ある程度、その背後にある考え方みたいなものに僕はこれどうかなぁと感じます。

でも、まずは、昨今の流れから確認していきましょうか。

1 核「開発」から「演習」の段階へ

(1)なぜ、ミサイルが、島根、広島、高知の上空を飛ぶことに

2017年の5月頃から、北朝鮮のミサイルにかかわるニュースが比較的多く報道され、色々なことが説明されています。

でも、「核開発の段階は終わりましたよ」ということだと思います。

報道の内容としても、①弾道ミサイルを作れるようになったということ、②核実験の繰り返しによって、威力が増大したこと(水爆の話をしてますよね)、③ある程度精密にコントロールできることをあげていますよね。

ようは、核兵器を従来より「より遠く、より強い火力で、より精密に」コントロールできる技術をもったということです。もはや、開発の段階ではありません。

では、どういった時期でしょうか。おそらく、どのように使っていくかの「演習」に入ったはずです。

その中で、2017年の8月10日、北朝鮮は、ミサイルをグアムに向けて発射するとアナウンスしました。

アメリカのトランプ大統領の警告に対する、北朝鮮の威嚇のはじまりです。もともとは、アメリカは核保有国は増やしたくないという立場で、

アメリカのトランプ大統領が9日に、核ミサイル開発を続ける北朝鮮に対して、「火力と怒り」に直面すると警告しました。

これに対して、北朝鮮が反発をしました。アメリカに対する重大な警告として、「火星12型」というミサイルを4発、グアムに向けて発射するとアナウンスしています。

グアムに届くものなので、ある程度飛距離のある、中距離弾道ミサイル4発の同時発射です。

(2)火力と怒り?

ちなみにですが、アメリカのトランプ大統領の「火力と怒り」であったり、「火力と猛威」に直面するといった表現に、なんだか、わかりにくいな…と思った人はいないでしょうか。

これは聖書から引用した言葉だからです。

今回のテーマからは脱線しますが、トランプ大統領の発言は、これです。

「They(北朝鮮) Will Be Met With “Fire and Fury” Like the World Has Never Seen」

…will be metは直面する。like the world has never seenは世界がみたこともないようなの意味です。

なので、通常、北朝鮮は、世界がみたこともないようなFire and Fury”に直面する…といったイメージになります。

この”Fire and Fury”はちょっと訳しにくくて、あまり日常的な表現じゃありません。

日本語で、あてられている言葉は、「火力と怒り」とか、「火力と猛威」のようになっていますが、わかりにくいのは、もともとが、この”Fire and Fury”が、聖書チックな言い回しだからです。

アメリカの大統領は至るところで聖書の言葉を借りますが、今回も旧約聖書イザヤ書66章の15節を引用しているはずです。

そこの言葉からすれば、北朝鮮は、人々が見たこともないような、「激しい怒りと、火の炎」をもって責められることなるといったワンセンテンスなんでしょうね。

英語に興味がある人向けの豆知識です。大統領の発信は、専門の高い知識を持ったライターが事前に原稿を作っていたりするのは、結構知られていることで、事前に、厳密に原稿を練って用意してから大統領が発言しています。

聖書のことは全くわかりません。でも、イザヤ書は預言者イザヤが神の裁きと悔い改めについて書いている章だそうです。

力のあるアメリカが、愚かな開発をしている北の地の人に対して、悔い改めないと今から「天罰」ですよの言葉です。

神様みずから「今から、天罰です」というのはちょっとおかしいので、聖書としての引用は間違っているのでしょうが、でも、事前に考えられてつくられた文章なんだろうなということはわかります。

トランプ大統領のツイッターによくでてくる単語として多いのに「Great:偉大な」「America:アメリカ」があるのですが、立場性というのは少し見えてきますよね。

2 では、わが国の政治家の発言は

(1) ミサイルが島根に落ちても意味ない…って??!

では、日本の政治家のアナウンスを比べてみましょう。竹下亘(たけした わたる)総務会長のアナウンスはどうでしょうか。

実際に、見てもらった方がいいかもしれません。9月3日の日テレNews24hの報道が一番わかりやすいと思いますので、引用したいと思います。

ん…?北朝鮮のミサイルの話ですよね…最初みたときは、ちょっとインパクトがありました。どういうことって。

これはさっきの8月10日の話ですよね。グアムに向けて打つ際に、島根・広島・高知上空を通過することとなります。

我々は「えっ」(と思った)…北朝鮮の事前にここを通りますよの予告について驚いたということですよね…見ているこっちも何だろうと思います。

余談ですが、意外なことに、北朝鮮はミサイルを発射する前、相手方に通知しています。

毎回ではありませんが、発射前に、民間の航空機が安全に飛ぶために設置された国際民間航空機関(ICAO)といった機関に通知をしています。

まぁ、それはともかく、なんで相手方の予告に驚いたのかの理由ですよね。気になってみているとこの画面が表示されます。

広島はまだ人口がいるけど、(人口の少ない)島根に(弾道ミサイルが)落ちても何の意味もねえなと。瞳孔が思わずクワッと開きました。

みなさんも、50秒から52秒あたりの動画をみてみてください。何を感じますか。しかも、背後では、何の物音もしてなくシーンとしているでしょ。

少し思うところがでてきます。

ただ、報道が、会議の発言の一部を切り取って評価し、全体の話の流れを検討していないということは、ままあることなので、この日はなんとなく流していました。

もしかしたら、一部の言葉だけを切り取っているのかなって。

日があけて、今日はちょっと違った内容が報道されます。「“島根に落ちても意味ない”竹下氏撤回せず」というタイトルです。でも、まずは、実際にみてもらいましょうか。

http://www.news24.jp/articles/2017/09/04/04371634.html

撤回しない…なるほど。昨日の発言が問題になっているんですね。

どこが不適切ですか?…んん???!!

「教えて頂ければ、(撤回も)考えさせていただきますが」

ンん…ッ!!みなさんはどう思いますか。僕は、あまりこの辺の物言い・表情は好きではありません。言葉は一見へりくだっているけど、32秒から33秒の微妙な表情では、少し口の角が上にあがっていますよね。

僕だけの感覚かもしれませんが、これ本気でいっているのかなと思わず感じてしまいます。すごく、もやもやします。

「広島はまだ人口がいるけど、(人口の少ない)島根に(弾道ミサイルが)落ちても何の意味もねえな」…

僕自身、千葉県のトトロの森のような場所に住んでいることもあって、少し不適切なところを指摘してみたくなりました。

しかも、言っている人は、議員一年生の経験がない人とかではありません。自民党の大幹部です。総務会長です。まずは、この社会的立ち位置から確認してみましょうか。

(2)総務会長ってなに

ものすごくポジションが高い人なんだろうけど、総務会長が何をやっているかはわからない。そんな人も多いかと思います。もちろん、本当のことは内部の人でないとわかりません。

でもね。ベースは、判断する人です。総務会というのは、31名からなる国会議員の中で、人事や法案について重要な意思決定をします。総務会長は、その議長さんです。政調会長とかは、どちらかといえば、専門的知見をもって法案の企画・立案などをもんでいるといったイメージがありますが、

総務会長は、意思決定をする人たちで、法律案だと、党の部会で議論された後、この総務会を通れば、自民党内の党議拘束がかかります。

ようは、自民党員に会が賛成と決めたら、基本的に意見を拘束できるということです。

当然、権威ある場所で、ベテラン議員が就任することになります。中曽根康弘さん、宮沢喜一さん、森喜朗さんなど聞いたことがありますよね。総務会長は、自民党内の、最高意思決定機関の議長さんです。

第一党の大幹部として、「重要な政策を判断する人」です。国民全体のために、高い知見と、深い見識を持って、妥当で適切な表現と・的確な判断を求められるポジションです。

重責だけれども、ものすごく、公の判断としてみんなの高い期待が寄せられています。

(3)もちろん、島根だから弾道ミサイルが落ちてもいいと思っているわけではない

竹下亘さんは、島根県の出身です。公式のホームページをみても、「活動報告 写真」のなかで、地元の活動も行っているのがわかります。

もともと、島根県のことをよく知っているはずで、人口が少ないことは感覚としても髄まで理解しているはずです。

高知県もそうですが、島根県は、県としては70万人程しか人口がありません。日本全体で、下から5位以内に入るような人口の少ない県です。少なくとも、人口が多いことが価値だとは思っていないでしょうね。

むしろ、周りには歴史的な建物や観光もあります。自身が雲南市の出身であることを考えても、(人口が少ないから)ミサイルが落ちても何の意味もないなとは考えていないはずです。

自身の基盤である島根県にミサイルが落ちていいとは考えているわけがありません。また、人口の多い/少ないというのは、基準にはしてないはずです。

おそらく、軽口に近いのでしょうが、地元をよく知っているだけに、こんな田舎をわざわざ狙う程の場所ではないよと考えたのかもしれません。

僕の住んでいるところも過疎化ほどではないですが、トトロの森のような田舎です。信号機より高い建物をまずみません。武力をもって、あえて、弾道ミサイルを落とす場所ではないことは確かです。

もちろん、落ちてもらうっては困りますが、実感として、北朝鮮がわざわざ戦略性をもって、狙うような場所じゃないなと思います。おそらく、上の発言も、自身の土地勘とも相まってでた思わずでてしまった発言だろうなというのは思います。

(北朝鮮からすれば)こんなところ狙ってどうするんだ…口にするかは別にしても、心につい浮かんでしまうということはあるかって。

でもね…それは、どちらかといえば、北朝鮮の人の目線ですよ。

ミサイルで実際にどこを狙うかは、相手側の判断です。現状、日本がアメリカを威迫するようなことは考えにくいですが、北朝鮮は違います。

現体制が残るかどうかの、ギリギリのやり取りの中で、アメリカを威迫しているような国が、「激しい怒りと、火の炎」をもって責めると発表しているアメリカやその同盟国に対して、実際にどう行動にでるかは不明な部分が残ります。

3 「激しい怒りと、火の炎」を持ちたいと思っているのはアメリカだけではない

北朝鮮が、国の力のほとんどを注ぎ、この10年間やってきたこと。それは、これです。強き核保有国になりたいという思いです。

北朝鮮が、この10年間でやっていることの経緯は知らなくてはいけません。それは、核保有国として、自国に多数配備する一つ前の段階にあるということです。

もちろん、北朝鮮の立場からすれば合理性があるのですが、自力防衛の悪いところがギュッと凝縮されたひとつの究極の姿です。

でもね。問題なのは、今、北朝鮮は実験を終えて、演習段階に入っているという事実です。このフェーズが終われば、次は量産して、国にミサイルを多数配備していくはずです。核保有国としての台頭です。下で言えば、核保有国がなぞってきた③の段階を行っています。この後、核保有国として宣言することが当然考えられます。

①核実験を繰り返し、火力を強力にする→②小型化・長距離化して、遠くまで運べるようにする→③実験や演習を繰り返し、コントロールの制度を高める(今はココ)→④ミサイルを量産をして、国に多数配備する

(1) ものすごいスピードの核開発

火力を強力にする(①)にかかってくるのですが、アメリカ・ロシアが7年かかった工程を、11年かけて、北朝鮮は完了しました。

これについては、日テレNEWS24がわかりやすくポイントを切りだしてくれているので引用します。

http://www.news24.jp/articles/2017/09/05/10371663.html

(出典:北朝鮮核実験 “水爆成功”の深刻度)

これをみてください。「きのう」というのは2017年9月4日のことです。水爆というのは、同じ核爆弾でも火力が強くなった物です。

火薬換算されていますが、過去の広島に落とされたものが15キロトン、長崎は21キロトンなので、そのときの3倍から4倍の火力のものが、この、11年間、6回の実験をへて開発されたことになります。

また、みなさんが知っているように、小型化・長距離化については、弾道ミサイルに乗せて実験をしているので、開発済みです。それこそ、北朝鮮がアメリカ本土に届くような弾道ミサイルを作れるようになったため、実際に、グアムに向けてミサイルを打つと発表して、今まさにアメリカを威嚇している状況です(②)。

今、北朝鮮は、演習を繰り返しています。今回の中長距離弾道ミサイル火星12型4発を、グアムに向けて同時発射するとの声明も、細かくコントロールできますよといった意思表示ですよ。

アナウンスの中に、「島根、広島、高知」の上空を飛ばせてといった具体的な地名を挙げ、射程距離3356.7kmを17分45秒間飛行したあと、グアム島周辺30kmから40kmの海上に着弾させると、内容に触れていますよね。

詳細を明らかにしています。これぐらいのことはできますよのアピールです。しかも、中長距離弾道ミサイル「火星12」型4発を同時発射するといっていますよね。ここにも当然意味があります。

こういった演習を繰り返して、北朝鮮は、今後保有国になろうとしているわけです。

今はたしかに演習ですよ。でも、将来はこれに水爆の弾頭をのせて運ぶつもりです。過去の歴史の4倍の爆破力を持ったものを着弾させるためです。

もちろん、考えたくはないですが、東京に、着弾した場合には23区内は、終わりです。僕の住んでいる片田舎に落ちた場合でも、どうしようもありません。千葉県は彼らの主張する焦土になります。

仮に島根でであれば、岡山・広島・山口・愛媛が無事なわけがありません。本来の威力からすれば、島根に落下(本当は落下という言葉にも違和感がありますが)すれば、広島に着弾するのと変わりがありません。

(2)アメリカはなにを抗議しているのか。日本は?

こういうアメリカの大統領と、日本のトップクラスの政治家の発言をくらべてみたときに、北朝鮮に「厳重に抗議する」という言葉一つをとっても、背景にある考え方って、違います。

それは、ミサイルの脅威性です。アメリカの大統領は、水爆の弾頭が「実際に搭載された」ミサイルを想定しています。だからこそ、ミサイルの燃料注油を衛星で監視してますし、実際に軍事を編成しています。そして、聖書の言葉を借りて、北朝鮮にやるな!と警告しています。

一方で、我が国はどうでしょうか。総務会長というのはポジションはなかなかのトップです。ただし想定しているのは「弾頭なし」のミサイルの「破片」が「島根、広島、高知」に落下してくる場合というのを想定しています。おそらく、一番最初の発言はね。

自分のところの身内の会議で、自分がトップにあるので、ちょっとしたウィットのつもりだったかもしれません。でも、そこシーンとしてたでしょ?おそらく軽口がすぎたはずです。

与党の、しかも、政策の最終的な意思決定をする重要な会のトップが、現実的な危険である「国防にあまり興味がない」ということがうかがえます。

水爆・核爆弾の威力や、北朝鮮の国家としてのミサイル開発の経緯はこのレベルであれば、当然党内の議題として、普段から総務会にあがってきているはずです。そこは、政策の最終的な意思決定の場ですから。

ところが判断する人のトップが「島根に(弾道ミサイル)が落ちても、意味がない」といっています。

当然、核爆弾を念頭に置いていません。一般人だとしても、核弾頭の火力や威力を前提に考えていたら、「島根に落ちても、意味がない」とはいえません。着弾の10km以内は、生きとし生けるものは、なにも残らないからです。

想定しているのは、いつものように、(落ちてきたとしても)ミサイルの破片だろうぐらいのはずです。このように、アメリカの大統領の抗議と、日本のトップ政治家の抗議とでは、ともに強い言葉で抗議をするにしても、バックにある考えは違います。あまり真剣にミサイルが飛んでくることを検討していません。

国防は専門性が高い領域というのはわかりますが、それでも、法案・政策の最終意思決定をするところの議長ですよ。普段から興味がない・検討もしてないということがうかがえます。

4 不適切なところ、リスク検討をしていないため、説明ができていない

(1)専門領域のため、およそ検討していない。少なくとも、説明ができていない

しかも、その後、言葉の趣旨をこう補足しましたよね。

「島根でも、離島でもミサイルは落ちれば極めて重大な事態だ。その上で戦略的に考えた場合、北朝鮮が島根を狙うことはないだろうという思いを話した」。

報道の方には、竹下亘総務会長にどういったミサイルを常日頃から想定しているのか聞いて欲しいなと思っていますが、仮に弾頭がのっているものであれば、これはひどすぎます。

近代国家のミサイルを考えた場合、基本的に、国民にできることはなにもありません。ミサイルを監視することも、飛んできていることもわかりません。目でみることもありません。

Jアラートが、避難してくださいといっても、対地も幅広いし、数分でどこに逃げろと?思うのが普通のはずです。まずもって、必要な情報の周知も足りていません。

でもね。まずは、政治家として、ミサイルが落ちてこないように検討することが必要です。かりに、落ちてきたとしても、国民の被害がゼロになるように検討することが期待されています。

「戦略的に、島根を狙うことがないだろう」というのはわかります。合理的な考えとしては、あえて田舎に落としてもということですよね。

それを前提にすれば、国家の意思中枢機関や、基地など、国防のかなめになるものがあるところ、もしくは、原子力発電所や、石油コンビナート、通信設備など、そこを攻撃すれば被害が甚大になるところを戦略的に狙うでしょうね。

でも、それは北朝鮮側の目線です。あちらにボールがあります。じゃあ、飛んで来たら、どうしますか。日本の立場としては、実際に飛んできた場合に、ミサイルを国土に落とさないための想定が必要ではないでしょうか。

それは、ミサイル防衛の知見です。北朝鮮が、今演習を積み重ね、火力を強めていく中で、今は弾頭がのっていないけれど、今後、今までの流れからすれば、のる可能性が非常に高い。

日本としては、こういった方向性で検討しているということを積み重ねて、国民に説明していかないといけません。

それは、ミサイル防衛システムで国にミサイルを落とさないこと、もしくは、落ちたとしても、たとえばスウェーデンの核シェルターのように国民の被害をゼロに近づけていくこと。そして、最終的には北朝鮮にミサイルを打っても意味がないな…と思ってもらうぐらいの方向性しかありません。

もちろん、このミサイル防衛システムも、スウエーデンの核シェルターも難しくて、現実的でないところが一杯あります。それでも、政治家の検討の順番としては、まずは、落とさないことです。そして、次に被害をださないようにすることです。

竹下さんは、島根に愛されて育った人のはずなので、北朝鮮が、実際にそこを狙った場合に、どのように考えているのかは素朴な疑問がわきます。

その意味でいうならば、「戦略的に、島根を狙うことがないだろう」というのも。不明確ですよね。

実際、島根県には航空自衛隊の基地が2つありますし、原子力発電所もあります。相手が狙わないとは限りません。

近代のミサイルの効果が、非常に幅広い範囲だということを考えても、どこに落ちようが「重要な問題はあります」。

ただ、僕はどちらかといえば、「島根に落ちても、意味がない」という発言には、実際に受けるべき被害のシュミレーションや、数分で国民が非難すべき地下施設が検討されていないことが含まれていることの方が問題だなと考えています。少しわかりにくいですよね。説明します。

この発言の背後に、国防は、専門外で普段タッチしていないことが想像できます。

こういう内容が、総務会の議題にあがらないとは思わないですが、「島根に落ちても意味がない」と答えるところが、普段国防について「検討していないです」ということを裏から表しているからです。

相手側が通知してきた部分の都合のいいところだけ考えて、他の予測しうる事態について検討していないこと。まず、ひとつは、これが不適切です。リスクとまったく向き合っていません。

火力ひとつをとっても国防に興味がないから「島根に落ちても、意味がない」と思わず言ってしまうんですね。70キロトン換算の水爆の威力を考えていません。

被害は点ではなく面です。

島根に着弾すれば、県内の基地、原子力設備含め、岡山・広島・山口・愛媛だって甚大な被害が予想されます。

アメリカが想定しているように、現時点をとっても、過去の経緯から踏まえてみても、自力防衛のため、核保有国になろうとしている北朝鮮のリスクについて、トップの政治家が「落ちないようにどう考えているのかとか、落ちたらどうなるのか、また、どうするのか」を説明できないのかなって、疑問がわきます。

(2)今回の発言は、それが、国民の被害をゼロに近づけていこうという法律の趣旨に反している。

法律の専門家ではないため、一般国民目線での意見になりますが、国は国民保護法というのを定めています。他国が弾道ミサイルで攻めてくるような、武力攻撃が予測されるときなどには、事前に国のガイドラインをつくった上で、国民全体を守るための万全の体制を整備する責任を負っています。

目的は、国民の生命や体、財産の保護です。ミサイルが飛んできたケースのように武力を使ったときの被害をゼロに近づけていくという発想です。

そして、3条が、国の責務を定めているのですが、武力攻撃されているときや、武力攻撃が予測されるようなときには、国は国民を守るために、的確な対応を迅速にやる責任を負っています。

もちろん、どこまでが攻撃が予測される状況なの?そもそも、日本に対する攻撃ではないよというのはありますが、国としては少なくともガイドラインの中で、弾道ミサイルが飛んできている場合というのを立てているわけです。

その意味では、今回においては武力攻撃は予想されないですよといった説明をしたり、

かりに「島根、広島、高知」の上空を飛ぶということであれば、ミサイルを分離する前なので、落下物によって、国民の財産や、生命や身体に被害は及ぼさないでしょうとか説明するのが本来の法律の趣旨のはずです。

かりに、この法律があたらないとしても、国民国家形成の段階において、国防や警察権は国に任せているわけですし、根拠が弱くなりますが、憲法の前文にある平和的生存権、そして、武力が予測されるときには、個人の自由が大きく制約される典型ということで、13条からも、国民保護のために、的確で迅速な対応をしていますという姿勢はあっていいはずです。

ようは、近代武力を前に、国民の被害をどうゼロに近づけていくかというのが全体の法律の流れとしてあるわけです。一般に国民はミサイルの検討をすることは難しいことを考えても、国とかの重鎮にそこの部分でふざけてもらっては困ります。

「島根に落ちても、意味がない」。それ、本気で言っていますか?

被害をゼロに近づけていくかという考え方からすれば、なぜ、「広島に落ちたら意味があって、島根に落ちては、意味がない」のでしょうか?

それはねぇ。あくまでダメージの大きい箇所をねらうだろうというステレオタイプのリスク検討しか想定していないからです。こういったものしかねらわないだろうし、たぶん、上空を通りすぎるだろうとの予想で終わっています。

逆をいえば、「島根にはなにも落ちてこないですよ。住民の人も安心してくださいね。」というのを茶化したんだろうなとはわかります。

でもね。総務会の議長という社会的な立場性・公共性からも、そこの冗談の部分だけで終わってもらっては困ります。

今回の発言のだめなところ、それは、国の中枢にある者として、必要で適切、そして迅速なリスク検討をしていないところです。背後に、国のタスクとして、国民を守る。被害をゼロに近づけていくという責務はあるし、その内容も的確でないといけません。

でも、たぶん興味がないんですよ。ジョークで逃げてしまっています。当初は、「島根に落ちても、意味がない」の言葉だけをとらえられているのかな。それだと少し酷かなとも思ったのですが、

その後、一連の発言をみると、やはり問題があります。

一方で、不適切なところについて「島根県民の方々に極めて失礼」といった他の党の指摘がありますが、これはおそらくポイントが違うはずです。もちろん、色々な考え方はできるんですよ。

でも、そこに住んでいる人の名誉感情とかの話ではないはずです。みなさんも、僕がやったことをちょっとやってみることをおすすめします。

この「島根に落ちても、意味がない」の発言を、自分の住んでいる県に置き換えてみてください。僕は千葉なので、彼が、次のようなことを言うのを具体的に想像しました。

弾道ミサイルは「千葉に落ちても、意味がない」と言われた場面をできるだけリアルに想定してみる。

思わず笑ってしまいました。本当に政治家なのかなって。侮辱されたというイメージや思いはでてきません。

どこの県を選別しているという発想では、おそらくなくて、「島根にはなにも落ちてこないですよ。住民の人も安心してくださいね。」のジョークのはずなんですよ。わからないですけどね。

でも、ポイントとしては、その軽口の部分は置いておくとしても、メインのリスク検討の部分です。じゃあ、今、総務会では、どういったリスク検討が進んでいて、こういった方向性で考えているという説明が聞きたいと思っています。

今回の不適切なところ、それは、なかばジョークの部分だけで終わっていて、メインのリスク検討について、自民党の最終意思決定の機関の長としては、どこまで考えているのかが見えてこないところです。

相手がねらうかどうか、通告通りに飛ばすかどうか、戦略的意味はなくても、シンボル的な場所を狙った場合は、ましてや、島根には、原子力設備や基地などもあります。

そこのメインの部分がないと、それを軽口とみれなくなります。

僕は、今回、この動画をみたときには、なにか言葉にしにくいようなもやもやを感じました。

①「島根に落ちても、意味がない」ということを言われる。ここからは、普段、国防に興味がないことが推測できます。でも、これだけだと、報道がごく一部の発言を切り取って、政治家の趣旨をとらえていないということはあるので、その日は、ん?とちょっと気になる程度でした。

でも、翌日、②「なにが不適切か教えて頂きたい」を見た時点で、…ん?と思い、③「戦略的には、島根を狙わないだろう」といったような、とってつけたような説明。そして、その後の、一連の流れに、言葉にはしにくい…だけど、感覚的には間違っているというような、印象を抱きました。

今回の不適切なところ、それは、相手側が意図しないような場所をねらったときなど、普段からリスク検討してないだろうなということを推測させるところです。

どこに落ちても重要なのだとしたら、なら、どこまで考えて、リスク検討されていますかを知りたいと思っています。

発言の撤回はどうでもいいんです。気分が害されたかどうかがおそらくメインでないですから。島根県出身の議員さんでしょ。意味がないとは思っていないはずです。

でもね。本筋のところ、核ミサイルという現実の脅威に対して、もう少し、問題に向き合ったリスク検討の部分を、もう少し説明して欲しいなと感じました。そのリスク検討の説明もあわせて聞いて、内容が、真摯なものなら、少なくとも島根の人たち、住民の人たちには地元の安全を願ったものかはわかります。

竹下亘総務会長…

今日は、2017年9月6日なのですが、本日「国内最大規模」のミサイル避難訓練が行われました。

ミサイルが飛んできた場合に、せめてできることをと、窓ガラスから離れたり、辞書を入れた袋で頭を守ろうとする訓練です。

この種の避難訓練としては、参加人数が多くて2000人が参加しています。全国トップレベルの人数が参加した避難訓練です。

これだけの規模の避難訓練は一体、どこで行われたと思いますか?2000人も参加する訓練です。

人口の多い広島でしょうか?違います。おそらく、あなたもよく知っている県です。

そう。島根県です。

そして、その中でも小さな壱岐の島です。人口は1万4千人しかありません。

時事通信社の写真を引用させてもらいますが、小学生の子どもたちが、頭を伏せてミサイルを想定した訓練をしています。その姿をそっと見てみてください。何を思いますか。
(出典:https://www.jiji.com/jc/p?id=20170906122537-0024900632)

理由はわかりません。僕はなんとくこういった姿に涙がでてくる思いがするのですが、小学生に、こういった訓練が必要な世の中を…なんと言葉にしていいかわかりませんし、

北朝鮮からすればおよそ、戦略的に狙うような場所ではありません。

でも、間違いなく、これはあなたに対するメッセージです。島民たちは、あなたに対して語りかけています。

物理的にも、立場的にも、直接言葉を届けることは難しいです。でも、彼らはできる範囲で語りかけています。

島根県にある人口1.4万人しかいない島で、国内の参加人数ナンバーワンのミサイル避難訓練が行われました。住民はミサイルについてどう思っていますか?また、ミサイルについてどう向き合っていますか?

島根の人たちは、本当に、島根に落ちても、意味がないと感じていますか。そこは軽口ですみますか。

近代兵器の前に、国民のできることは悲しいぐらいに無力です。でも、できることをやっています。

第一政党の重要な意思決定をする場所のリーダーとして、みながあなたに期待をしています。普段は指摘も厳しいですよ。それは、みなの利益にかかわっているからです。

どうか、国防とミサイルについてのリスクについて考えてみてください。僕は、言葉の撤回は必要ないと思っていますが、リスクについての検討は真剣にとらえて欲しいなと思っています。

今の小学生たちが、こういった訓練をしないといけないという状況…また、島根の島の人が、今日こぞって避難訓練に参加したことの意味を考えてみてください…

今、まさに、この避難訓練には参加しなくてはいけないという島民たちの、色々な思いですよ。あなたがジョークでいった「意味のない県」の「さらに意味の少ない島」で行われたミサイル避難訓練です。

その集まった数は国内トップです。ものすごく「意味がある」し、島民たちの思いがこもった「意味のこめられた」避難訓練です。報道にも取り上げられています。

国の重要な仕事をする人は、抽象的な国民といったある種、個性のないイメージで進めないと仕事にならないということは理解できますが、一方で、その背後に、こういった具体的な人たちの思いがあることにも気がついてくれると嬉しく思います。

リーダーとしては、発言の撤回よりも、国防ということにどういう風に考えているかについて、真剣にとらえて語りかけてくれると嬉しいなと思います。

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