2019/02/27
こんにちは、よっしーです。今回は、赤ちゃん本舗ではじめて買付けをしましたといった記事になります。ちょっとした日常業務の紹介ですね。
僕は今のところベビー用品を扱ってないこともあり、たとえば、西松屋(ニシマツヤ)、ベビーザラスはあまり足を運ぶことはありません。
しかし、気づいてみると、赤ちゃん本舗にはときおりみにいっていることに気がつきました。みなさん、それってなぜだと思いますか?
とくに、ブログを書くまで意識しなかったのですが、理由はすごく簡単です。赤ちゃん本舗って結構いい場所にお店があるからです。
店舗一覧みたいなものをみるとわかるのですが、主にショッピングモールに併設されています。イトーヨーカドー、イオンモール、アリオ、ららぽーとの中にあることが多いです。結構な好立地です。
そして、僕はこういったショッピングモールにおもちゃをみにいくことが多いので、おなじつながりで、ついでに赤ちゃん本舗にもたまによっていることに気がつきました。
とくに、アリオでは、おもちゃ屋との位置が近いんですね。そういった意味で、気がつくと足を運んでいるときがあるんだということに気がつきました。
ちなみに、入り口はドアではなく、オープンスペースです。つまり、間口が広く、入りやすいですし、おそらくベビーカでも回れることを想定して設計したのだと思うのですが、敷地も通路も広いんです。さらに、店舗内は広々とした空間をキレイでオシャレにしているので、もしかしたらそういった部分も気がつくと足を運んでいた理由かもしれません。
相当、お客さんを呼び込むための戦略が上手ですよね。それはともかく、せどりという意味では、今後の勉強のためにみているといった部分が強いです。
その日は、アリオにいったのですが、あまり買付けできるようなものがありませんでした。たくさん買えた場合には、ある程度満足してそのまま帰るのですが、その日は、アリオであまり買えるものがなかったので、併設されている赤ちゃん本舗によっています。
気持ちとしては、前回、アンパンマンのおもちゃが安かったので、みてみようと思ったんです。それはアンパンマン 宅配ピザやさんですが、今回みると安くありません。
ただし、今回はいつもとちがって、店内に、明らかに「お店が売りたい物」としてつけているような目印があります。
普段、赤ちゃん本舗で買付けをしないので、細かいPOPについては忘れていまいましたが、おそらく、定価の50%オフか70%オフとかの、定価との差額を強調するポップです。
強いメッセージですね。しかも、2商品あって、1つはディズニーのおもちゃ、もう1つは、クマのぬいぐるみです。実際には、アンパンマンの小型のおもちゃを組み合わせたセット品も売っていたのですが、大体の、値段が想像できるのではじきます。
そして、この2商品をリサーチすると、相当安いことがわかります。みなさんも、調べるとわかるのですが、赤ちゃん本舗では85周年セールをやっていて、ちょっとした目玉商品を置いています。
ディズニーのおもちゃ(ドラム)が2000円→4800円。クマのぬいぐるみが3000円→6000円です。ちなみに、クマのぬいぐるみはランキングが14万ぐらいとよくないので少し考えます。
数はあまりありません。それぞれ、1個と2個です。クマのぬいぐるみは、スージー・ズーというアメリカの絵本でみるようなクマさんなのですが、もともとは売れていて、ここ最近回転率がわるくなったようなイメージです。
逆にディズニーのおもちゃは人気商品だということがわかります。買付候補としては、とりあえずこの2商品です。結局、クマのおもちゃについても、ライバルが少なく、1ヵ月に1個は売れるだろうから、買っていきます。
この後も、当然他のお店にはいってますが、赤ちゃん本舗ではじめて買った商品はこの3つです。
ちなみに、みなさんは店舗せどりをやるような人って、次に何をするかわかりますか?通常は、系列店をまわって在庫数を増やします。「赤ちゃん本舗 店舗一覧」と検索してお店をまわるんですね。
たとえば、今回のクマのぬいぐるみは、ちょっと人気がないので在庫を増やせないですが、ディズニーのドラムは、そこそこ人気があるので、リサーチの段階では、1ヵ月に20個ぐらいまでは自分から売れるのかなというイメージを持ちました。
普通に考えれば、僕は1ヵ月で売り切れる分ぐらいの20個ぐらいは買ってもいいのかなと思いました。4万円つかって、4万円ぐらいの利益目途ですよね。
ただ、僕はセール時、結構お店の規模も気にします。みなさんも、イオンとか全国展開しているお店がセールをやっているようなときは、少し心配した方がいいです。考えることって、全店舗で一斉に安くなっていないかです。
ちなみに、赤ちゃん本舗は107店舗(2017年3月)あるみたいですね。店舗一覧をみるついでに、今回の85周年セールのチラシをみてみました。普段買ったことがないお店なので、もののついでです。
下がそうなのですが、このセールは4月-5月の1ヵ月です。ただし、チラシのなかで、このディズニーのおもちゃだけがあまりにも強調されているので気になりました。
みなさんも、チラシを見るとわかるのですが、他は5%-10%オフが多くて、74%オフみたいな強いところってここだけなんですね。ちょっとわかりやすすぎるなと心配になりました。これ、一斉セールだなというところです。
今回は、はじめてということもあり、後日、他の店舗にいくついでに、2個だけ在庫を増やします。結果としては、全部でディズニーのドラム3個、クマのぬいぐるみ2個です。すごく少ない構成です。
でも、こういう過去に扱っていない商品で、ライバルが急激に増えるだろうものを無理に扱うことはないんですね。
みなさんも、とくに最初のころは、仕入れる段階において、商品をどのぐらいの数をそろえるかについて、わからなくても、意識した方がいいかと思います。
先日の記事「自動販売機の苦悩…リピート商品のSaga(サガ)について」でも触れているのですが、
せどりで有利な買い方って、少ない数でできるだけ多くの商品を取りそろえるです。どの商品も一度はリサーチで、売れるであろう商品に絞っているので、まんべんなく売れていくのですが、やはり、商品によって売れ方や、売れる量ってあります。なので、縦積みする(1品種で在庫をたくさん持つ)よりは、できるだけ、横積み(たくさんの品種を少ない数ずつ持つ)でそろえる方が出品者としては有利ということは意識した方がいいです。
たとえば、みなさんが、在庫を100個もっているとしたら、できるだけ種類はバラけさせる。すると、すぐ、売れてくれる可能性が高いんですね。
もちろん、これは売れると思った商品については、在庫をできるだけ途切れさせないことも重要ですが、常にどの商品も一定の確率でこける可能性があることは知っておいてください。
僕もそうですが、みなさんが、1番ひっかかる可能性が高いのは、ライバルが増えることによる値下げ合戦です。そして、これは業務でやっている以上、確率は下げることができますが、完全に避けきることはできません。
みなさんの中には、「納品したらすぐに、ライバルが増える」と思っているような人はいないでしょうか?「ひょっとしたら、自分がみている商品がわるいのかもしれない。センスがないのかもしれない」。
僕も同じことを考えたことがあります。そういう人のために、ヒントをだしておきたいと思います。
解決する方向性自体はシンプルなのですが、「納品したらすぐに、ライバルが増える」ってテーマは単純に見えて結構奥が深いと思っています。きっとね。せどりを長くやっているような人でも、そこは、たまにひっかかるんですよ。ときに失敗すると思います。値下げ合戦には必ず遭遇しますし、ゼロにはできません。
ただ、大きな部分の解決ポイントは単純です。まさに僕自身がそうだったのですが、単純に経験が少ないんですよ。基本的には、自分が出品している「商品の種類」がまだ少ないから、あまりポイントに気がついていないんです。
扱っている商品の種類や数を増やしていくと、わかってきます。ただ、今言っていることってわかりずらいですよね…少し説明します。
まず、せどりをはじめたばかりのような人は、なんでもいいから、とくに食品とかに限らないで、オールジャンルで幅広く利益がでる商品の種類を増やしてみるべきです。
せどりをはじめたら、まず自分のお店のラインナップに100種類そろえられるよう頑張ってみるでいいかと思います。最初はそれでも結構大変です。でも、正直にいえば100種類ではまだまだ足りません。おそらく300種類ぐらい経験してみるとわかってきます。
基本的には、これってせどりの対象になるの?っていう商品や、わかりにくい商品も探してはいくのですが、自分のお店にニッチだったり、わかりにくい商品だけ取り扱うのは難しいです。みなさんがニッチな商品の専門店になってもしょうがないと思うんです。
商品自体は、どうしても、他のライバルがわかりやすいコテコテなものも並んでしまいます。もちろん、人気商品ってのは他の人も注目しているので、ある程度値下がりのリスクをはらむことになります。
ですが、最初に確認したいところは、みなさんのお店に並ぶラインナップはどうしても「人気商品とニッチ商品」のセットになります。「他のライバルが気づきやすい商品と気づきにくい商品」のセットで構成されます。
ここで、よくきく言葉は「他の人とは違ったキーワードでリサーチしましょう」というようなアドバイスですが、これはポイントがぼやけています。このアドバイスはどちらかというと、他の人が気づかず、自分だけで何度も何度も継続して売りたいといったリピート商品を探すときのアドバイスなんですね。
そういう意味では、リピート商品はできるだけ地味ぃぃーいで、他の人が、これってせどりの対象になるの?というものをさがすべきです。利益がでる値段を維持すること、それがリピート商品の生命線ですから、他の人がたくさん入ってきて、値段がさがると、リピート商品は終わります。
ですが、みなさんは少なくとも、他の人が気づかない商品だけ集めることはできないし、する必要もありません。すぐ値下がりすると悩んでいる人が考えるべきポイントって、「商品」ではないんです。極端な話、商品を破格の値段で買付けができるのなら、ライバルが何人いようとまったく問題ありません。
ただし、こういったことが問題になるのって、ライバルが自分より安く買っている場合や、同じような値段でたくさん買っている人がいる場合ですよね。ようは、あなた以外にもその商品を安く買えている人がいっぱいいることがネックになっています。
そして、おそらく、自分の持つ商品が値下がりするといった気持ちを持つ人は、2つのことを考えた方がいいと思います。ひとつは、①トータルで利益をだせばいいんだということ、そして、もうひとつは②ライバルのレベルを想像するということです。
ひとつ目については、1つの商品に命を預けてはいけないということです。必ず値下がりってみんな遭遇します。とくに初心者のときには、Amazon本体が入ってきたり、ライバルが入ってくるのは当たり前で、ある程度は、ライバルが入ってくることを前提に考えておいた方がいいです。
感覚的には農作物みたいなイメージで、一定数、自然災害にあってダメになるものってでてくるんですね。みなさんも、100商品持っていたとしたら、1か2は、よくないなって、思うものがでてくると思います。全商品で勝つことは難しくて、ある程度は間引かれるような想定をしておいた方がいいです。
商品を買うときも、1ヵ月で自分から売れるだろう数字を予想する。そして、最初は試しに、少ない数入れてみて、これはいけると感じたら、商品の数を増やしていく。とくに出品するとわかりますが、その商品の売れ方って、やっている人が感じる、売れ方の感覚みたいなものがあるんですね。あれ?サクサク売れるなとか、たまにしか売れないけど、どかって売れるなとか。
こういう商品の種類ごとの感覚みたいなものが身につくと、大体増やしていいものかどうかもわかってきます。
なので、最初の段階では、たとえセールで安くなっていたとしても、買い占めは我慢です。1種類の物をたくさんではなく、いろんな種類のものをちょっとずつだけだしていって、その辺の感覚をみにつける。そして、たまに失敗することがあっても、トータルで利益になればいいのかなって思います
いきなり、メインディッシュをどかんと出すのではなく、オードブルみたいに、色々な彩り豊かなものをちょこっとずつ出していって、反応をみる。これはいけるというものがわかってきたら、メインディッシュにすえる。
たまに、メインディッシュにしたものが、イレギュラーで外れる場合はあるけど、トータルでは利益が残る。それでいいかと思います。
結局は、もっている商品の在庫数って、どのくらいそろえるのかって、ちょっとした技術なんです。ベースは1ヵ月ぐらいで自分から売れる量。それに商品ごとの性質で、メインディッシュにすえていくのか、いやいや、これはオードブルとして、少ない量だけおいとくのか判断することになります。
少なくとも、カジノのルーレットみたいに、ウイナーテイクズオール。全部ひとり占めみたいな勝ち方はできません。確率はかえられます。でも、Amazonマーケットのベースにある考え方は相乗りです。他のライバルも商品ごとにぶらさがって入ってきます。
で、②次がライバルです。ライバルがいることは忘れてはだめです。必ず他のプレイヤーも参加しています。あなた一人だけがその商品を見てるわけでなくて、他のプレイヤーも当然その商品を見ています。
先程の質問でいけば、みなさんが「納品してすぐにライバルが増えているわけではありません」。納品する数日前には、あなたのライバルたちも、同じような考え方で、その商品をかっていることに気がついた方がいいです。
ようは、きっかけになるイベントが似てるんですよ。典型的なタイミングでその商品を買ってきているんです。なので、ある程度自分がライバルだったら、その商品に気づくかどうかを考えてみるといいのかなと思います。
とはいっても、そんなに難しいレベルのものでなくていいんですよ。レベルとしては、まさにせどりやっている人がその商品に気づきそうなコテコテの場面かどうかを考えるのがポイントです
そして、いくらなんでも、他のライバルも、これは気づくだろうというイベントなら、さけた方がいいです。仮にそれでも買うときは、全部売り切るのに時間がかかるだろうこともある程度認識しなくてはいけません。
僕は、今回の赤ちゃん本舗の、このディズニーのおもちゃについては、ちょっとわかりやすすぎるなと思いました。
店舗でのPOPや置き方もみな気づくだろうし、85周年というビッグイベントも気がつきやすい。赤ちゃん本舗の店舗はモールの中の立地条件のいいところにあるし、全国で107店舗もある。
しかも、1ヵ月間の長いセールで、チラシでもこれは目立つなというポイントがある…そういったことを考えると、ライバルが激増する可能性があることを心配しました。
なので、すごく有利な商品ですが、3個までしか買いませんでした。
結果としては、下の画面ですね。やはり、ライバルが増えています。ライバル数は9人から40人まで急増。値段も5290円ぐらいから、3600円台まで下がっていく。
もちろん、これでも500円ぐらいはでますし、人気商品なので、3ヵ月をみれば、まったく数があっても問題ありません。売れると思います。
ただ、僕は、はじめての赤ちゃん本舗ということもあって、少しコテコテな場面だと思いあまり量をそろえませんでした。
こういう在庫数について、考えることって結構重要です。そして、これって、自分で考えないとなかなかわかりずらいです。また、逆に長くやっている先輩でもこういうのに足をからめとられることもあるんですね。みなさんも、自分の商品デッキは単品でなく、ある程度、幅をもって構成させること、そのときのポイントは、商品の種類と数だということについて、ときおり考えてみることをおすすめします。
それでは、本日も読んで頂きありがとうございました。
いつも読んで頂きありがとうございます。稚拙なブログでも時間をかけて一生懸命作りました。1日ごとに、ぽちっと押して頂けるとランキングに反映されて、僕もこのブログが少しは参考になっているんだなと安心します。また、みなさんにできるだけ結果がでるような情報を提供するモチベーションになります。このブログは、2017年の1月(2ヵ月前)に立ち上げたブログで本当に弱小な位置づけです。みなさんの応援なしでは残ることさえできません。ぼくも、みなさんの応援が必要です。