2019/02/27
1 頑張る人が失敗するのは当たり前のこと。まずは、ポジティブ。元気ださないと。
こんにちは。よっしーです。大学に行く意味って、ものすごくわかりにくいですよね。しかも、言葉に落とし込んでくれる人が、すごく少ない。
で、僕は大学に行くべき!ってスタンスをっていて、ほんとは、ある程度、結論から行きたいけど。ちょっと、次の2「できるだけ、大学に行くべき!」から書きますね。ここは必要に応じて、読み飛ばしてください。
もともと、この記事を書こうと思ったのは、このツイートをみたから。
最近は「浪人したので、人生相談したいです」というメッセージが多いです。
僕の結論は「とりあえず人生の保険として大学に行くべき」と思っています。それで、在学中に「自分の力で月10万稼ぐ」という目標設置し、楽しい授業だけ頑張りつつ、優秀な友達を作り、稼げたら就職しなくてOKかなと思います— マナブ@バンコク (@manabubannai) March 8, 2019
「浪人したので、人生相談したい」
ここ。まずは、あなたを元気づけたいと思って書いてます。それは傷ついてるのが目にとれるから。
もちろん、合格した人は祝福されてる。でも、あなたは受験に失敗しちゃった。
浪人したのでみんなより1つ年上だと思いますが、気にせずに仲良くしてください😭
— Nao (@Nao13890865) March 10, 2019
電車に乗り遅れて、みなが先に行っちゃった。高校で留年した感覚に近いと思ってるけど。このときの1年ってすごく大きく感じるよね。
優秀な人は、失敗もいっぱいしてることに気づきなよ
でも、心配しなくて大丈夫!まずは大学行ってごらん!って思ってます。受け入れてもらえるから。僕の場合は、お金もなくて、フリーターをしてから、22才で大学に入ったけど。4個差だったから、まわりから「長老」とか「キャップ」って呼ばれてました(笑)。
当時は、自分の中で、引け目がすごくあった。でも、この呼び方もホントは愛あるんだけどね。
だから、大学とは違う道。1人で。自分の力・足だけで立てる道を探そうとしてるかもしれないって、気になってるけど。
結局ね。学校をでて仕事してみると、年の差なんて意味なくなってきますよ。あなたが一生懸命かどうか。
社会ってものすごく広くて、こういうと怒られるけど。ものすごく愚かな人もいます。でも、年じゃない。それは、5才や、10才差もそう。すごい人はすごい!
同じ年の人って、日本に一杯いるでしょ?あなたが、できることで一生懸命かどうかってことだと思いますよ。少なくとも、そんな数字なんかあまり気にしなくていいですよ。
2 できるだけ、大学に行くべき!
まずは大学に行くべきって思ってます。いける環境がある人はね。
ここって、立場によって考え方もあると思うので、簡単に僕の自己紹介をしておくと、僕は、海外に憧れてアメリカの高校を卒業してます。
お金もなくて、フリーターをしてから、22才で大学に入ったけど。その前の年に、日本の文科省が認めた高校じゃないと、中卒になるとわかって、大検を取ってます。
あと、法科大学院もでてるかな。大企業も経験しています。
で、大学に行く意味なんて、まったくわからないはず(笑)。たとえば、
①大学ってたいしたこと教えてない。自分で学べる
②学校が好きじゃなくて、大学にやりがいがあると思えない。
③学校で学ぶことが社会にでたときにリンクしてないんだけど。
④いかなくても、食べてけるんじゃないの
⑤学歴社会ってなにをベースにしてるの
コストかけてまでいくところなの?って。
わかりにくいのは、2つの視点が入ってるから。個人目線と社会目線。①あなた個人にとって、大学ってどんなとこなの?ってことと、②社会からみたときに大学ってどんな役割なの?ってこと。
1 あなた個人にとって、大学ってどんなとこなの?
行かないと、キャンパスライフに未練残るはずだよ
で、個人レベルでいうと、行かないとだめ。そうでないと、後で気になるんですよ。大学生活ってどうなんだろうなって。
ここ理屈じゃなくて、わるいなって思ってるけど。でもね。芸能人とか成功しているのに、大学受験をする人とかいるでしょ? あれは未練が残ったりするからです。大学のキャンパスってどうなんだろう?学食ってどうなの?友達と席を並べて勉強してみたかったなとかね。
下手くそな授業。怠惰な学生
でも、大学っていらないんじゃないの?って声があるのも知っとくべきで、ものすごく役立つかというと、基本ムダなんです。
全部じゃないですよ。でも、教授は教えるのがへたくそ。予備校や企業のプレゼンの方が上手です。なぜか、遅刻するばかたれティーチャーもいるしね(笑)。
そして、大学生の同級生も、基本はのんびり過ごしてます。だれかの家でまったりですよ。ナマケモノが人間になってコタツに入ってるイメージです。
もし、面白い・緊張のある授業とか、勉強を頑張る学生の姿を経験したいなら、大学院に行った方がいい。こっちは面白いですよ。
でも、大学って意味では、正直授業が役に立つかは、期待はしにくい。だから、たいしたこと教えてないんじゃないの?とか、実学とリンクしないんじゃはそうなんですよ。
役に立たないも含めて、キャンパスライフってこんな感じだなって経験するところなんです。
でもね。後で書くけど、大学の重要なところってここじゃないから、あなたもコタツに入ったナマケモノになっちゃだめですよ。じゃあ、次いきましょう。社会目線。
2 社会からみたときに大学ってどんな役割なの?
戯言に耳を傾けるな。大学は学問を学ぶところ。違う!!
ごめんなさい。ここは怒られるかもしれないけど。大多数の人にとって、大学は学問を学ぶところではないです。
こっちは、社会から見た、大学の位置づけなので。「大卒」。大学を卒業するとどういう効果が与えられるの?ってとこが重要だと思ってて。
基本は「能力者の推定」なんです。
大卒で、「この人は(一定の)能力があるんだね」って認めてもらうこと。実際に優秀かは別なんですよ。
看板とあなたの違い
話はずれちゃうかもしれないけど。たとえば、大企業で働くと、取引先の相当年上の人から、若い社員でも「どうぞよろしくお願い致します。」って深々と頭を下げられます。
で、勘違いしちゃいけないのが「彼らは、あなたじゃなくて、あなたの向こうにある看板に頭を下げています」。社員はそこみな理解しています。
立ち位置の違いの方が大きい
大卒も、その人が本当に優秀かはわからない。人の能力を数値化することも、判断することも難しい。だから、一定のハードルを課して、このハードルをクリアしたものは、とりあえず「優秀だよってする枠組み」が大学です。制度論。
だから、学校の授業もそうだけど。一般的に、ハードルは低く設定してます。選ばれし者しかクリアできない授業だと困ります。
ちなみに、大学は学問を学ぶところじゃないの?っていう人もやっぱりいるはず。
で、ここは考え方あるけど、個人的には、大学は「学問を学ぶコースも設けている」と捉えています。全員向けじゃない。
「学問を学ぶ」ってね。本当の意味では、ものすごくハードです。法科大学院のパンフレットとか、学校の入口に置いてあるので見てみると面白いですよ。
教授の説明のところとか。中央大学卒業。東京大学修士・博士課程。フランス留学論文などの成績をおさめ、ずらっと、論文や書籍が並ぶ。
ちなみに、教授と話をしてもね。彼ら学生時代。ほぼ満点。ほとんどS。わからない人の気持ちがわからないっていいます。3+5=8。これがわからない人の気持ちがわからないってイメージ。
ごめんなさい。話を戻しますね。
でも、大学の意味は大卒のいちおう能力があるって思ってもらえるところに意味があります。
ここは逆に、言葉を選ばずにいえば、クリアができないと社会上は「能力がない」と思われるのが苦しいところ。
たとえば、僕はアメリカの高校を卒業していて、日本では「中卒」だったわけだけど、このワードを聞いて、優秀さや有利って響きはないでしょ?
これは高卒も似てます。どうしても不利で与えられたチケット。就職の選択肢は少ないなかで、選ばないといけない。
大学を卒業していることって「制度」で、学歴社会では、それは「能力がある」と認めてもらうところなので。クリアできた方が、社会の人に無条件で認めてもらいやすい。
だから、国家資格の1次試験は、大卒は免除だったりもします。能力者の推定だから。
そういったところ以外でも、もし、この看板なしで、人を認めさせるには、圧倒的な実力差が必要です。
ちなみに、ごめんなさい。漫画カイジの作者、福本伸行さんの漫画で面白いセリフってあるんですよ。なんで学校に行かないといけないの?ってくだり。
Googleで「福本 学校は行く必要ある」で検索すると面白いと思いますよ。で、気に入った人は「最強伝説 黒沢」の3巻を買ってあげると喜ぶと思うけど。
極端な話。立ち位置なんです。愚鈍であっても、一定のハードルをクリアできると「能力推定がくる」というところ。
実力で社会を認めさせることは、茨の道だけど。大学は選べます。
テストで「能力推定」を買ってるんですよ。それと、自己実現としての大学生活。
だから、大学に行く目的って。「社会制度として、能力があると認めてもらったうえで、キャンパスライフを一度経験すること」に意味があります。
そういったところだとね。大学に行かないって選択肢もあるんですよ。
もし、「私は、圧倒的な能力を示せる。学校は好きじゃないから、大学にやりがいがあると思えない」。これを強く思える人は、ひとつの判断ポイントになります。
ダブルで満たす人は、少ないかもしれないけどね。
3 でも、本当の意味はね。自分で選択をするという基礎訓練をするところ
大学の価値=考える時間。ゆとりがあるのは、選択肢があるということについて考えてもらうため
大学の授業って、「大卒の能力」が認められるのに、中身として、授業はあまり役に立たないし、クリアのハードルも高くない。
行ったことがある人は自由な時間が多いと知ってます。ゆとり。午前中行って。午後は、自由時間とか。週に2日だけとかね。
大学って要らないんじゃない?っていったら、たぶん、なくてもいいんですよ。他の方法でもね。
でも、本当の意味は、大学の価値=考える時間が与えられることです。
自由過ぎてなにを選んでいいかわからない
すごく個人的な意見だけど。何を選ぶかについて、自分で意味を見つける訓練。
考える時間を与えられること=大学の価値だと思っています。
これから大学生になる人。自分のやりたいことがわからない。これって1つの大きなテーマでしょ。大多数の人がそう。
で、それは社会人になっても続きます。人生はそんなことの連続です。
人は自由過ぎると何を選んでいいかわからなくなる
本が好きな人は、「自由の牢獄」って短編なんか、考えるきっかけになるかもしれないです。もちろん、大学の図書館で借りてもいいぐらい。
童話作家。ミヒャエル・エンデの「モモ」に、111の扉を持つ白い空間が登場して、主人公がそこに閉じ込められます。扉の向うに何があるかはわからない。
化け物がでてくるのか。それとも、ものすごい楽園がまっているのか。姿は見えないけど、声が響いて、会話ができる。選べるドアは1つだけ。そして、どの扉を開けるかは本人次第。でも、正解はわからない。
自由過ぎると、人って悩みます。自分のやりたいことがわからない。実際、僕の大学のときの学生は、ナマケモノとなって、コタツに入ってました。そして、夜は、居酒屋に向かい大トラになってました。
これがわるいとは言わないけど。色々と考えて、自分なりにできることをチャレンジしてみればいいと思います。
バイトでも、長期留学でも、旅でも。勉強でも。「何を選ぶかについて、自分で意味を見つける訓練の時間」これが、大学の本当の価値なんじゃないかなって思ってます。
いきなり社会人になるまでのトライアル期間。
だからね。さっき、浪人したので、人生相談したいってツイートした人。フリーランスを頭に入れてるってことでしょ?
ここは、獣の道。実力主義の住民が多いから。保険って意味でも、1度大学においでよ。もし、これるなら。
で、在学中に自分の力で稼ぎにおいでよ
僕自身は、大学に行くことも、サラリーマンも1度は経験することが重要だと思ってるけど。
大学中にアルバイトをしながら、ネットショップでも、ブログビジネスでも、1円でも自分の力で生み出す経験をしてみればいいのかなって思います。
圧倒的な能力を示せる。学校は嫌いだ!という人は、もちろん、いいんだけど。自分のやりたいことがわからないって人は、ビビりながら、考えるってことも重要だと思います。
たとえば、楽しい授業にでて、ダメな授業はとりあえずアテンドしてブログ書いているとか。ようは、何を選ぶかについて、自分で意味を見つけることがベースにあるので、色々考えてみてほしいなって。
4 答えの鍵って?
で、「自由の牢獄」。自分のやりたいことがわからないって。難問。ズーッとテーマだけど。
答えのキーワードだけはこうじゃないかなって思ってます。それは、他人との関係性。他人や社会に貢献できるよねってところ。
完全自由というより、自分がこういうことだったら、社会に価値を提供できる!って意味づけをしてあげること。つまり、色々チャレンジして、自分の得意なもの。
自分のやっていることが、必ずしもむなしいことじゃないんだよって理解することだと思ってます。たぶんね。
でも、結局は、あなたが「社会に提供できる価値」を探せってゲームなので、もし、その具体的なギブする価値が見えているなら、大学はいかなくてもいいけど。
そうじゃなかったら。サラリーマンになって、社会に貢献するってやり方になってくるので、あえて選択肢のチケットを減らす方向にしなくてもいいんじゃない?って思います。
とにかく、いいから一度こいって。優秀な人は、みなたくさんの失敗をしてるから、浪人ぐらいでへっぴり腰になるなって。行きたくても、いけなって人も多いんだから。
でもね。それも含めて、選択すること。自分のやることに意味づけをしてあげることって重要なので。それは、自分が今できることを繰り返すしかないのね。
誰もが赤ん坊のときから優秀じゃないから。やっぱり、努力に勝る天才なしで。普通の人は、コツコツと出来ることを考えてみるのがいいと思います。
過去への反省と、将来への不安。人間がすごくベーシックにビビるところなので、ちょっとでも参考になればと思って、色々書いてみました。
もし、ほんのちょっとでも、あなたの参考になるところがあれば嬉しく思います。