2019/02/27
1 文章が書けないって、やり方がよくわからないからだけで、文章力がないわけじゃないよ
1 まっさらなところに文章を立ててるわけじゃない
なんかあまりうまく文章が書けないねぇ…文章力頂戴…
— 蒼壱郎@ホグ生 (@Soichi_am_TK) April 22, 2019
文章を書くのが苦手すぎて文章が書けない…
— るーと (@sqrt_3) April 22, 2019
こんにちは、よっしーです。
ブログの記事は336記事。毎日更新は54日。文字数は2000字から5000字ぐらい。原稿用紙で7枚から10枚ぐらい書いてます。
上のツイートじゃないけど、文章を書くのに、本当に文章力がないよって人は少ないです。
たとえば、会社のメールだったら書けるのにって人いませんか? たいていの場合は、文章力ってあまりネックになってないです。
今日は、文章を作るには流れ。単純に、文章には構造があるよってことを意識すると解決が見えてくるって話をしたいなと思います
とくに、①ネックをだして。②あなたの解決案を書くってやり方がシンプルなので、そのやり方を紹介したいなって。
2 規定演技!文才が求められない文章には型がある
なにを書けばいいんだろうって状況から抜け出していこう
文章が書けないって人は、文章には構造があることに気がつくといいかなって思ってます。文章が書けないのは「パターン」を知らないからで、文章をブロックにする技術をなん個か知っておくといいですよ。
この記事もそうだけど、すべての文章は、文字が平坦にならんでるわけでなく、固まりでできてます。
たとえば、文章が書けないって人でも、こうやってラベルをつけてあげて、ここに言葉を入れるようにして、ふくらませようとしたら500文字はいきませんか。
これは、一番シンプルなパターンだから、知ってる人も多いはずだけど、パターンがあることに意識がむくと、言葉をあてはめるだけのところはすごく楽になります。
・主張(結論)
・理由
・具体例
たくさん書くような人は、こういったブロックを意識していて、一度、考え方のプロセスをなぞっています。
必ずしも1から文章を作っているわけじゃない。内容によっては、あてはめるだけでいい。
パターンを知ると、文章力がネックにならないのはこれが理由です。ここに意識がむくと、文章をつくる大変さがものすごく軽くなるので、具体的に見ていきましょう!
2 一番オーソドックスな「型」は、「結論を言って、理由はね…」って続けるパターン
1 小さなパーツはこう
主張(結論)
理由
————
具体例
反論への理解
まとめ:主張を繰り返して結論にする
————
「型」ってこれがベースです。あとで、このパターンを使わないケースや、理由についても触れるけど、まずは、ここを土台にした方がいいはず。
主張+理由はセット。
その下の「具体例・反論の理解・まとめ」は、書いても・書かなくてもいい。ここは丁寧に説明した方がいいかどうかで判断します。
ポイントは、できるだけ結論ファーストにすること。それは、文章がわかりやすくなるから。
ここは友達に話すときをイメージして欲しいけど。まず、結論を言って、理由をポンポンって続けます。
たとえば、車でドライブしてて、どこでご飯を食べようかって話のときに、
主張(結論):今日、大江戸寿司にしない?
理由:こないだ中華だったから、できたら、あっさりしたものがいいんだよね。
具体例:あそこは岩ガキが大きいし、時期的にもいけてるはず。
こういう流れで、ポイントは友達にアドバイスをするような感覚でロジックをつくること。反論への理解や、まとめは省略してるけど。これがひとつのブロックです。
この記事だってそうですよ。
主張(結論):文章が書けないって人は、文章にはパターンがあることに気がつくといい
理由:型で、考え方のプロセスをなぞることができる。それに、あてはめるだけの場合もあり楽。
具体例:たとえば、友達とのドライブの例で簡単に説明。
反論への理解:省略
まとめ:省略
こういうロジックをたどってます。見てわかるように、必ず全部かかなくても大丈夫。
「主張と理由」があれば、あとは、臨機応変。その後の「たとえば(具体例)→とはいっても(反論への理解)→だから(まとめ)」は説明したかったらで十分。
で、ここまではベースのところだけど、この後に書くことが重要だと思っています。
2 上のパターンは「自分の意見」を書きたいときに使うブロック。記事によっては書かないこともある
ブロックの役割も理解するべき
上記の「型」は、あくまでジグソーパズルのひとつのピースです。
役割としては、「結論を言って、理由はね…」って続ける型だから、「自分の意見」を書きたいときに使うブロック。
もちろん、大体の記事は、自分の意見を書くから、メインのブロックになることが多いけど。使わないときもあります。
たとえば、キャンペーンの記事。「モスバーガーで子どものセットを頼むと、こんなオモチャついてくるよ」だと、キャンペーンの特徴を紹介して、意見を入れないときもあります。
【小さな子どものパパ・ママ】2019年4月20日から。半額270円マックスで、ワイワイセットのおもちゃがついてくる。おもちゃは全部で8種類。たまには、できたつアツアツのモスバーガーを食べに来なよ!
どちらかというと、違った「型」で書くよってことです。
これもベースのパターンはあって、イメージは、これ。
①こんな未来(メリット)が手に入るよ→②しかも、やり方簡単
これのアレンジ。背景にある、全体から→具体的な特徴へ細かく見ていく。掘り下げるは、どのパターンも共通だけど。
キャンペーンの紹介仕方:
1 キャンペーンに参加すると、なにが得られるの?
2 じゃあ、どうやって参加すればいい?
3 具体的に、メリットのところをもっと説明して見るよ
パターンの役割としては、「おすすめ」を書きたいときに使うブロック。とくに対象者が決まってるようなキャンペーンは、意見を聞きたいってことより、キャンペーンの内容を知りたい!って二ーズが強いから。
もちろん、参加条件とか、こういった人だと意見がわかれるんじゃない?って「意見を入れたい」ときは、さっきの「結論を言って、理由はね…」って続けるパターンも中に入れます。
ようはね。さっきのオーソドックスなパターン。なにかジャッジするときのピースなんですよ。
つまり、先に、なにがネックになってるから見極められてないと「これはこうすべき。理由は…」って、続けにくいんです。
だから、ブログ初心者のときは、冒頭にもうひとつ「パターン」を追加するのがいいと思ってます。プロブレムメソッド形式。
3 どういうやり方なの?
1 大体は絞るやり方に気がつくってこと
絞るっていうと、わかりにくいかも知れないけど。ポイントを抜き出す技術です。ここがキモなんだなって。
たとえば、友達が「文章が書けないんだ…」って言ってきたときに、「あぁ。それね…。文章のパターンがわかってると楽だよ」って、経験則で、わかってるときはいいけど。
必ずしも、言葉に落とし込めてないものもある。
そんなときは、テーマになっているものの「キーワード」をあげて、これって重要かな?って考えると楽ですよ。
イメージになっちゃうけど、チャーハンを作るときに、「素材」をあげてみて、これっているかな?って判断することにちょっと似てます。
チャーハンーなら、
お米…これはいるよね。
ネギ…あった方がいいけど。なくてもいける。
ワサビ…まぁ、いらないよね。
これってポイントかなって判断する作業。
ブログ記事なら、なにか困ってる事例をあげて、ネックの部分をもう少し絞ってあげるために、「このキーワードって重要か」を判断します。
やり方は色々あるけど、他の人のツイートから、キーワードをひろってくると楽ですよ。
たとえば、この記事ではスタートにある文章が書けないってツイート。
なんかあまりうまく文章が書けないねぇ…文章力頂戴…
— 蒼壱郎@ホグ生 (@Soichi_am_TK) April 22, 2019
文章を書くのが苦手すぎて文章が書けない…
— るーと (@sqrt_3) April 22, 2019
で、「文章が書けない」ってテーマで、「結論→理由」の「じゃあどうしたらいい?」で、いきなり結論がかけるなら、そのまま続ければいいけど。
たぶん、文章を書けない人にとっては、書き出しに苦しむはず。
キーワードを言い換えるのだ
こういうときは、ワードでくぎってホントにこれがネックなのかな?って、1個1個考えていくと、ひらめきがあったりします。
たとえば、ツイートだと①「文章力」がない。②「書くのが苦手」→だから書けないってしてるけど。
それって本当?って。
チャーハンの素材ですよ。
ホントに①「書くスキル」と、②「意識」が問題になってるんだろうか?必ず必要なことなのかなって考えてくと、見えてきたリします。
「スキル」はあった方がいいけど、量だけなら、他にやり方もある。チャーハンでいうなら、ネギみたいなもの。
「苦手意識」だったら、じゃあ、意識を変えてハードルを下げればいいんだよねとか。ようは「いらない」って判断をします。文章を書くのにこれ重要じゃないだろうなって。
で、これは書き出すためのブレーンストーミングだから、ざっくりでいいです。
でも、ベースは、「文章が書けないんだ。書けるようになりたい」って友達にアドバイスをするような方向性で書くから、
ここの「苦手意識」だって、ハードルを下げて、じゃあ、書ける方向でアドバイスするなら、なにがいいだろ?って考えたりします。
今回だと、この流れで書くといいよ。「テンプレート」があるといいよって話をするかな。
スキルはマストじゃない。心理的にハードルをあげないなら、こんなやり方あるんじゃないの?って。
事例ベースに、これって重要かなって考えていくと、手に取り上げてるものか、残ったものの中に、答えがでてきます。根っこにあるのは、これって重要かなって判断。
プロブレムメソッドって、事例から本質を抜き出す「作業」なんです。あたりをつけるとも言います。
2 テンプレートは見えた!
Q&Aタイプが一番シンプル
記事としては、大きなブロック2個って考えると書きやすいはず。
Q&Aみたいに①ネックをだして(緑)。②あなたなりの解決を書く(青)
そして、解決のところは、あなたの意見の場合が多いから、「結論はこう。理由はね…」って続けるオーソドックスな型が楽です。
3 今回の記事だと…?!
そう。見えてますよね。この記事も、この構成で書いてます。
①ネックの指摘:「文章が書けない」って、一般的には文章力って言われてるけど、そうじゃないよって。
②解決するには:「テンプレートを考える」。文章のパターンに気づいて、ブロックごとに、文字をうめていったらってアドバイス。
で、具体的に、②はこう解決すればいいんじゃない?って意見だから、「結論・理由」のオーソドックスなパターンで書きます。
ちょっと、頭の隅に「型」にも大きなブロックと、小さなブロックがあるよだけ入れておくと便利かもしれないです。
ポイントはシンプル。背景にこんなロジックがあるって知る。意識をするだけ。
フリー作文より、流れに文字を入れていく方が楽。
4 書き出しはシンプルだし、書かないこともある
メインブロックがなにか見極めちゃいなよ
とはいっても、最初のネックの指摘って、ポイントをつかむことだから大変じゃないの?って思うかもしれないけど。
実は、ポイントずばりじゃなくて、あっさりでいいです。
ここだと、最初のネックのところは、「文章が書けない」って、一般的には文章力って言われてるけど、そうじゃないよって書いてるだけ。
ポイントがこう!より、文章力は違うよねって書いてるだけです。チャーハンをつくるときにネギはマストじゃないよねって。
それより、「テンプレート」で考えてみたら?って。
知るべきは、何を書いてるかで、ブロックの厚みが変わるってこと。
メイントピックは大きく。そうじゃないと削ったりする
「型やブロック」は、記事がメインにしているところかどうかで、厚みがかわってきます。
今回の記事だと、アドバイスがメインだから、「結論・理由」のオーソドックスなパターンがメインで入ってくるけど、使わないケースだってあります。
たとえば、①子どもを外で遊ばせたいって記事なら、
こんなキャンペーンあるよって、キャンペーンの特徴をメインにしてあげた方がいい。
もちろん、意見やアドバイスを入れることもあるけど、こういうパターンだと、小さなブロックになりますよね。
ちなみに、キャンペーンがテーマのときは、①困りどころを省略して、ストレートに本題に入る方が多いです。
4 まとめ
だから、文章がかけないって人は、文章に「パターン」があるって気づくのがよくて、文章をブロックにするパターンを知っておくといいです。
一番シンプルなのは、Q&Aタイプ。①ネックをだして。②あなたの解決案を書く。「これが主張。理由はね…」って。
で、文章が書けないって人は、こう書きたい!って、参考にする人がいると思うんだよね。ブログの場合は、圧倒的にパラグラフリーディングです。このブロックは、なに書いてるの?って。
上手な人の真似をするってそういうことで、ここでは、あまり書かないけど。たぶん書いているうちに「文章に個性」ってでてきます。
文体といって、それってその人の個性や、勝ちパターン。
ブロックがわかって、厚みがわかって、つなげ方がわかると、文章にリズムができるから、そこにファンがいたりします。
だから、最終的にはものすごく書かないといけないけど、でも、1番最初のところ。文章を作るには流れ。単純に、文章には構造があるよってことに意識がむくと、書くのが楽になるから。
ちょっと「型」があるよってことに気がついてみてください。
フリーキャンパスに絵を描くだと大変だから、ここには木を描くって決めちゃうとか、プロセスをなぞることに意味があるんだよね。
それでは、また。