2019/02/27
コンテンツが急に見られるってこと
ねえ、僕のオタクアカウント、
なんかバズってるだけど pic.twitter.com/zeenabEjQb— ろーる (@sakikololol) May 28, 2019
もともと、
・バズる
・バズった
の意味がわからなくても、「急に見られてる」とか、「注目されてる」って意味がとれると分かりやすいはず。
一般的に「拡散して話題になってるよ」をシンプルに「バズる」と言いやすくしたのもそうだけど、
マーケティング用語でも使われます。「バズマーケティング」とか「バイラルマーケティング」という言葉で、口コミの力を確認して、特定のグループの話題に取り上げてもらい、購買力をたかめること。
もう少し、意味だったり、使い方や語源について、深掘りしていきますね。
1 バズるとは、ネット上の拡散のこと
バズる = コンテンツがヒットしてること
バズるって、ネット上で一時的にすごく見られてるよってことを意味します。短時間でバァっとね。
たとえば、SNSだと、Twitterや、Instagram、Facebook などがあると思うけど、このツイートとかは、6万回ぐらいシェアされてるし、23万人の人がいいね!ってしてます。
もう何度でも言うんだけどピーマンのめんつゆバターは神の食べ物だから。
ピーマンを切って多めのバターで炒めてフタをして、しんなりしたらめんつゆ40?50ccくらい入れて水気を少し飛ばす。
恐ろしく簡単なのに無限に食べれる美味しさでピーマン5個が毎日胃の中に消える(正直10個でもイケル) pic.twitter.com/pP7gudvpvA— 月子 (@tsukiko0105) May 21, 2019
ピーマンを、たくさんのバターと麺つゆで炒めると、ものすごくおいしいってもの。
いいねボタンが23万なので、見ている人は、この10倍ぐらいはいるはず
ブログをやる人なら、たくさんの人にコンテンツを見てもらい、心を動かす。アクションとかを取ってもらうことの難しいのは知っていて、
1ツイートで、140文字。23万人のひとに反応をもらえることは、強い効果がある。やっぱり、バズったツイートと言ってもいいはず。
ちなみに、このブログで230万回みてもらうことは、ぐぬゥゥ…グハァッ!!ってぐらい難しく、コンテンツ全部で10年以上のボリュームがある。
もちろん、メディアのタイプや効果は違うけど、回数だけ見るなら、このブログは「ピーマン・麺つゆバター」の1ツイートに勝てない。
会社のメールとかあるじゃない? ちょっと数字のイメージがわくといいなと思っていて、このブログは、表示1日500回-1000回。そのときのメールよりは見てもらえてるけど、
ピーマンツイートは、その10年分。
有名人が乗せるとバズるよね
— よみ (@yamiyoyomi) May 29, 2019
多分作者もここまでネットでバズるとは思ってなかったんじゃないかな
— 愛 藍丞 (@ai_aisuke) May 29, 2019
バズってるって、こういうことで、ものすごく見られてるってことです。あとは、たくさんの人にシェアされたってことかな。もちろん、反響もあるってこと。
コンテンツを投げこんで、すごく反響を与えながら、ひろがってくことになるかなって。
2 「バズる」の語源は、ハチが飛ぶ音。英語の「buzz」から来ている!というのは、多分違う。とらえきれてない
コンテンツが刺さりましたということだと思うよ
語源は、このサイトを参考にしてます。検索トップにあるし、わかりやすいはず。おすすめしときますね。
(引用:https://mtame.jp/social/buzz/)
英語だと「バズ」は、「go viral」が一般的な言い方になるはず。次々バァってひろがってくイメージだから。
でも、Buzzがひろったところって、たぶんステップで:
①注目を集めて、②興味を持ってもらい、③ざわざわ…って影響をもつことです。
buzzにも5つぐらい意味があって、
英語に興味ある人は、こんなところを見ればいいはず。
①ブザーを鳴らして、注目を集めること。
②すごく面白い!って思ってもらうこと。
③場をざわざわ…させること。※ハチのイメージもここにかかってるんだろうけどね。
(参考:英英辞書:https://dictionary.cambridge.org/dictionary/english/buzz)
(参考:User generated Info:https://www.google.com/search?q=buzz+meaning&oq=buzz+&aqs=chrome.0.69i59l3j69i60j69i57j69i59.3183j0j4&sourceid=chrome&ie=UTF-8)
こんなところを拾えばいいかな。でも、コンテンツや、ある話題がみんなに刺さっていく過程だと思ってます。
もちろん、こういうのは間違っててもいいというか、自分の中で言葉に落とし込むための材料だと思ってて、たぶんね。buzz に「拡散」ってニュアンスはないはず。
英語だと、buzzには「電話するよ!」ってスラングもあったりするけど、基本は、バイブとかの低い音をズーズーって鳴らして、そっちをパっと見てもらうイメージ。メインは音と注目。
ネイティブに聞かないとわからないところもあるけど、英語で「バズ」が「go viral」というのは、ポイントが、次々バァってひろがってくイメージだからだと思ってて、
もし、ハチの「buzz:ブーン」がピンと来ない人は、日本での捉え方が、拡散までニュアンスを落とし込んでないから。こんなことを考えればいいのかなって思ってます。
3 「バズる」の隠れキーワードを知れ! ツイッターやブログを書く人は、絶対知っておくべき。炎上のときにコンセンサスが正しいとは限らない
「すでに共感があることを、本音でスパーン!」と言うのが、Twitterのコンテンツスタイル:
カオス! コンセンサスない議論をおこすとき、140文字バトルは泥試合となる!!
コンテンツを作る人は、幾多と見ることになると思うけど。Twitterのやり取りをしている人の数って、ものすごく多いけど。
でも、日本全部から見たらTwitterをやってる層も限られてます。SNSで話題になってることも、実は、大多数の意見じゃないってことも多くて、
人によって答えは違うって思ってた方がいいと思ってます。色々な考え方があっていいってね。
とくに、Twitterで口コミになるのって、「すでに共感があることを、本音でスパーン!」と言うスタイルで、「特定グループ」に「共感」を求めるやり方です。なんだかんだいって、価値観が共通している人にヒットしやすいから、140文字。
逆を言うと、全体的でロジックな説明は苦手。たとえば、マーケティングの話として、15秒のCMでロジックを組み立てられるかというとやっぱり難しくて、
ポンと置かれた、話題や、コンテンツが「ヒットするか・炎上するかは」、けっこう、その人の経験や蓄積。個性やバックグラウンドだったりします。
で、そこでコンセンサスが正しいとは限らない。その人なりの価値観です。たぶん、答えはどっちもある。
こういうときに、相手が重要だと思ってることを140文字で議論してみるのは、けっこう無理があります。
なので、重要なことは、自分は「こうだから→こういう結論」になると思うよって、考え方を示してあげるのがいいかなって。ベースにある前提が違ってたりします。
自分にとって重要なことってなんなの?って。
で、それは相手に無理に押し付けない。でも、言いたいことは、Twitterで今話題になっていることが、あたり前だったり、常識だよね!って書いてあっても、
それは、実はマイノリティだったり、間違ってることもあるよってことです。
とくに、Twitterだと、コンセンサスがあるのは「特定グループ」だけだよってのが隠れてたりするので、ちょっと意識してみるのがいいかなって。
ここは少し抽象的な話をしているので、後日、考えてることを記事にしますね。でも、正解は、すごく色々な考えを尊重してあげるってことだと思います。
そして、なぜ、そう思うのが重要なのかなって。ブログやSNSだと説明は難しいことも多いけどね。
4 まとめ
ねえ、僕のオタクアカウント、
なんかバズってるだけど pic.twitter.com/zeenabEjQb— ろーる (@sakikololol) May 28, 2019
なので、「バズる・バズった」って、コンテンツが急に見られてるってことだったり、拡散して話題になってるよってことだったりするけど。
けっこう特定グループ向けだし、コンテンツのイメージとしては、瞬間的です。
フランベで、フライパンにお酒を入れて、バッ!と燃え上がり、すぐ消費!ってイメージ。
バズも、ものすごい数見られた後、スゥっととけてきます。それは、ロジックというより、「特定グループの、共感あること」をわかるわかるって、感情に訴えるやり方だから。
アルコール。スパーン!火柱ボンっ!てね。
マーケティングって意味でも、口コミの力を確認して、特定のグループの話題に取り上げてもらい、購買力をたかめることだったりするので、
すごい数だけど、特定のグループにヒットしているってのはイメージがあるといいかなって思いました。
ブログ書き始めたとき、実は、buzzって言葉知らなかったんです。でも、振り返ってみるとこんなことじゃないかなって思ってたりもするので、
もし、あなたが言葉に落とし込みにくかったところがあるなら。ちょっとでも疑問に答えられてたら、嬉しいなって思ってます。
それでは、また。