2019/02/27
1 事業を持たないって人もいる
100万円で資産運用始めたいです。大きなお金にしていきたい。なにを買えばいいですか?
投資に興味がある。資産運用して見たい。だけど、とっかかりとして、スタートラインをどうすればいいかわからないって疑問に答えたいなって思います。
資産運用していて思うけど、普通の人が投資で稼ぐとかって、ほぼ無理ゲーじゃないですかね。
投資を頑張るよりも「①収入を増やす、②支出を減らす、③労働量を増やす」という行動の方が、高速で裕福になれると思います。そして、余ったお金は「世界に分散投資&毎月積み立て」でいいかなと思う— マナブ@バンコク (@manabubannai) 2018年12月24日
もと記事、おすすめしときますね。
https://manablog.org/asset-management-earn/
いいたいことは、①100万円って元手の少なさと、②始めたばかりの人には、投資の知識がないよ、だから、稼ぐ力をつけなよ! ベースの収入を上げることが先だよ!って話。
けっこう、資産運用の位置づけからいってもそうで、それは今、手元にある余ったお金からだすって考え方だからです。
資産運用の位置づけ:
■①ベースの収入上げる(プラス+)
→ ②でていくお金を救う//節約(マイナス-)
→ ③残ったお金にも働いてもらう(資産運用ってココ)。
圧倒的王道の考え
ベースに事業に投資した方が、回転が早いし、利益率がでる!ってことは知っておいてもいいです。自分で仕事を作る人だと、投資がイメージしている5%。資金1000万拘束して年に50万しか生まないっていったら。話にならないっていうかもしれない。
でも、事業や副業をもってない人もいますよね。資産運用って、サラリーマンの方が興味を持っているはずで。ふだんは仕事で追われているので、大きくしたい!って人いるはず。
でも、貯金だとそれが難しいよねも、すごくわかります。
プラス、資産運用自体、得意な人と苦手な人がいます。お金が貯まったときに、そこから勉強するのは時間がかかるので、最初は小さなところで、積立投資をベースにした方がいいかなって思ってます。
で、「なにを買えばいいですか?」のところ。
2 銘柄はあなたのスタンスが決まってから
第一段階はシンプルです。個別株で行くか。ファンドに行くかを決めて下さい。違いは、あなたが相場をずっと見てたいタイプかどうか。
運用のプロに任せたいのか。自分で色々判断したいかです。
ファンドって(投資信託)、相手にまかせるってスタンスで、お歳暮の詰め合わせみたいに、株とかをパッケージにしたファンドを買うことになります。
中身はアメリカのIT分野に投資していくとか、新興国の金融に投資するとか、テーマによって違うけど。基本はセット物。それを、積み立てていくって発想です。
逆に、個別株は、あなたが買う銘柄を選びます。もちろん、量や、いつ、注文を入れるかもあなたです。
で、あなたが、どちらの系統に属しているかは、ある程度判断できます。
大きな本屋に行ってください。株のコーナーがありますので。
そこにある株の本、かたっぱしから読んであきない人は、個別株です。とくに、チャートブックの週足(株の値動きグラフ)とか、これ面白いな。値動きのパターン1週間でもずっと見てられるって人はとくにそう。
波の動きを書いた本が楽しいって人は、自分の中で、投資を知的ゲームとして捉えることができるので、面白いはずですよ。
逆に、そうじゃない人。スタートアップのときは、言葉がちょっと難しいので、あまりよくわからないなよってヒトは、投信信託のファンドから入った方がスムーズかなって。
でも、大事なのは自分で決めるってことで、自分の中でスタンスを決めてれば、なに買ってもいいです。それこそ、個別株でも。ファンドでも。もちろん、その後の銘柄もね。
1 あれ。具体的な銘柄の話は?
これだと「(具体的に)なにを買えばいいですか?」の答えになってない!!ってヒトもいるはずだけど。ある程度、投資のスタンスを決めて、本とかで、このやり方がいいなって勉強をしていくうちに、大体銘柄って決まります。
①個別株と、②ファンドで、ちょっとおすすめ本があるけれど。
個別株:
僕の場合は1番最初に買ったものってこれです。
バリュー株(割安株)で、会社にちょっとした技術があるところ。プラス、値動きにパターンがあるって考えだったけど。値動きのレンジや60日周期があるところ。底に近づくと、値動きのキザミがほとんど動かなくなってくるもの。
①5481:山陽特殊製鋼
②5210:日本山村硝子
銘柄をある程度、固定してもいいってヒトは、下の本がおすすめです。
ベースの発想は、ボックス相場のトレードをイメージするのがわかりやすいけど。売買技術を使って、上げ下げを取る。波乗り重視で、上げ下げの予想はしょせん50%を超えない。あまり意味がないよって本です。
結局、投資スタンスというのがまずあって、その中で、これ!!って考えることになるから。「(具体的に)なにを買えばいいですか?」って、どういうトレードを考えてるのか、あなたの軸になる本を決めていくとある程度決まるようになってきます。
ファンドなら:
上にもあるけど「世界に分散投資・毎月積み立て」がいいはずです。でも、バンガードのVTIみたいに、アメリカがメインの方が成績いいですけどね。
これは、アメリカの株って、基本ずっと右肩上がりだからです。日本の株は日経がBOXレンジですけどね。
ファンド投資信託の場合は、「インデックス投資」のこの本をおすすめします
面白いですよ。帯をみてください。なにがいいかというと、暴落を含みながら、長期投資のリターンが見えるところです。マンガのところで、運用って難しいんじゃないの?ってところで「寝かせるだけじゃったらどうする?」ってところを見てほしいけど。
普通のサラリーマンが、自分の15年の投資経験を書いてくれています。とくにリーマンショックの下げ相場も経験済み。すべてのアセットクラスで大暴落(プラスは日本債権のみ)が起こったってところ。
そう。シンプルだけど、これから資産運用をする人が知るべきこと。1番重要なところはこれです。
下げ相場は必ず来る!!
3 資産運用はリスクの対価。仕込みのときは、ひたすら心をオフにする
これストックタイムなり! 貯めるべし!!
上の絵だと、ガッ!ってイメージだけど。ホントのベース戦略は、長い年月でゆっくり数を集めていくってことです。マイナスの赤画面を見ない。仕込みのときは、破たんする材料がなければ、心をひたすら切り離していきます。
今、いくら負けてるより、これだけ数を増やせたなってところを見ます。機械になる。それは真っ赤なときって、結構多いから。しかも長いですよ。
知るべきは、投資のリターン5%はアベレージの数字:決して単年度じゃないってこと
ファンドが想定しているのは、普通の人が思うより、ものすごくゆっくりなうねりです。たとえば、下げトレンドに入ったとして、早ければ1.5年。でも、通常の下げトレンドは3-5年。その間ずっと下向き。評価はずっとマイナスでもおかしくない。
ようは、ひとつのうねり。「安く買って・高く売れ」じゃないけど。激しく下げたときほど、ガチホールド。安く売っちゃいけない。
そして、ゆっくり買い集めていって、数を仕込みます。
フルに負け越す年は、うわぁぁってマイナスになるし、下げてるときは、3-5年ずっといいところがないってことも知っとかないと継続できない。
だから、上の「お金は寝かせて増やしなさい」みたいな、自分のベーススタンスになる本の知識は必要です。シンプルに継続できないから。アセットセットがほとんど真っ赤になると不安を覚えますよ。
投資って結果無理ゲーだと思う人もいるけど、一度やってみ案外簡単だから、まぁ少々勉強しないといけないけどテクニカルチャート??読めるようになれば絶対いけるぞ??
— カナタ (@777egr) 2019年1月1日
だから、後ろのテクニカル分析は、本気でこう思ってたらカモネギです。このtwitterは、いい視点が入っているから取り上げてるんだけどね。
当たり・ハズレなんか、絶対にいつかハズレます。個別株でいえば、ボリンジャーバンドや、移動平均線は個人的に当たるとは思っていても、激しく下げて大きく引かされたときはどうするの?ってところあります。
で、基本、売り方をたてるか、ゆっくり買い集めていくしかなくて、平均値が有利になるよう数を少しずつ増やしていくのが解決策なので。
5%といっても、けっこうね。心に葛藤を抱えながらの5%です。長い期間のアベレージ。だから、買ったことをわすれる。気を取られないもひとつのやり方です。
とにかくリスクの対価ってこと
その点、積立投資は、相場が下落しても精神的に落ち込まないで済むのがメリットなので、ひとつのやり方としておすすめします。
でも、そうでなくても、フルに負け越す年がある。画面あけたら、評価真っ赤っかの数字のみ。
ブルよ!赤画面をおそれちゃいけない
5%を夢見たが、1年間なにもいいところなし。こういうのはあるって知っとかないとなかなか継続しにくいです。下げ相場は必ずくるから。どこで上げ相場のピークをむかえるかって難しいです。
でも、考え方は、自分のスタンスを持つこと。そして、仕込みのときは自分への言い聞かせです。「現金で持ってるとどうせ使っちゃうから。有価証券という形で、残るように数を集めているんだ。その方がトータルで残る」って。言葉はなんでもいいです。自分が納得できれば。
大切なのは自分で判断するということ。
資産運用は、利益になるワンサイクル。いつ、お金が入ってくるか不確定なところがまったく読めないので、
知っとくべきは。持っている数をどんどん増やしていくんだって発想で見た方が楽ですよってこと。
そして、上げトレンドの3-5年で出口戦略を考える。
4 まとめ
なので、「100万円で資産運用始めたいです。大きなお金にしていきたい。なにを買えばいいですか?」って疑問。
自分の仕事を持ッた方がいい!ってことは圧倒的正論だけど。お金が貯まったときに、そこからまた勉強するのは時間がかかるので、積立投資をベースにした方がいいはずです。
積立投資のメリットは、相場が下落しても精神的に落ち込まないで済むってところがあるので。下げ相場にいる。マイナスをかかえてるときは長いよって知識は絶対にあった方がいい。
まずは、ちょっとした、入門書を読んで全体の理解を深めることは強くおすすめします。
参考図書:
①「複利と積み立て」のこと
②「下げ相場」って精神的にどう向き合うべきなの
③「上げ下げの予想」は、子どもの遊びに等しい
「複利と積み立て」について:
コミックでわかる 20代から1500万円!積み立て投資でお金をふやす (中経☆コミックス)
③「上げ下げの予想」は、子どもの遊びに等しいについて:
でも、まずは心理的な負担の少ない積み立て投資かなって思ってます。
その中で、相場をみることが好きだって人は、個別株を見ていくのがいいはず。時間がかかるものなので、始めるのは早い方が有利です。
これから資産運用を始める方にも、記事を書いて行きますね。
それでは。