2019/02/27
1 あれ?映像が浮かび上がってる!
光や映像を使って立体的に、そこにあるかのように見せるもの。ちょっとしたものから。へぇえ。こんなことができのって。ホログラムって、ふだん、なにもないようなところに、あれって?浮かび上がってくるから。多くの人が「思わず」足を止めてしまうし、ものすごく人をワクワクさせる力があります。
ちょっとしたことでも、日常で見たことがないような光景が広がるので、ちょっと驚きだったり感動があるし、スマホとかで動画を撮ったりするひともいます。
なんで、なにもないところに映像が見えるのか仕組みを知りたいところがあるので、今日はちょっとそれを知ってしまいましょう!
でも、その前に。ちょっとワクワクして欲しいってことと。ホログラムってシンプルなところでは、こうやっているんだよ!って話をしていきたいので、ちょっと次の動画を見てみてみてください。
たぶん、思わず体が動いちゃいますよ。もちろん大画面と気持ち大きな音量で見ることがおすすめです。さぁ、Got Talent Globalの動画をシェアしますね。最初の1分40秒ぐらいがおすすめです。
さぁ、はじまりますよ!
Put yo’!! Pinky!! rings up !! to the? 軽快なポップが響き渡ります。
おぉ!いきなり、あらわれますね。見てて気持ちいい。
プルルルルって移動。へぇぇ。
審査員もいい顔。ノリノリです。
トラトラ♪って。いい感じですよね。
どうでした? もともと3Dのものだから、ホログラムじゃないけど、でも、考え方に共通点があるからとりあげました。後でちょっと見てきましょうね。でも、やっぱり音と映像をふんだんに使ってワクワクさせる技術が入っています。
2 ホログラムの意味についても確認しちゃおう!
1 本来は2Dを立体的にみせるもの
ホログラムの言葉の意味も簡単に確認しちゃいましょう。本来の言葉の意味で使われている「ホログラム」ってすごく狭いんですよ。
たとえば、ロッテ ビックリマン スーパーゼウス外伝の後ろのキラキラシールがそうです。
お札のキラキラもそうだけど。レーザーとかで「感光材に描いた2Dの物をちょっと立体的に見せる技術とか絵」のこと。
でも、普通、ホログラムっていったらこのイメージですよね。次の動画をちょっとみてみてください。ドラゴンボールのベージータのかめはめ波。
スーパーサイヤ人じゃないけど、何もないところに、かめはめ波とかの画像がでてきます。たぶん、こういうのがホログラムのイメージ。
やっぱり、スマホとかで動画を撮っちゃいます。思わずね。
もちろん、聖闘士セイヤや、R2D2なんかもあります。
ペガサス流星拳や、スターウォーズのR2-D2が映像を照射しているところ。こういう「空中に絵を作る技術」がホログラムかなって思うけど。厳密には違います。
お札のキラキラもそうだけど。レーザーとかで感光紙に描いた「2Dの物をちょっと立体的に見せる技術とか絵」のことが本来のホログラムの意味。
でもね。
2 ホログラムがキラキラシールだけでほんといいの?
ですよね。だって、お札の「ホログラム」も、ビックリマンシールの「ホログラム」も。40年以上前から進んでないです。それに社会的な使い道も、すごく限られている。もちろん、この技術ができた時代には「ホログラム」に期待をこめてってのはわかるけど、ちょっとさみしすぎるかな。
ホログラムの趣旨として期待されていることって、おそらく人の幸せにつながる技術だから、「光や映像を使って、空中に絵を作る技術」。
たとえ、触ることができなかったとしても、直観的に把握できるもので、イメージに役立ったり、ちょっと驚きだったり感動があるものかなって。でも、見ていきましょうか。
お店のディスプレイでも、展示会だとしても思わず足をとめる力がありますよね。
なにもないようなところに、いつもと違う絵がでてくるから、なんか不思議だし、人をワクワクさせる力があります。
ホログラムに求められていることってなんだろうってときに、僕は色々な考え方があっていいんだろうなって思います。でも。そんな言葉じゃなくても、
3 いろんなもの楽しんじゃないよ!
1 単純なものだっていい
これなんかも、面白いですよ。魔法銃。ほんとうに空中に魔法陣が浮かび上がります。
Life is Styleという会社の「Phantom」って商品がベースになっているけど、イメージとしては高輝度LEDがついた扇風機です。
LEDの残像で空中に魔法のような絵を描いています。VRのヘッドマウントディスプレイのようなゴーグルなしで、そこにあるかのようなものをつくれるのがすごいですよね。
2 もっと、人の心をとらえろ
他にもいっぱいありますよ。体感・そく快感。ボーカロイドのキャラクターがそこにいるかのようで楽しめるもの。
人によって、好みって違うけど。5分10秒あたりも、できたら聞いて欲しいなって。バーチャルなガラスがまるで割れるような感じと、寂しい声の余韻。キャラクターが飛び出てくる演出。
なんか不思議だし、ここには驚きだったり感動がありますよ。間違いなくね。
X Japanの永遠のギタリスト hideだってそう。ホログラフィックライブ2分57秒のサビからも、もしよかったら聞いて欲しいなって思います。
20年以上前の曲だけど。歌詞をみなくても大丈夫。見ていると本当不思議に思います。思いはわからないけど。いつも新しいことにチャレンジしていたから、こういうの喜ぶんじゃないかな。
少なくとも、僕これいいなって思うんです。ちょっとした不思議な驚きが。
2 存在するってなんだろう?
(以下、公式サイトより画像引用)
Gatebox(ゲートボックス)も、すごい人気ですよね。バーチャルな箱入り娘がお嫁さんになりましたの人気アイテム。
それって、やっぱり、コンセプトがコミュニケーションだから。
メールでコミュニケーションしてくるし、
帰りも電気もつけて待っててくれます。
ほう…。暮らして3ヵ月記念だと。
もちろん!覚えているよで。ローストビーフ?!!トゥナイト?!
あんた…バーチャル娘になにやっているさね。キンキンにたらしこめられおって。でも、きらいじゃないです。こういうの。
イチゴのショートケーキもあるのね。いいよ。いいよ。わかったよ。
いやぁ。ローストビーフ、苺のショートケーキにシャンパンね…買っちゃうかもな。
わるくないですよ。こういうのもありかもね。
あいずまヒカリのプロフィールと
いろいろ、変化するよってとこ。
ちなみに、公式サイトからのみの販売です。公式サイトについてもよかったら見てみてください。
もともと、26万円ぐらいだったけど。大好評なんでしょうね。会社としては思い切った下げ方です。
でも、みんなの手に届きますようにって。
https://gatebox.ai/news/2018/07/31/01/
こういうのを見ると、存在することってどういうことなんだろうなって考えてしまいます。
でもね。コミュニケーションとして、やっぱり、すごく重要だろうし。もっと、色々なやり方があってもいい。
とくに、今はキャラクターもパターンも少ないけど。もちろん、ニーズとしても、でも、ぼくね。これお年寄りにあってもいいかなって思います。キャラクターは変えてね。
さっきのhideのライブもあわせてみると、ほんと存在するってなんだろうって考えてしまいます。でも、少なくとも、そこにいる人にとっては、ほんとの存在でなくても、嬉しい気持ちが残るよねって。
4 一応、仕組みの種明かしも
これも必要ですよね。けっこう単純な仕組みです。でも、シンプルだからこそ、もっと使い方に驚きと感動がでてくるかなって。
1 プロジェクタースクリーンへの工夫
基本は、こういったプロジェクターを通して、プロジェクタースクリーンに映しています。
でも、それだとプロジェクタースクリーンに平面の絵がでるだけになっちゃう。でも、もし絵のところ以外は透明だったら浮かび上がっているように見えませんか?
2 星空光る夜のガラス窓
家のガラス窓ってありますよね。昼間は外が見えるけど。夜になると、明るさによって外の風景も見れるし、自分も映り込んでいる。
やり方としては、ペッパーズゴーストっていうけど。
さっきの、初音ミクのライブも、hideのライブも、ガラス窓に映像を映しこんでいます。ちょっと真ん中に線があるでしょ?もちろん、イメージをずらして立体的に。
あと、風景も見えないとマンガのようになってしまうので。キャラクターはうつるけど後ろの風景が重なりこむようにガラス窓の角度を、前方ナナメ45度に傾けてます。
周りを黒色系に暗くして、背景が透けて見える透明なスクリーンのところに角度をつけて光を映しています。発想としてはシンプルだけど、プロジェクタースクリーンのところをメインで工夫しています。
3 映像が浮かび上がる
最初の動画覚えていますか?ポップな音楽にライトアップされて軽快に踊る人たち。あれは暗くして外の風景をなくしたところに、ライトアップしたとこだけ見せているので、
ライトを動かすと、すごく速く動けるし、なにもないところで、映像が消えたり、あらわれたりしますよね。風景を見せないところは、暗くするってやり方も、映像を浮かび上がらせるポイントになります。
でも、
4スクリーンはないといけない
ので、なにもない「空中に絵を作る技術」ってまだないです。
これなんか面白い発想でガラススクリーンもないんですよ。
ちなみに、フランスの人が開発したもので、No-logram(ノログラム)ってあります。ホログラムじゃないよっ!ってことでNoログラムですよね。ガラススクリーン使っていないです。
ちょっと不思議じゃないですか。でも、答えはシンプルで、微細な水蒸気を噴射しています。ものすごく細かい水のスクリーンに光を映しこんで、空中に絵を描いています。
こちらも、同じ発想ですね。水蒸気を霧のようにしてスクリーンのようにしている。映像もそこにってことで、ほんと。色々な考えがあるなって思います。
でも、透明にすると風景が見えるので、プロジェクタースクリーンとして透明なものを使って、光をあてる角度を工夫するってのがホログラムのやり方です。
光の当て方の工夫と。プロジェクタースクリーンを透明か暗くする。けっこうシンプルですよね。
魔法陣の銃もそうです。扇風機みたいなファンの上に高輝度のLEDを置いているけど。扇風機の羽が回っているところの隙間があるので、そこは透明です。風景が見えている。
でも、羽のところにはLEDが乗っかっているので、そこはスクリーンに絵をあてたイメージを投影できる。こんな仕組みです。
光の透過と反射で魔法陣をつくる。新たな術式完了!魔法の世界にようこそ!ちょっとしたことだけど、ほんと不思議ですよね。
Hololens(ホロレンズ)のゴーグルで、網膜を直接のスクリーンにするってやり方もあります。こっちはVRの考え方に近いけど。うつしているのは、最初からCGの立体画像のようなもの。
家にいながら、マチュピチュ。いいですよね。インカのようなイメージでピクニックも楽しいんじゃないかな。南の海のサンゴ礁の上でゴハンをたべるとかね。
Holo table(ホロテーブル)も画期的だと思っています。これは、レンズをかぶるほうだけど。
都市の細かいところまでズームしてみることができるし、
ここでは車だけど、ちょっとしたみなで細かいところを確認してのプレゼンテーションもほんと不思議だなって思っています。
こういったホログラムがもっと、社会にひろがっていって、驚きと感動を作っていってくれるんだろうなってほんと思います。
それでは。本日も記事を読んで頂きありがとうございました。