2019/02/27
みなさん、こんにちは、よっしーです。
今日は、相手が請求書をもっていなかったらというお話です。昨日のブログ「食品卸業者を探して、必要書類を集めよう」の補足ですね。
みなさんは、これから卸業者に交渉…とはいっても、ちょこっと質問するだけなのですが、会話の流れとしてはこうです。
「会社として来ていて、ある程度の数買うことを検討している。買う際に、納品書と領収書はだしてくれますか?」が1つめの質問です。
そこは、まず、断らないと思いますので、次に、「取引先がしっかりしたところから仕入れているかの証明が欲しいといっていて、領収書だけでなくて請求書もセットで欲しいんだけど…」ということを切り出します。
そのときに、もし卸業者が、請求書の書式をもっていて「これでいいの?」といってくれるときはいいですが、「いやー。うちは請求書ないね…」といったらというお話です。
あなたなら、どうしますか?もともと、請求書は、取引がある人に出す書面なので、たとえ、その店に請求書があっても。ないという可能性はあります。
答えからいけば、請求書についてはこちらで持ってくるので、そこに、少し書き加えて欲しいというだけです。
もちろん、相手にお願いする立場なので、誠実に失礼のないようにお願いしてください。
ここでいう「誠実に失礼のないよう」にとは、すでにブログでみてますよね?内容よりも、ここでほとんど決まってしまいます。
まず、いそがしい相手にお願いするときの時間への気遣い。
そして、失礼のない服装、これは、いつでも作業にうつれてよごれてもいいような服装。つまり、肉体労働フォーマル、機能美スタイルです。だから、スーツもだめです。
また、作業時にケガしにくいことも含まれているので、引っかかったり、機械に巻き込まれてケガするようなもの、半ズボンやピアス、パーカー、ひらひらした服装も、相手は直観的に好きでないということも知っておいてください。
それと、言葉使い。ボソボソしゃべらない。できるだけストレート、シンプルに。とくに言葉や態度などが丁寧すぎると、つくったもので、不誠実で無礼にみえます。いい悪いは別として、相手には慇懃無礼にうつります。
ブログを読むみなさんにとって、なぜここをしつこく…と思っているかもしれません。でも、重要なんです。肉体労働系のお仕事の暗黙ルールなんです。現場で相手に好かんと思われたら、部外者はもう聞いてもらえないんです。
まず、肉体労働系の現場では、とりあえず結論から言ってくれという人が多いです。これはいそがしいから、習慣的に待ってられないからです。
現場では、必ずその日のうちに終わらせなくてはいけない作業があります。なので、基本はこちらがやって欲しい結論をストレートに切り出して、理由を一言二言ポンポンです。
そして、工場だろうが、市場だろうが、大体周りはうるさいことが多いです。なので、ボソボソも習慣として印象がよくありません。
ようは、いそがしいときに、聞こえにくいし、よくわからないことをいわれると、相手は嬉しくないんです。せっかくのみなさんの頑張りがあだになってしまうんですね。卸業者にあやしまれて断られることになります。
そして、挨拶ができるというのは、ガテン作業の基本動作の部分でみなうるさいです。どの現場でも、必ず朝の朝礼で何らかの声出しをします。
フォークリフトやハンド、クレーンなどが行きかう現場では、何かあったらケガさせないように声がけをするというのが基本動作になっているんですね。
なので、つまらないことかもしれません。けれど、格好と話し方で、みなさんが対応してもらえるかどうかが、およそ決まってきてしまいます。
逆に、内容については、相手ができる・できないはシンプルにいってきます。なので、断られても、そこは、あまり深く考えて落ち込まないでください。そこがだめでも、問題ありません。
でも、そのときも、ここまでやったらやってくれますか?の提案ぐらいは一言いってくださいね。とくに「うーん…」といっているときは、可能性がありますから。
ダメなときは、「ダメダメ、難しい」と逆にいってきます。そのときは、気持ちよく「すいません。ありがとうございました。」といってあげてください。
ここまでは、相手に失礼のないようなお願いをしてほしいというものですが、話を戻しますね。
請求書を相手がもっていればいいですが、「いやー。うちは請求書ないね…」といってきた場合、これは自分で「請求書」のフォーマットを作成して、用意することになります。
みなさんは「請求書」を見たことがありますか?ぼくは、サラリーマンは10年以上やっていましたが1度も見たことがありません。これは携わっている仕事や部署によるかと思いますが、みなさんも、見たことがない人の方が多いのではないでしょうか。
でも、やることは簡単です。google検索で「請求書 テンプレート」と検索して、一番イメージに近いと思ったものをダウンロードして、加工するだけです。
そのときに、必要な項目は、自分と相手の名前と連絡先・日付・商品名になります。
具体的には、①自社名・住所・連絡先(電話番号・e-mail)、相手先(法人名:ハンコで可能)・住所・連絡先・担当者名、②請求日、③商品名、JANコード、単価・数量・金額です。
これにそったものを事前に用意して、相手に書いて欲しいとお願いしてください。請求書はシンプルなもので大丈夫です。
どうでしょうか?文章で書くとすごく長く感じるでしょうが。内容についてはよく考えてみてください。難しいことはないはずです。
サラリーマンの方もいるかもしれませんが、普段の業務に置き換えてもおそらく近いことはやっているはずなんです。社内で「承認が必要な文書を自分で起こして、実際に他部署や他社に話をしにいき、相手に書いてもらう。」それだけです。
しかも「そのときに必要なお金はこちらが負担する。」ので、全体として書いてもらえる可能性は高いですし、あとは段取りと実行の話だけです。
でも、人によって緊張する気持ちはわかりますので、前に書いたようにステーキの例です。抵抗にならない1口サイズに切り取って、少しずつたいらげてみればいいのでないでしょうか。
午前半日だけ市場のおいしい食堂に「食べにいく」と決める。そのとき、ついでに、お店をぶらっとみて「注文した後、納品書と領収書もらえますか?」という質問を1個だけなげかける。もし、「大丈夫」といってきたら、「ちなみに、請求書はどうでしょう?取引先があって…うんぬん」ときいてみる。
それだけです。逆に、どうしても聞きにくかったら、まずは、看板に「卸」と書いてあるようなお店があるか実地調査だけでもいいじゃないですか?
このブログに食品の許可申請に必要な書類を集めるやり方、必要なもの・ポイントについては書いてあります。それは、半年前に僕が悩んだこと、不安に思ったこと、そのうえで現地に見に行ったこと、考えたことなんですね。
つまり、このブログはせどりをやったことがない人が、独学でチャレンジしたらどうなるかの体験談なんです。みなさんとの立ち位置はそんなに変わりません。やっていることは小さな問題解決、それだけです。
せどりに興味がある人、これから始める人、はじめたばかりの人にちょっとでも参考になると嬉しく思います。また、もし、みなさんが、よくわからなければ、現地を見にいき、ある程度考えた上で問い合わせをしてください。
それでは、今日もよんでくれてありがとうございました。みなさんが、せどりというものに興味をもってくれて、いいものを提供し相手に感謝されるという経験を共有してくれたらと思っています。
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