2019/02/27
こんにちは、よっしーです。スレッドは3/31日ですが、記事は4/11日に書いています。ちょうど、家のそばの公園に桜がさきはじめました。色鮮やかな淡い桃色のグラデーションの重なりに、春への期待を感じています。
さて、今日は冬が終わりあたたかくなってきて売れてきた商品のお話をしたいと思います。逆をいえば、冬に花が咲いてもいいじゃないと思いながらあたためておいた商品です。今日のお話、それは買ってきたけれども、冬の間は売れなかったという失敗談です。きっとみなさんも、せどりをはじめたなら経験することなので、記事を書いていきたいなと思います。
せどりに興味があるみなさん、もしくは、はじめたばかりのみなさん、季節商品ってありますよね?たとえば、夏場の扇風機とかアイスクリームメーカーとか、冬場のコタツのコードなど、そのシーズンのときに使われることを想定した商品。
お店の店頭で安くなり始めたのをきっかけに、みなさんがある商品を大量に買い付けたとして、そのシーズンを過ぎたら、どうなると思いますか?
1. 商品は早めに値段がさがる
たとえば、扇風機とかなどは8月頃からお店では値段が下がり始めます。みなさんが買い付けたはいいが、夏場に売り切れなかった場合、街にクリスマスの曲がながれはじめたらどうなるか?12/24日に間に合わなかったクリスマスケーキはどうなるのかといったお話です。
実は、僕もせどりをはじめて1年もたっていないので、細かい部分についてはよくわかりません。なんだよ…っ!!という声が聞こえそうですが、ただ、大きなポイントは理解しています。
せどりの世界では、時期の過ぎた季節商品も基本的には売れます。そして、ライバルが少なくなるのでチャンスです。ほとんど、ライバルがいない状態で商品としてはすごく有利です。ただし、全体の傾向として、シーズンオフのものは相場がワンランク落ちるんですね。全体として他の出品者がいると安めの価格帯になりがちです。
たとえば、扇風機の例でいえば、お店では8月ごろから安くなり始めます。僕も過去の出品の履歴をみていると8月7日に扇風機を買ってきているんですね。3000円ぐらいで売れる扇風機が、1500円に値段が落ちているんです。
でも、みなさん、これって早いと思いませんか。8月って涼しくなりはじめる時期でしたっけ?おそらく、そんなことないですよね。むしろ、夏真っ盛りですよね。
でも、せどりをやるみなさんは事前に知っておいてください。店頭ではシーズン終盤の2・3ヵ月前から値段がさがっていきます。お店の立場としては、季節商品は売り切りたいんです。
ときには投げ売り価格にしても、新商品を置くスペースを確保したいといった思いが見えます。おそらく、お店も店頭に置くことができるスペース(棚)は重要だと考えています。そういった実店舗のスペースって有限ですし、「棚」って、お店の財産です。
前に、仕入ができるお店には、隠れセールスコーナーがあるというような話をしたと思うのですが、それも似たような考え方です。たとえば、銀座の一等地と、千葉の田舎の土地では、商売をおこすのに、土地を借りるのでも相場が違いますよね。それは、ウワモノ(建物)を建てた場合に、およそ利益を生み出せる期待値が全然違うからです。
僕は、お店の立場ではないのでわからないですが、おそらく、お店の人は自分のところの店員に「売る場所を工夫しないと、売れないよ」といったようなことを言っているはずです。少なくとも、一般的に売れる場所、銀座の一等地みたいな棚と、千葉の田舎のはずれでタヌキがでてきそうな棚とは使い分けています。
お店の立場でいけば、そのお店では売れにくい商品を、よく物が売れる一等地の棚に置いとくのはもったいなんですね。なので、みなさんが、せどりでみるべき棚は、基本的にこういうタヌキがでてきそうな棚です。そして、せどりができるお店では、そういったタヌキがでてきそうな棚に、結構、処分品が固まっています。
これは、裏を返せば、そのお店では一般客がそのエリアに足を運ばない。見ない。わざわざ商品を手にとらないスポットです。一般のお客さんはあまりみないから、相場より安い物が残っています。
この意味がわかってくるころには、みなさんも、通常の棚からの買付けにあまり不自由がなくなるはずです。ときおり、ふれていきたいと思います。
話を戻します。お店って、物が売れる棚を「大事にしています」。そして、その「場所を確保」するためにも、結構早めに「季節商品を売り切りたい」と思っています。
そのために値段をさげているはずです。でも、みなさんが知っているように、実店舗と違ってネットではここが強みです。
2. 季節はずれの商品も売れる
お店の商圏として、みなさんが足を運ぶのは、隣の市ぐらいです。でも、ネット店舗のお客様は日本全国です。
余談ですが、僕はこの商売をはじめて、日本最北端の町、北海道の礼文町という町を知りました。買ってくれたお客様に伝えられたらと思いますが、足元がおぼつかない中、、結構、売る側の気持ちとしては、こういうコメントにはものすごく励まされます。とりあえず、やっていることが人の役にたっていてよかった。僕のやっていることは、さみしいことではなかった。そういった気持ちです。
もしよかったら、こちらの記事もみてみてください。
→「田舎でもせどりってできるの?」
それはともかく、日本列島は縦に長いですから、実店舗と違って、季節性も幅があります。なので、あまりスペースではなくて、集合知として、欲しがっているお客さんがいるかといったお話になります。
そして、みなさんがリサーチをして、1度フィルタリングをかけたような商品については、大体の場合、日本のどこかにはその商品を欲しがっている人がいます。まず、売れます。
ただ、ここで問題になっているのは季節性ですよね。季節が過ぎた商品にもニーズってあるのかが知りたいところですよね。
答えからいけば、季節はずれの商品も売れます。そういう意味では、季節が真逆の商品も売れます。初年度で不安だったのであつかわなかったのですが、真冬の扇風機も売れるはずです。
もう少し説明すると、売れるというのは、ライバルも弱くなるので、売れるという意味に近いかもしれまえん。たしかに全体的には、たとえば、冬場の水筒なんかは欲しがっている人は少なくなります。
これは、みなさんのイメージ通りだと思います。でも、ライバルもいなくなるので、結果としてあなたのお店から売れていきます。お客さんサイドからみれば、なにか欲しい理由があるんですね、その商品を。だけど、近場のお店では季節が終わってしまっているので目当ての商品をあまりみかけない。とりあえずネットで探しにきてくれて、出品者も少ないので、結果として売れていきます。
たとえば、僕が過去に扱った扇風機をのせます。初年度で秋までしか扱わなかったですが、緑で囲ったところが冬場の売れ方です。実際にはまったく問題ありません。
こちらは、仮定の話ですが、実際にやっていたものについては、僕は冬場の水筒をオススメいたします。冬場でも水筒は売れます。むしろ、出品者が少ないので、チャンスです。
3 ただ、全体的に好まれるものはある
ただし、ここで、ひとつだけポイントがあります。たとえば、冬場の水筒も売れますが、大きな傾向性は理解しないといけません。それは、冬に売れるような水筒は、夏場でみるような大きな水筒じゃなく、基本小さ目のものです。水筒は水筒でも「0.8ℓ」とかの小さいタイプが好まれます。
もちろん、大きなものも一定のニーズがあるので、ライバルが少なければまったく問題ありません。でも、基本は「小さな水筒」を選択した方が売れやすいです。
これは、使っている人自体が、夏場に水分をたくさん補給するのではなく、ちょっとしたお茶やコーヒーを保温しながら、持ち歩くような使い方が選択されているはずです。
なので、季節外れの商品を扱う場合には、できるだけ大きなポイントを把握するようにしてください。
4 そして、なにかもう1つルールがある
そして、僕は困っています。ん…?!と思った方がいるかもしれませんが、
なにか、もう1つルールがあるんですね。たとえば、季節商品も全体的には売れてくれます。そして、10揃えたとしたら、8か9は問題ありません。売れてくれます。
ただし、残りの1か2が失敗をして、冬を越してしまうんです。ここのポイントがわかりません。
今日のタイトルの冬眠から覚めた商品というのは、僕が失敗した商品のことです。それは「ランチボックス、保冷バッグ、レジャーシート」といった、ピクニックに使うような道具です。
下に似たような商品をのせときますね。すべて、10月近辺にお店で安くなったので買ったきていますが、冬を越してしまいました。ほぼ5か月の冬眠です。FBAに送ると保管料がかかるので、大部分は家に置いておいたのですが、最近、無事に売れてくれています。
今、ちょうど花見のシーズンですよね。大体この1ヵ月前から、こういうランチボックス、保冷バッグ、レジャーシートというのがさくさく売れてくれます。ようやく、冬眠から覚めてくれたような思いです。いいものなので、買ってくれた人に喜んでもらえることを願っています。
また、ライバルがほとんどいないんですね。値段も物にしては高めですが、それこそサクサク売れてくれます。ランチボックス・保冷バッグ(980円→2200円)、レジャーシート(480円→2200円)の値段は、こういったイメージです。
たとえば、レジャーシートは冬の間はぴくりともしないんです。それが3月に入って、ポンと1回の注文で7枚(1万5千円分)売れてくれてびっくりしたのですが、保育園の注文です。行事で使うんでしょうね。ありがたいです。
ランチボックスも、ぴくりともしなかったものが、40個ほどはけてくれます。ただ、その前はぴくりともしないんです。水を張ったかのように「シーン」と売れないんです。まさに、冬眠です。
僕は、全体としては、季節はずれの商品も売れるとわかってはいるのですが、こういったピクリともしないもののルールを把握したいんですね。もう1段階のフィルタリングを理解したいんです。
ただ、方向性はなんとくはわかっています。それは、その商品の典型的な使い道以外をどれだけ想像できるかです。わかりずらいですよね。少し説明します。
たとえば、大きな水鉄砲ってありますよね。ウォーターガン。これも夏場しか売れないように思えますが、そんなことはありません。Amazonの売れ筋ランキングをみてください。すごく売れています。
ここです。
ここにはヒントがあるんですね。この中で、1700円以上で売れるような高めのものは、リピートのチャンスがあります。
ウォーターガンは冬でも売れますが、ただ、水鉄砲すべからくではないんですよ。なにか、もう1つの「しぼり」があります。
僕の場合ですが、あるポンプ型のウォーターガンが見切りで500円だったものが、12月ごろに1800円でサクサク売れてくれたので、調子にのって、他の大型のウォーターガンを5個買ってきたのですが、こちらは、冬眠ウォーターガンなんです。まさに「シーン」と水をはったかのように、動かなくなりました。
最近2個売れてくれたので心配はしていないのですが、12月に売れたということは、クリスマスイベントの使いかたかもしれません。その典型的でない使い道、お客さんがどのニーズでその商品を欲しがっているのかがイメージできていません。
ただ、季節外れも全体的には売れますし、チャンスです。また、冬は越すけれども、また、売れてくれるので中期的にはほぼ独占です。
でも、僕がいっているのは、このまったくだんまりになるもののルールです。この0か1の、1回冬眠に入るもののルールがわかっていません。これって、その商品の使い道をどれだけ横にイメージできるかの話なんですね、おそらく。そして、そのルールがわかれば、そこにはチャンスがあるはずなんです。
なので、半年寝かせたという意味では失敗ですが、正確には失敗でもなんでもないんです。
せどりで仕入れることができないというみなさんに話しかけたいのですが、このうまくいかないパターンを考えて自らの引き出しにいれることには、すごく「重要」です。
ダメパターンを知るということは、うまくいくやり方を浮彫りにしてくれます。魚で骨を取りのぞいているうちに、食べられる身の部分が残ってくれるんですね。
僕も、もしかしたらセンスはあるのかもしれません。でも、いまはまだまだなんです。先程、思わず、外に咲いている桜をみにいきましたが、みなさんに、僕のたどった道からヒントを感じてくれるとともに、僕も早く冬をこえて、ヒントに気づくことを願っています。
それでは、今日もよんでくれてありがとうございました。
いつも読んで頂きありがとうございます。稚拙なブログでも時間をかけて一生懸命作りました。1日ごとに、ぽちっと押して頂けるとランキングに反映されて、僕もこのブログが少しは参考になっているんだなと安心します。また、みなさんにできるだけ結果がでるような情報を提供するモチベーションになります。このブログは、2017年の1月(2ヵ月前)に立ち上げたブログで本当に弱小な位置づけです。みなさんの応援なしでは残ることさえできません。ぼくも、みなさんの応援が必要です。