2019/02/27
こんにちは、3月31日、高島屋では、この時期恒例のイベントがあるのですが、そこでスーパードルフィーという有名な人形を出しました。
こんな人形ですね。
(引用:京都高島屋:http://www.superdollfie.net/otome_d/#topMain01)
ちなみに、ロリーナというのは、少女風の人形ということです。写真でも、ポニーテールの少女がモチーフになってるでしょ?
ちょっとした目玉で、高島屋では、4日間かけて売り出すことになっています(緑枠)。
だが、しかし!ロリーナの完売には4日間も必要ありませんでした…開店前には売り切れてました。そして、ある1人の男が全てゲットしていきます。
Googleで、「高島屋 ロリーナ」と検索すると、こういう状況ですよね。転売屋がわるい!といったものがほとんどです。
もちろん、それを言うのは簡単だけど、僕は、ポイントがちょっとだけ抜け落ちているなって思うんです!ひろえてないところがあるなって。
どうやって説明しようとおもったとき、この言葉が浮かびました。
きみ…?スピンオフっちゃいなよ。ん?
ところで、みなさんは、「スピンオフ」って言葉しってますか?人気漫画とかで、「スピンオフ作品」とかいったりしますが、ようは、マンガの脇役目線のお話です。
ドラえもんでいえば、主人公はのび太くんと、ドラえもんだけど、たとえば、できすぎ君から見たら、どうなるかって話です。なんで、この子はいつもお風呂に入っているんだろうとか。このポンコツロボット、賢くないのび太くんに、もっと、適切な道具をだしてあげないと、とか、
ちょっと、違った視点で見てみたらというのがスピンオフです。
個人的なおすすめは、カイジの「1日外出録ハンチョウ」とか、「DRAGON BALL外伝 転生したらヤムチャだった件」、「金田一少年の事件簿外伝 犯人たちの事件簿」とかが面白いので、画像検索でちょっと見てみて、面白かったらマンガを買ってほしいなって思うけど。
意外とね。本編よりも、脇役から見たら、こういうエピソードになるよってものが、結構、濃口なおもしろさがあったりします。僕は、人前とかで読むと二やついてきたり、笑っちゃうからだめなんですけどね。
なので、今日はちょっとスピンオフというか、転売者目線とかの話も入れて、これってどういうことなの?って、探っていきたいなって思います。
でも、その前に…全体的なことがわかった方がいいので、まずは、必要な部分も確認していっちゃいましょう!まず、今回のイベントって、
1 どういうイベントだったの
1) イベント「乙女魂」
高島屋は、毎年、この時期に「乙女魂」というイベントを主催して、中原淳一さんの作品を紹介しています。
じゃあ、中原淳一って、誰さね?ですよね。知らない人もいるはずです。でもね。絵を見たことあるなって人は、すごく多いはずです。
ここで出てくる少女の絵とか、どこかで見たことありませんか?中原淳一さんって、この刺し絵を書いた人で、ここでは、ファッションデザイナーとして、着るものであったり、女性のヘアーデザイナーを絵で表現しています。
他にも、雑誌「それいゆ」や「ひまわり」といった雑誌の中で、女性向けの教養であったり、生きるためのヒント、インテリアの工夫なんかを書いています。
文筆家でもあるし、編集長でもあるし、インテリアデザイナーであったり、ものすごく、多彩な仕事にかかわっています。女性は内面も外面も美しくなって欲しい。そして、人生をよりよく楽しんでほしいといった考え方を持っていました。
生まれてから100年以上たっていますし、戦前の人ですが、やっていることは、現代の人の仕事とかわりません。考え方は現代人のそれに近いです。もともと、19才のときに主催したフランス人形展にて有名になっていますので、明らかに人とは違った先が見えていました。
でも、今の時代でも通用するベーシックな価値観、そういった、中原淳一さんが表現している、暮らしや生き方にあこがれたり、今回は、赤いスカートと白いシャツだけど、当時の洋服、洋裁の本を楽しみにしている人って、結構多いんです。
そして、その中原淳一のこの絵、これをモチーフにしたスーパードルフィーが発売される…これ、欲しい人は、すごく欲しいでしょうね。
でも、スーパードルフィーが、わからない人もいるかも知れないので、これも確認しましょう。
2) スーパードルフィーってなに?
スーパードルフィーを、SDと書く人もいますが、これは、株式会社ボークス社と造形村が企画した人形のことです。すごくユニークなんですよ。
実際に、見てもらいましょうか。公式ページと、インスタグラムから引用しますね。
勝手に、これ好きだなっ…て思うものを3つ、のせてみました。ぱっと見、リアルなお人形さんですよね。
スーパードルフィーが好きな人にも、説明を助けてもらいたいところもありますが、特徴って、おそらく、幼げな輪郭に、大きな目、そして、ツンとした唇です。
とくに、目はきれいですよね。造形村のグラスアイを使っていますが、ガラスの色彩も多彩に表現できるし、瞳孔を奥に見せることができるから、色々な目の表情を見せることができる、中でも、僕は、切れ長の目がいいなと思います。
肌の白さと、ほのかに紅潮した赤さも、いいところなので、見落とさないでほしいなって思います。1998年から続いている人気商品です。重要なことって、世界中にこのスーパードルフィーが好きな人がいるということも忘れないでください。
中原淳一さんの作品とのコラボレーションという意味では、過去に若草物語の、男勝りなジョー(黒)、そして、内気なベス(ピンク)というのも2016年にでていますよ。
3)いくらぐらいするもの?
これも、結構重要です。このスーパードルフィー、12万4千2百円します(税込み)。サッと、サイフから取り出せる金額でありません。
ドール本体に、ウィッグ、服やパンプス、花束、リボンとかのセットの値段で、これぐらい必要です。2体で、若者の初任給ぐらいの値段になるし、普通の人はそう簡単に買えません。オレンジのところをみてください。高島屋さんも、初日だけ、もしかしたら買いに来るお客さんで混むかもしれないねって認識です。
そして、お一人様に商品は2体まで。売り切れてしまった場合には、ごめんなさいといった流れで考えています(赤枠)。高額商品だから、商品はすぐ動かないし、売り切れるのに数日かかるだろうと思っています。
2 実際どうだったの?
そく、完売です。しかも、実質上は、開店時間前に完売していました。初日は、9時40分に整理券を配るとありますが、朝の6時に並んでいる人がいる時点で決着です。
ちなみに、関西でないので、京都まで足を運んで、当日買えなかった人のブログってのがあります。ブログを読むとね。その人の気持ちがでているので、こういったブログもあるよってポインターだけ示しときますね。
買えなかった日だけでなくて、他の記事と合わせて読むと、あぁ、本当好きなんだなぁ…というのが伝わってきます。たしかに、これは残念だよねって。
http://hatohato-poppo.blog.jp/archives/8208701.html
ちょっと、話が脱線するけど、この後の話に関連するので,先取りで、ちょこっとだけ頭の隅に入れておいてください。これね…買っている転売者も、人形を作っているメーカーも、販売をしている高島屋も、実は、それぞれに、弱点があります。
この3者の、ここをつかれると弱いよねって、いうのが何なのかも想像してみてくださいね。ちなみに、全体としては、高島屋のウィークポイントが目立っていますので、どうしても、この後、高島屋は色々言われるはずです。
でも、それを置いといても、今回のやり取りで一番目立つところって、ここですよね。
3 支払いは俺にまかせろ!!
今回、10時の開店前に、すでに200人の行列ができていました。人形としては100個まで、1人が買えるのは2体までなので、50人が整理券をもらいます。
ブースとしては、こんなイメージですよね。50人が複数のブースに分かれて購入手続きを進める方法。
ちなみに、並んでいるひとはツアー客のような様子で、中国語を話していましたと。実際には、こうですね。ツイッターから引用します。
https://twitter.com/search?q=%23%E4%BA%AC%E9%83%BD%E9%AB%98%E5%B3%B6%E5%B1%8B
ただね。一番の特徴は、購入手続きをする人はスカンピンです。お金持っていません。その代わり、ある男性がこの受付ブースに声がけして、全ての人の代金は私が支払いますって伝えています。
ある意味、買えなかったお客さんの目の前でやっているから、すごいメンタルだなと思いますけど、これ、2体ずつ50人分を払っていくわけだから、結構な額です。
24万8千400円×50人。高島屋にある一人が1242万円をキャッシュで、ポン!と支払うわけです。
もちろん、商品は100体、その場にあるわけじゃありません。あくまで、注文を受けるだけです。その注文はメーカーに行き、精巧な人形なので、5月末に引き渡しになるといった具合です。
もちろん、ある男性がすべて、ガメてしまったわけだから、本当に買いたくてはるばる来た人は、蚊帳の外です。
ちなみに、高島屋の限定ロリーナは、中国国内のインターネット販売で予約販売(出品)されています。見方も簡単で、タオバオにアクセスして、検索窓に「volks 高島屋」と入力するだけです。2ショップが出品しているみたいですね。
8650元(14万7千円)ぐらいですね。
ちなみに、高島屋はなんといっているでしょうか。日経新聞から見てみましょう。高島屋としては、「転売目的か判定することは難しい。そして、契約も成立している」とアナウンスしています。
もちろん、並び屋使って買っているんだから、これってマッチポンプじゃないのとか、いやいや、転売目的って判断できるでしょとか、色々考えられるはずです。
みなさんは、どう思いますか?高島屋のウィークポイントって、なんなのかも、ちょっと想像してみてくださいね。
ちなみに、5月16(水)に、東京の日本橋でも、同じようにスーパードルフィーが販売されることが予定されています。さっきの、京都では買えなかったというブログの人が、どうしても欲しいというのをかなえられたらいいなと思っていますが、今のままでは、まず、同じことが起こりますよね。
(引用:http://www.superdollfie.net/otome_d/)
でも、問題を解決するにあたって、大きなところから検討しますよね。高島屋だけでなく、報道もそうだけど「転売かどうか判断は難しい」がポイントですか?
たぶんね。この返答って、ツボがずれています。検討の順番としては「相手がどういった「意図」で、商品を買っているか」なんて後回しです。そりゃ、心の中の話ですもん。もちろん、ある程度はわかりますよ。でも、相手と水掛け論のバトルになるし、難しいですよ。
でも、そこじゃないよって。たとえば、限定商品でも、欲しがる人より、商品の数が多い場合はどう思います?高島屋としても、いちいち、なんで、この商品を買いたいの?って質問って必要ですか。いらないですよね。
今回の高島屋さんの弱点って、2つあります。最初のスタート地点はこれです。「1人2体まで」、数量制限をかけている「趣旨」がたぶん、わかっていないんです。
だから、こういったケースに遭遇したときに、ちょっとうろたえていますよね。これって、結局は「限られたものを、どういうやり方で、わけたらいいんだろう?やり方として公平なの?」っていう話なんです。
4 きみ、1242万円払える?
じゃあ、数量制限って、なんのためにあるのってなります。でも、簡単ですよ。一般人をしばるためのものじゃないです。たとえば、この「1人2体まで」という言葉がなかったとしたら、あなたは、このロリーナ100体を買切ることってできますか?
1体12万円ですからね。そんなルールがあろうが、なかろうが、普通の人からしたら、買えるか!!です。数量制限って、お金があったり、時間をさくことができるような、社会的に強い人に向けられています。
お客さんの強さって、社会的に対等じゃないです。そりゃ、一個人と、業者をくらべたら、一般的に、業者の方が強いですよ。仕事として、買付けに来ているわけですもん。
海外で何を売っているといった情報収集能力だってあるわけでしょ。1242万円すぐ用意できるわけです。しかもね。素朴に思いません…
5 お前ら団体で卑怯だぞ
…って。実際、そうでしょ?今回買った男性は、朝6時にアルバイト200人並ばせました。普通のお客さんから見たら、ここ悔しいですよ。朝9時の段階で、50人までしか買えないとわかったのに、自分の前に、たぶん、グループで来ているような人が陣取っているから。
お前ら!こっち1人で来ているんだから、団体で卑怯やぞ!って思うはずです。
「お一人様なん個まで」のルールの一番弱いところ…って、これ、個人で来てる場合のルールだけなんですよね。相手がグループで来た場合は、なにもルールを決めていないし、片手落です。
だから、みんな欲しいような限定品で、「お一人様2体」は守ってるって、形上は簡単にいえちゃう。ここのルールが弱いから。
でも、実際は、グループできて、「1人で100体」持っていってますよね。
それって、「1人2体」のルールに反して、不公平になっているんじゃないのが順番です。だって、あなたが頭で、整理券を持った50人は、全部手足。しかも、あなたにメリットがあるからこそ、1242万円全部を負担するんじゃないのって。
限定品といった数が限られたものって、フリーハンドにまかせてたら、やっぱり強い人が全部持っていけます。
本当は、自分が並ばなくてもいいんですよ。だれかを買いにいかせることもできます。
その場にいなくてもいいんだけど…ちなみに、今回のバイヤーのここ、弱点ですよね…わかりますか?なんで、会計はすべて僕が支払うって、愚かなことしたんでしょう?
一番突っ込まれどころですよね。もちろん、彼はバカじゃないですよ。海外に限定商品があることをわかって、それを手に入れて輸入する筋道が立ててますから。やろうと思っても実際は難しいです。
ここの、リスクもわかってます。でも、ここが彼の弱点ですよね。それは後でスピンオフしましょうか。
話を戻しますね。今回、バイヤーは、整理券をもらうために、アルバイトを200人やといました。
やっぱね。自由にまかせると、強い人が圧倒的有利です!カジノで一人大勝したギャンブラーのように、そこにあるチップを全部腕に自分の手元にすくって、ウイナーズテイクオールです。
そりゃ勝てないですよ。商品をめぐってバトルさせたら、相手はほとんど会社だから。
一般人との勝負は、やっぱり強いわけです。そこに、純粋にファンとして買っているかどうか、転売目的かなんて、言い争っても、泥仕合ですよ。
もちろん、形上は「1人2体」というところはクリアしているから、後は、苦しいけれど「転売か否か」でやり合っているというのは僕もわかります。
でも、一番ネックになっているは、この「お一人様なん個」のルールの弱いところです。グループで多数おさえに来た場合はザルです。お一人様なん個はクリアしてますから。
グループで来たときに、どう対処するのかの販売方法が弱いんですよ。
だから、整理券もあだになっていますよね。強い人が多数抑えにきたときに、本当それやり方フェアかなって検討がされてないから。
実際こうなっていますよね。
6 整理券こそが正義。強いものが勝つとは、実にいい時代だ。貧乏人は泥でもすすってろ
整理券には、入店時の混雑が避けれるというメリットがあるけど、それ、あくまでフェアなやり方がされてるときの話です。整理券のダメなところって、本当にやろうと思ったら結構な枚数とることができるし、紙だから、人に譲ることも簡単。
でも、実際は、整理券がなかったら買えないわけでしょ。整理券って、優先購入権をお店が認めますよってことだから、抑えたら勝ちです。
お店からして、「先に並んでいたことを認めますね。優先して買っていいですよ」ってお店が認めた券になっているから、一度配ってしまうと、高島屋としては、そりゃ断りにくいです。お一人様なん個ってルールがあっても。お店が優先して買っていいと認めてるものですもん。
この先着順というのは、早く来た人、頑張ってお店まで足を運ぶコストを払った人に、メリットを与えるという意味では、一見フェアだけど、そこにさけるリソースって、人それぞれです。
次回、5月16日にも、東京の日本橋で同じイベントが行われますよね?そこで、限定ロリーナを買うことができるんじゃって、思う人もいませんか。でもね。「水曜日」です。今回は土曜日の開店前にソールドアウトなんですが、会社で働いていると、まず、平日はならべないですよね。
そこにどれだけリソースをさけるのかって、人によって違います。
しかもね。高島屋としては、イレギュラーが起こったときの検討も必要ですよね。
だって、散歩がてら来るならいいんです。でも、わざわざ、それがメインでコストかけて来たのに、全部、無駄になっちゃったな…って、それガッカリですよ。
しかも、高島屋の乙女魂というイベントの中で、急にイレギュラーが起こったのはわかるけど、
限定品のようにみんなが欲しがって人が殺到したような場合、どういう抽選方法にした方がいいかの検討が足りてないというのが、お客さんの気持ちとしてあるから、
せっかくのイベントが逆効果になっちゃいますよね。ファンである人ほど、イヤな思いですよ。販売店も・人形も嫌いになります。むだになっちゃったなって。
最低でもちょっとしたノベルティがあるといいし、やっぱり、一番は、時間もらってでも、注文を受けてあげることですよね。メーカーと交渉できる高島屋が。
だって、販売店の受注方法のやり方が十分に検討されてなくて、注文の機会を奪われちゃったんだから、そこは配慮してあげたらなって本当に思います。
ちなみに、メーカーのネックもここにあります。「限定商品」の数ってホントそれでいいの?って。日本でも少ないし、グローバルマーケットを前提にすると、出している数があまりにも少ないんですよ。
1998年にはじまった、このスーパードルフィーって、最初にみてもらったように、あれ?これいいなってところ一杯あるんですよ。人形のことがなに一つわからない僕が見ても、魅力があります。
スーパードルフィーが好きな人って、人形のことを「お迎えに行く」っていうんですよ。ここは好きな人に言葉を足してもらいたいなって思うけど、大事な宝物を迎えにいっているわけです。楽しい時間をともに過ごすための宝物です。
それぞれの人形ごとに、ストーリーやキャラクターなどの個性であったり、ドールズ・パーティーとかいうお披露目イベントで一緒に楽しい時間を作ってくという価値観なんですね。
僕が知っている人形感とは違うんです。そこに置いて鑑賞するだけじゃなくて、もう一つなにかが付けたされています。僕…これ、言葉にできないんです。
でも、一つだけわかることは、人形に喜んで欲しい。楽しい思いをさせてあげたいってのがあって、。好きな人の写真とかを見ていると、旅行とかでも人形メインで、綺麗な景色とかを楽しめるようにといった場所に置いているでしょ。
そして、オーナーも人形に楽しんでもらえることを喜んでいます。
言葉には、できないけど、楽しい時間をともにつくりだすために、オーナーも人形も重要な役割があって、準備を整えて、お迎えにいっているんだなってはなんとなく伝わってきます。
そして、人形のことがわかれば、わかるほど欲しいという人って絶対にでますって。しかも、世界中ですよ。ものすごく欲しがっている人います。
でも、ボークス社は、海外に出せていません。これって、世界観として「天使の里や天使の窓」といった場所に迎えに行くところがあったりするし、パーティーイベントや、メンテナンスのこともあったりするからです。国内でいい品質や人形の持つ世界観を保障したいって。
そして、海外の人からしたら、喉から手が出るほど欲しい人がいます。だって、自分の国にはないし、海外に行って、多言語で注文して持って帰ってくることって困難です。ましてや限定販売ってね。並ぶって競争がでてくるから。
絶対にまず、手に入らない。もともと宝物だし、しかも、希少性がものすごくある。
ここを埋めているのがバイヤーですよね。
普通の人だと、どうやって手に入れていいかが、わからなかったり、すごくコストがかかったりする。それを、一般の人が、クリック一つで手に入るよう集めてくるというのが、サービス部分です。
もちろん、手数料はのっかっているけど、自分で一から集めてくるよりは、安いし早くなる。
さあ、ここまで、販売店の高島屋や、メーカーボークスの弱点、ネックになっているところを書きました。もちろん、転売業者の弱点もありますよ!
転売者なら、どういうところを気にするでしょう?みなさんには、転売者目線で、今回の話を楽しんでもらいたいと思います。
名前は、転売者のTさんでもいいけど、イメージしにくいので、中国人っぽく、Tさんをもじった。陳さん(チンさん)にしましょうか。
じゃあ、レッツ、スピンオフ!!
7 陳さん目線で、倍プッシュ!
陳さんです。インターネットにお店を持っています。日本の人形…とくに、ボークスの人形のラインナップが多いです。陳さんは、高島屋限定のスーパードルフィーに着目します。
「京都高島屋に限定ロリーナ売ってるじゃない!!」「スーパードルフィー参戦じゃない!!」
そりゃそうでしょ。毎年のイベントだし過去にも好評です。まず、売れます!!ただね。陳さんには弱点あります。みなさんも知っておいてください。
彼には、ぬぐえない悪いクセがあります。そして、苦しくなると、いたるところで顔をだしてきます。そう。マネーパワーで解決という逃げ…
ちょっと、後にしましょうか。
高島屋限定ロリーナの選択について、インターネット販売をするような人からみたら、これどうでしょう。これね。1万円使って千円儲ける感じで、あまり…もうからないなってイメージです。だって、これ輸入でしょ?
ん?と思う人いるでしょ。12万円で買ってきて、14万で売る。利益2万で、かける100体のもうけ200万円じゃないのって。
※12万4千2百円→14万7千円。利益2万2千800円。
粗利益(アラリ)はそうです。でもね。事業やっている人は、「12万円も使って、2万円ねぇ…ふーんって。」利益率からすれば15%ぐらいで、ここからコストを抜くとリスクあるなって考えます。
たぶん最終的な、利益率は10%ぐらいです。事業としては、この時点でやんなくていいです。もっと、有利な商品を探した方がいい。
輸入だから、わからないところもあるけれど、コストがそれなりに、かかります。仕入の商品を買ってくるのはあたり前だけど、やっぱメインは国際送料ですよね。
日本から中国に送るのって、日本から発送することもあって、それなりにかかる気がしません?
今回は60cmをこえる人形です。軽いけどね。ただ、大きくてかさばります。こういうかさばるときって、大きさをキログラムと見立てて送ることになります。
たぶん、人形1個4キロ換算ぐらいだろうなって。とりあえず100体送るとしましょうか。400キロ換算です。中国→日本なら、70kgで4万円ぐらいが相場だろうなって思っているけど。日本からだすときはもっと高そうな気もします。
たぶん、コストで22万ぐらいです。一個あたりコストは2000円かなって。あと、日本に来て仕入れしているから、旅費・交通費・宿泊費・食費がかかっています。もちろん、200人のバイト代。
旅費は、中国⇔日本で、飛行機往復6万円。日本の中の移動も1万円ぐらい必要でしょうね。宿泊費・食費も、3万円は必要かな。ざっくりだけど10万円。
あとは、バイト代ですよね。時給1000円で4000円払ったんですよね。200人用意したけど…これ、成功報酬なんでしょうね。50人分で、20万円です。
ざっくりだけどコスト52万円です。本当は、もっとかかりますよ。ちなみに、僕は中国の関税とかはよくわかりません。
だけど、これを抜いても50万円以上はかかります。あと、タオバオって、売れても販売手数料ってかからないんですね。ビックリしました。広告収入だけで運営していることを知らなかったです。
そうすると、100体買えれば、利益は175万円になるのかな。1万円つかって、1700円もうかるようなイメージです。
この書き方も本当は好きじゃない人がいるはずです。京都高島屋で100体買って、右から左に流すだけで、175万円が手に入るんじゃないの?って人。
日給175万円ドーン!!って。強欲の王様。金こそが正義!スカンピンは泥でもすすっとけって思ってるんじゃないのって!
そこまでは、言ってないか。でも、この記事を読んでいる人が、サラリーマンだったりしたら、1日で175万円で手に入れたと同じじゃないのって?思う人もいませんか。
日給175万円ドーン!!って。
これね。僕もサラリーマンだったんだけど、サラリーマンと事業をやっている人とでは、勤務時間って考え方違います。
サラリーマン、もちろんアルバイトでもいいですが、雇われている人って、働いている勤務時間は給料発生していますよね。もちろん、時給でも、日給でも、月給でも。働いた時間だけ、お金をもらえる。そういうイメージですよね。
でも、商売をやっている人は、ここ逆です。働いている時間は、全部コストです。仕事として動いているときは、全部マイナスが発生します。一日働こうが、給料ゼロ。当然あります。勤務時間はコストですから。
利益って、仕事を完成してはじめてもらえます。ここでは、仕入れた物が売れて、入金されたとき。パッケージが完成しないと、意味がありません。
結果主義。そこまでは全部コスト。日給じゃないですよ。
今は、4月の始めだけど、5月末に引き渡しを受けて、そこで仕入れ完成。中国に発送して、売れた物は発送。最低でも6月末日ごろでないと結果がでません。
商売って、「安くかって高く売る」もそうだけど、「入金が先、支払いは後」がいいわけです。予約販売を受けているから、何十個かは先に受けているんだろうけど、少なくとも1242万円の回収の結果が出るのは、7月です。
とくに輸入ビジネスって、パッケージのサイクルが長いから、4ヵ月使って、175万円の利益「見込み」です。この間、コストが常にかかっています。
4ヵ月間、1242万円のお金を拘束させて、1日1万円の利益なら、これ、やらない方がいいです。事業ベースでは。これ、5月末渡しならこれだけど、7月末にしたら、もっと大変です。
陳さんの弱点ってわかりますか?シロウトなんです。考え方がとくにね。それなりに経験はあるけど、彼の弱点は、あまり考えてないので、長続きしにくいやり方を選択しているところです。
でも、金持ちならこのやり方でいいんですよ。効率はわるくても、たくさんの物量を積めば、それなりの額になるから。
現に、陳さんは、こう考えていました。「倍プッシュだ…!」陳さんはロリーナ何体欲しかったんでしょう?そこは、アルバイトの数です。正確な数はわかりません。でも、最低でも100人はいます。お一人様2個なんだから、200個は欲しい。
もちろん、それだけのお金も用意してきているはずです。だって、商売として他の仕事平行できません。付きっきりで自分が動いていて、1日1万円の利益は本当に微妙です。事業で考えたら、100個しか手に入らなかった…と思っているはずですよ。
当然「ここは倍プッシュだ…!まだまだ終わらせない。限界の淵が見えるまで」です。
さあ、陳さんの弱点はまだまだ続きますよ。仮に並び屋を使うとしても普通に考えたら、個別会計ですよね。
だって、整理券を持って、住所を記入している50人、すべてのところに陳さんがあらわれて「あっ、彼の分は僕が支払います」といって、24万円をポンポン、ポンポン払っていくわけでしょ?
こんな茶番ないですよ。家電量販店ならすぐ断られます。断られるリスク絶対にありました。もちろん、高島屋としては、先着順として、自分で整理券を渡しているし、手続きが進行している中で、とめにくいところもあるし、12万円もする人形で売れ残ったりするのもやっていいのかわからないから、とめにくいってあるんですよ。
でも、2点までなので、とめられるリスクってありました。本当はね。以前からあったはずなんです。ちっちゃなとこでは。でも、今回これが目立つのは、「陳さん」があえて、俺が支払う!とやっているからです。
でも、ここもシンプルです。「信用できない!24万円を先に渡すなぞありえない!!50人にわたしたら、1人はなにかトラブる。逃げられたらホント困る。お金は私が管理するのが、一番安心。」
いいですね。陳さん。彼のいいところって、こういうぬぐえない悪いクセがあるところです。事業という意味では、いっぱい弱点がある。時間かけて作ってないから、ほんとは、対策も簡単ですよ。
さすがに、このまとめて支払いというところは、5月の日本橋では改善するだろうし本人来ないだろうけど、でも、おそれることはないだろうなって。
さて、お店だったら、どういう販売方法がいいんでしょうね。
でも、「お一人様2体」から、「一会計2体まで」もいいかもしれませんね。でも、個人ベースというよりも、
ポイントは、お仲間グループで来た場合とか、予定以上に人が来ちゃった場合の話なので、少なくとも、先着順はよくないないなって。ましてや、水曜日から受付ってどうかなって。
もちろん、通常のときは「お一人様2体」でまったく問題ないんですよ。でも、今回の話って、イレギュラーがおきたときに、できるだけ公平になるように配慮してないので、力の強い人が全部持ってっちゃってます。
僕は、恒例のイベントなので、混んじゃったときは、コンピューター抽選がいいのかなって思うけど、やっぱり、それをメインに楽しみでしょうがないと来ている人をガッカリさせちゃいけないかなって、ほんとに思います。
できたら…今回は販売の仕方にイレギュラーがあったので、買えなかったひとは、時間がかかっても、メーカーが再注文を受けてくれるように配慮してくれるといいなって。
それが、女性の情操教育であったり、豊かな感受性、人生をよりよく楽しむ、今の時代でも通用するベーシックな価値観につながるわけでしょ。
僕ね。中原淳一さんの絵をモチーフにしたスーパードルフィーの写真を上の人のブログでみたときに驚いたのが、これ、現代でもまったく遜色ない。着ててもまったくおかしくないファッションだなってびっくりしたんです。
生まれてから100年以上たっている人のデザインですよ。でも、彼が思い描いたものが、今、現実に形になっています。そういった、中原淳一さんが表現している、暮らしや生き方にあこがれたりというイベントの中で、やっぱり不公平感があったらいけないよなってシンプルに思います。
本当に、これが限定でいいのか僕にはわからないけれど、でも、悲しい気持ちで、中原淳一さんのスーパードルフィーの展示を見せてもいけないなって。せめて、やり方はフェアじゃないとって。
みなさんは、どう思いましたか。あまり上手に書けなかったけど、この記事に20時間かけて一生懸命つくりました。次回は、この人が、中原淳一さんの絵をモチーフにしたスーパードルフィーを迎えに行けたらいいなって。
それでは、読んで頂きありがとうございました。