2019/02/27
こんにちは、よっしーです。今日も、日常業務の紹介ですね。神奈川県の橋本駅に来ました。色々な町のちょっとした雰囲気に触れることができるというのは、店舗せどりをやる人のいいところですね。たぶん、ここはもともと郊外の田舎町に電車が通るようになって急に発展したのかなというのを感じさせるところです。
駅前に開発されたような大きな建物と、少し離れたところの田舎っぷりが絶妙です。住むところは静かだけれど、ちょっと移動すれば便利なものも多い。幅広い年代の人が歩いていて、子どもや若い夫婦も多く、おそらく住みやすいところなんだろうなということを感じさせる町です。
あと、写真にはとらなかったのですが、この写真の上が少し小高い公園になっていて、そこからみる景色が結構わるくないんですね。僕は写真を撮ることが苦手ですが、いつか、その景色も紹介できたらと思います。
さて、今日はアリオでの買い付けです。みなさんも行くとわかりますが、広いですよ、アリオは。端から端まで歩くのに10分はかかるようなショッピングセンターです。
とはいっても、見る場所はほとんど決まっています。文具、キッチン用品、おもちゃなどが置いてあるようなお店です。
通常なら、エスカレーターを上り、キッチン用品や文具をみた後、おもちゃを確認していくようにしているのですが、
今日はエスカレーターを上った時点で、あることに気がつきました。いつもはそこは何の変哲もない通路なのですが、その日はただの通路があるはずの場所に
ワゴン15個ぐらいが置かれ、真ん中にレジが設置されています。イトーヨーカドー系のお店でたまにあらわれる特設コーナーです。
1 特設コーナーの発見
できた!そう思いました。エスカレーターを上り、すぐそばに置かれているワゴンの群れ、しかも、その上に並んでいる商品が本やハンガーやクツとかだと困るんですが(たまにせどりしにくいものが並ぶこともあります…)、
今日は離れたところからでも、せどりの対象となる商品たちが置かれているのがわかります。ハミングバードのバッグや、ぼんぼんりぼんのリュックやもろもろ…
そう、サンリオ商品の特設コーナーです。みなさんも「サンリオ商品」で画像検索すると、絵がでてくるかと思いますが、まさにこういった商品でリュックとか、筆入れとかが並んでいます。
前回は、このブログでは、赤ちゃん本舗ではじめて買付けをしたという記事を書いたのですが、逆をいえば、前回は、アリオであまり買えるものがなかったから、同じモール内にある赤ちゃん本舗で買付けを行っているんです。
そういった意味では、前回と今回は1週間違うだけなのですが、大違いです。
2できたと思った理由
では、できた!とはなんでしょう。わかるとは思いますが、まず、今日は成果をだせた。遠目で見ている段階で、ワゴンの中に買い付けできるものがあるはずという感覚です。
僕はサンリオ商品が苦手ではありません。そして、結構置いてある場所が大いにもかかわらず、せどり初心者にもわかりやすいんですね。なので、今日のブログでこのアリオでの買い付けを取り上げようと考えたのも、せどり初心者にむけてのためのものです。仕入れのとっかかりってどうしたらいいの?という気持ちをヘルプするつもりで、比較的仕入方法が簡単なサンリオ商品の仕入れについてちょっと説明しようかなと思ったからです。
みなさんの中には、せどり初心者や、せどりの仕入れができないので、どうしたらいいのか?何からやればいいのかわからないという人がいると思います。
でも、ヒントは、みなさんが、せどりの「作業」を理解することです。せどりは仕事です。そして、どのお仕事でも、作業が発生するように、せどりの具体的な「作業」をどんどん自分で理解できるよう落とし込んでいくことが自力でできるようになることだと思っています。
せどりに必要な知識って、たいしたことはありません。もちろん、あればベターですが、僕はそんなに必要だとは思っていません。
みなさんは、できるだけこの「作業」が何なのかを具体的にイメージして、見る棚、取りかかれる商品群をできるだけ増やしていく必要があります。
ようは「作業」がわかるようになって、「作業」できる対象もひろげてくださいねと言っています。みなさんのお仕事もそうでないでしょうか。早く、業務がわかるようになって、ドンドン色々なことをできるようになって欲しいとおそらく先輩方は思っているはずです。
知識って、結局、その作業との関連で結びついているだけなんですね。逆をいえば、知識って並列ではないんです。ポイントがあるし、使う場面を選びます。作業にひもづいています。
みなさんも、新人が会社に入ってきたら研修をしますよね。研修する相手は、今日何をやるのかわからない人たちです。そこに知識を与えていきます。ただし、知識だけポンとあたえても、少し時間がかかりますよね。作業をやっていくうちにどんどん自分でできるようになります。
わかりますよね。せどりの知識も、知識だけがポカンと浮かんでいるわけではありません。
3 やり方、サンリオ商品のちょっとした特徴
それでは「作業」ってなんでしょうか?ノウハウや経験値をわかりやすく言い換えるにも技術がいるので、説明が難しいところもあるのですが、基本的には「確認作業」です。
みなさんも、せどりをやっている人が、どういったところを確認しているのか参考にしてくれればと思います。
さて、僕もそうだったのですが、せどり初心者にむけて、とっかかりってどうしたらいいの?という気持ちがあると思いますので、比較的仕入方法が簡単なサンリオ商品について少し説明したいなと思います。
まずは、ぜひ、みなさんにも「サンリオ商品」で一度画像検索をしてほしいと思います。たとえば、下のような商品ですが、
こういった商品がみなさんはみる必要があります。サンリオは、こういったキャラクター・ギフト商品をメインとした商品をつくっています。そして、サンリオ商品は、一般と少し売り方が違うところがあります。ここはポイントなので気がついてください。それは、サンリオ商品は、人が集まるスーパーとかに、サンリオ商品ならサンリオ商品だけでコーナーをつくって販売しているところです。
なので、商品にニーズがあっても、お店の場所・客層によっては売れ残るし、投げ売りがなされるときもあります。また、もっといえば、ある程度かたまって、セールコーナーというよりも、かたまって、投げ売りされることが多いんですね。
なので、みなさんも、サンリオ商品のせどりのベーシックなやり方は理解する必要があります。
4 サンリオ商品の確認するところ
とはいっても、やり方は難しくありません。基本は、今ついている値段が、定価と比べてどれだけ安くなっているのかを確認するだけです。たとえば、ハローキティのバッグがお店で1000円で売られていたとします。そして、お店で売っている値段と元値の定価を比較するだけです。
仮に、定価が3000円だとしたら、ハローキティのバッグが1000円で置かれていたら、1/3なので、ある程度差額がありますよね。ただ、せどりをこれからはじめるような人は、ここで疑問に思わないでしょうか?なら今いくらで売っているかはお店に書いてあるのでわかるけど、定価って、どこでみるの…ておそらく思うはずです。
みるところは、商品の値札のタグです。下の写真をみてください。
バーコードのすぐ下や左上に、350Aや150Aの記号が見えないでしょうか?これが定価です。Aを10倍と考えるか0と見たてればいいのですが、350Aなら、3500円です。同じように、150Aは定価が1500円であることを意味しています。
そして、大体ですが、定価の1/2から、1/3ぐらいになっている商品をリサーチするだけです。今回の商品でいけば、3500円のぼんぼんりぼんのリュックは1000円で売っていましたし、
ハミングバードの筆入れは1500円のものが500円で売っていました。あとは、商品の人気の確認とライバルの確認をして、1ヵ月に何個自分から売れるのか予想をして買い付けるだけです。こういうある程度のグループで買付けの仕方が簡単なもの、やること(作業)が比較的明確なものが、みなさんが最初にとっかかりとしてやるものになります。
たとえば、僕の場合は最初「水筒」だったのですが、お店にいって必ずみるところがあるというのは、せどり初心者を助けてくれます。少なくともその商品グループについては、今日やるべきことはほとんどわかっています。
みなさんは、こういったもののやり方をどんどん増やしていくんです。
5 気をつけるところ
ただし、注意が必要です。リピート商品の性質やデメリットについて書いた記事「自動販売機の苦悩…リピート商品のSaga(サガ)について」でも触れているのですが、
みながいいと思うような内容には、ちょっとしたトゲが含まれていることも頭の片隅にいれておいてください。だれもが簡単だというようなものには気をつけるところが含まれています。
ひとつは、サンリオは徹底的に色々な商品をためしています。そして、ある程度売れた実績があるものに絞って集中するといった戦略をとっています。
これは何を言っているかというと、サンリオ商品ってあたりはずれが大きいです。サンリオは色々な商品を市場に出して試すことがあるので、商品の中にはビックリするぐらいランキングがわるいものがあります。また、一般的な傾向としてあまりサクサクは売れません。これは回転が少し遅めだというこおとをいっています。
なので、コハダ・大トロの例でいけば、サンリオ商品を売るときは、中トロを売るときのようなイメージです。コハダのように、高回転でなくとも、ポツポツ売れて、ある程度のミドルリターンを狙っていくことになります。メインは、1週間に1個売れて、1000円幅のあるものを探していくイメージです。もしくは、1ヵ月に1個ぐらいの売れかたでも、とりあえず少ない個数を自分のお店のラインナップとして並べておくというやり方もあります。こちらは3000円幅位のものを狙うことになるので、じゃっかん、回転は遅いけれど利幅を多めにとっていく大トロタイプのやり方です。
そして、みなさんがサンリオ商品を扱うときに注意するところはシンプルです。売れている実績のない商品は扱わないということと、ライバルの数が多すぎると思ったら、その商品はさけてください。
理由は、値下がり合戦に入った場合、時間がたってもなかなか回復しないからです。
値下がりしても、値段が戻ってくる商品ってありますが、それは、商品自体が回転しているものです。サンリオ商品は全体的な傾向としてはサクサクは売れないこともあり、売れなかったら長期化します。
そういった意味では、みなさんのお店のラインナップとしては、サンリオ商品はレギュラーにはなりにくいのかなと思います。
ただし、こういう準レギュラーたちもみなさんをすごく助けてくれます。僕のお店でも活躍をしてくれています。一軍ではないけれど、ある程度定期的に売れて、利益に貢献するといった意味では、みなさんも、サンリオ商品について扱うことをおすすめします。
それでは、本日も読んで頂きありがとうございました。このブログがみなさんの参考になることを祈っています。
いつも読んで頂きありがとうございます。稚拙なブログでも時間をかけて一生懸命作りました。1日ごとに、ぽちっと押して頂けるとランキングに反映されて、僕もこのブログが少しは参考になっているんだなと安心します。また、みなさんにできるだけ結果がでるような情報を提供するモチベーションになります。このブログは、2017年の1月(2ヵ月前)に立ち上げたブログで本当に弱小な位置づけです。みなさんの応援なしでは残ることさえできません。ぼくも、みなさんの応援が必要です。