2019/02/27
※報道の方…選挙も重要だとわかっています。でも、今間近に迫っている危険についても、どうか取り上げて下さい…お願いします。
こんにちは、よっしーです。台風21号ですが、豪雨の勢いが強いですね。三重・大阪・奈良を心配しています。
1 大雨のプロローグ
主な対象は、下の3つですが、
①三重県、奈良県内を流れる「名張川」、②大阪府、奈良県の「大和川」、③和歌山県と三重県を流れる「熊野川」、
とくに、名張川(支流:宇陀川含む)は21時頃から氾濫していませんか。役に立つかはわからないですが、名張市と、伊勢市の避難場所を貼っておきます。
ただ、避難場所の基本は、「小学校・中学校・市民センター」です。そばにある、公共性ある「頑丈な建物」で、「少しでも高いところ」に移動が可能なところが基本の考え方です。
もし、他の地域でも、一覧表として避難場所が必要なときは、「今いる市の名前+避難方法」で検索するとでてきます。
ちなみに、この記事は、三重県伊勢市の宇治山田駅の写真をたまたま見て、心配になったので急きょ書いています。
甲多 @kaminari1115さんと、大雅 @Xx__T4iさんのツイッターから引用しますね。
駅構内の写真として、
これが、
こうです。
1階の駅フロアが水没して、ダム施設のようになっていますよね。これをみて、おそらく、雨という意味では、三重は朝の2時頃まで続きそうにみえるので、心配になり、取り急ぎ、大雨が降った時に期待されている行動を書くことにしました。
2 避難「なんとか」と書かれても…
たぶん、エリアメールとかで、①「避難指示」とか、②「避難勧告」や、「避難準備」とかいうメールが来るはずですが、言葉がなんとなく難しいですよね。
これ、もっとシンプルに2つだけでいいと思っていますが、違いとして知っておくべきは、①「避難指示」と、②「避難勧告」だけです。③の「避難準備」はあくまで、今後、「指示や勧告」に発展する可能性があるので心構えだけしておいてくださいねといった趣旨のものです。
じゃあ、指示と勧告の違いって、なんでしょう。言葉としては正確ではないですが、意味合いとしては、①「指示」命令と、②避難を「お勧め」しますよといったものです。もちろん、緊急性が高いのは①です。
①の「避難指示」って、「逃げて下さい」と指を指して命じることです。ニュアンスとしては、命令です。ただ、行政の言葉づかいとして、法律上、相手に強制できるわけでなく、聞かなかった場合に、罰則ルールとかもないので「指示」という言葉にワンランクトーンダウンしています。
一方で、②の「避難勧告」というのは、「勧告」の部分で、お勧めしますよ。告げましたよということなので、行政の「避難してくださいねのプロポーザル」ですよ。「提案」にすぎません。
行政が、公的なアナウンスで、こうした方がいいですよと促して、相手に自発的に避難をしてほしいということです。
なので、考え方としては、強い「避難指示」(緊急)のものを受けて、安全な場所へ移動するのが原則です。
とはいっても、実際のその場面にであったときにどうするの?ってのがありますよね。
避難しないと…と思うのは、あるとき突然来るので、あまり、ここでは細かいことは書かない方がいいのかなと思っています。
でも、大きな考え方は、①(自分の身体や財産を少しでも守るため)貴重なものを、水から避けて、できるだけ高い場所に移していく、②そのために準備をするということなので、
そのための簡単な流れとポイントを書きます。
3 避難の必要性を意識したら
(1)洪水は突然に
Yahoo防災情報が参考になるので、こちらも引用しますね。この漫画をみてください。
https://tenki.jp/radar/rainmesh.html
洪水はある一点まで大丈夫ですが、その(限界点)を超えると、水がドカッと押し寄せてくるといいます。ものすごい水が瞬時にやってくるので、逃げたくても逃げれない状況になるというのが、水害のこわいところです。
後にニュースでコメントしている人を聞いたことがありませんか。「水というのは、こんなに怖いんか」と残すことが結構あります。何かあれば避難すればいい…というのはたしかにそうなのですが、ものすごい勢いでくる水に対して、濁流がやってきて避難すること難しいということがあるのは知っておいてもいいかもしれませんね。
なので、ハザードマップにいう「ハザード」って危険のことですが、浸水して水が襲ってくる場所、土砂が崩れやすい、「危険マップ」は余裕があれば、持っていてもいいかもしれません。
そうでなくても、自分の家の近くから、どうやって、最寄りの避難所まで移動するかは、頭の隅に入れておいてもいいと思います。ベースは、「水がものすごい量で襲ってくる」ということなので、それにはばまれないよう、水をできるだけ避けるという考えです。
そのためには、不用意に、①河川や用水路の周辺に近寄ってはいけませんし、②鉄道や道路の下を通る地下道や、地下施設にいたら、より高い位置に移動が必要です。ものすごい水が突如やってきたときに、どうしようもできないからです。
(2)余裕があれば、貴重なものを高い位置へ
つぎに、もし時間に余裕があれば、財産価値が高いものは、高い場所に移動です。車なら、より高い場所の駐車場、家電も(もし取り外して移動が可能なら)2階に移動です。
なお、貴重なものとは、「自分の身体」も含みます。万が一、外が大濁流で外出避難できないようなときは、自宅の2階の斜面となっているところの反対側の部屋で待機することにります。
(3)外に避難するときは
移動しやすい格好で、機動性重視、長靴ははかない。台風と風が強いことが前提なので、できるだけ、物が飛んできてケガしない服装が求められます。できればヘルメット、そうでなくても、枝とかで体を切らないよう、長そで、長ズボンで移動するです。
また、外に出るときは、家の電気と、火のものはすべて消すことをわすれないでください。
(4)持ち物は「衣」「食」と、現金と、ライト
ここで、持っているといい備品とかを書いてもいいのですが、用意する前に、突如避難しなくてはいけないようなときは、これだけ、用意してください。
「衣」「食」「住」のうち、「住:家の部分」は持ってでれませんので、「衣」「食」だけ、頭の片隅に入れといてください。「衣」は、着るもの数日分と下着です。
「食」は、水も含めて、すぐ食べれるものです。缶切りで開けるだけとか、お湯を注ぐ程度とか、そのまま食せるとか、調理がほとんど必要ない食べ物のことです。
それに合わせて、現金とライトを忘れないでください。現金は、正確には貴重品の意味です。預金通帳とか印鑑とか、一般的な貴重品。
それに、懐中電灯に電池の類ですよね。できれば、両手を開けたいのでリュックで。
おそらく、頭に入るのはこれぐらいだと思います。なので、「衣・食」そして、ポケットに貴重品、プラス、明かりを用意してください。
4 大和川が氾濫するかも…
今、②大阪府、奈良県を流れる「大和川」もいつ氾濫してもおかしくないですよね…(河本 知樹(秋休) @tomoki_2014さんのツイッターから引用します)
ちなみに、大和川は大阪の1級河川で、場所としては、奈良ともつながっています。
http://www.city.osaka.lg.jp/kikikanrishitsu/page/0000012054.html
ちなみに、普段、こうなのが、
今、こうなっているということです。
もしくは、こうです。余談を許さない状況ですよね。
大阪では、5.30mに達すれば、「避難勧告」、6.80mに達すれば、「避難指示」(緊急)を発令することになっているので、
6.80mというのは、2階建ての家がすっぽり入る高さのことです。マンションや学校の3階に移動が求められるような高さに基準を置いているんでしょうね。おそらく。
ちなみに、大阪の避難場所は市の「災害時避難所一覧表(PDF形式, 261.23KB)」というのを参照してください。
http://www.city.osaka.lg.jp/kikikanrishitsu/page/0000012054.html
アクセスが集中しているのか、大阪市のホームページがあまりにも重いので、避難したい人が困らないように、避難場所のファイルも万が一に備えてはっておきます。
水を避けて、頑丈な建物3階以上のところです。でも、外出自体が危険かどうかも判断を忘れないでください。
もちろん、なにもないことを祈っていますが、このブログがみなさんの参考に少しでもなれば幸いです。
ちなみに、大和川の氾濫にちなんで、どういう影響があったのかは、下の記事の最後にも書いていますので、よかったら見て下さい。
そして、駅の改札がプールのようになっている姿を見て、水害のこわいところ…それって、ものすごい水が瞬時にやってくるところにあるんだな。逃げたくても逃げれない状況になるんだなっていうことを知ってくれると嬉しく思います。
このブログが少しでもみなさんの参考になれば、幸いです。