2019/02/27
こんにちは、よっしーです。ほとんどが閉店した千葉県茂原市のイオンでの最終日でのせどりですね。
僕は、よく2F・3Fなどのキッチン用品・おもちゃコーナーに助けられていたので、それなりに活気があったコーナーが、ガランとしてタイル張りにパーテーションだけポツンと置かれたスペースになってしまったのをみると、何とも言えない切ない気持ちになります。
みなさんも、せどりをやったときに僕と同じような気持ちになるかわからないですが、僕は、いいものを卸して(売って)くれるお店にものすごく感謝しています。そして、僕らがお店に対してできることっていうのは、基本的にお金を落とすことだけなんですね。商品を丁寧に扱うとかいうようなマナーの部分はともかく、他はそれぐらいしかないんです。
なので、普段からお世話になっているお店に対しては、できるだけそのお店にお金が落ちるように通うことが多いですし、同じ系列店の間でいえば、どの店も在庫を持っている場合、たとえば、象印の水筒なら水筒でどのお店にも置いてあった場合、できるだけ普段お世話になっているお店から買うようにしています。
もちろん、仕事なので、合理的な範囲の中でできるだけというところはありますが、それでも、こういったガランとした店内をみると、今後は、ちょっとした感謝が難しくなるんだなと思いました。
お世話になったお店の閉店にて思ったことや、買い付けたものも、せどりをやっている人の日常業務なので紹介したいと思います。
今日は、文字通りの最終日ですね。店内はほとんど空きスペースになっています。
おもちゃコーナーに関しては、イオンの他店舗に移すということもあり、棚に「船橋店①へ」とかいったお店の名前が貼られていますが、他はほとんど残っていません。
もし、みなさんが、せどりをやるようになって閉店セールに行くと考えた場合には、閉店の1ヵ月前とか早い段階から少しずつ通うようにしないと仕事としては成り立ちにくいはずです。
閉店セールは、いいものは早く買われてしまうからです。当然僕もそれはわかっているのですが、おそらく、仕事モードではないんでしょうね。一般の人の気持ちとはずれてしまいますが、今までありがとうございましたの挨拶まわりみたいなものです。
いずにしても、何個かは買付けできるようなものが残っていました。1つは、ゲーム機の画面にキズがつかないようにするためのシールですね。「PSPの液晶保護フィルム」です。
数としては20枚程が残っていました。ちなみに、みなさんは店内でこういった商品が並べられていたら、何に着目しますか。また、どちらの商品からリサーチするべきだと思いますか。写真では2種類しかのっていませんが、店内ではこれとそっくりな商品が並んでいるような状況でした。
これも、商品を獲るときの背景にあるルールや考え方の説明になります。もちろん、知ってしまえばたかがそれだけ?といったものです。
でも、みなさん、とくに「せどりを独学でやるにはどうしたらいいのか。仕入れができるようにするにはどうしたらいいのか」と考えている人には知っておいて欲しいので、あえて説明します。
せどりって、たしかに「知っているか、いなか」です。でも、知識さえあればいいのかといわれたら、それは違います。色々な場面で実際に再現できるかが重要です。知ったところで「使いこなせる」とは限らないということです。
とくに、せどりの知識はシンプルです。たいした量もありません。ましてや、せどりをはじめるころに求められる知識こそ、たいしたことはありません。
でも、知識を知ったところで、普通は「なるほど、なるほど。」でとまるはずなんです。なんとくわかった気がしたけど、いざ、自分がせどりで買付けできるかお店にためしにいったところ、買えない。ん?何をすればいいんだ?になる。結局はよくわからない…普通は、そう思うはずなんですね。
「それは知っている。わかっているはずなのに…でも…」。という人いませんか?知識は集めたけれども、何をすればいいのかわからないし、自分の力だけで、単独で仕入れができるためには、今、自分に何が足りないかも説明もできない。どうすればいいんだと。
それを解決するためのヒントを、みなさんにだしたいと思います。1つは、せどりをやっている人の仕事の全体像というか流れを把握することです。
そして、みなさんが、google検索をしてみたりすると、せどりに関する色々な知識やノウハウがでてくると思うのですが、みなさんは、そういった、色々な情報や知識が、せどりをやっている人のどの作業の場面で必要になるものかを考えるといいのかなと思います。
みなさんが、普段やっているような仕事も、出社した後に準備したり、確認したりした後、色々な実際の作業に入っていきますよね。
せどりも一緒です。せどりをやっている人には、その日やる仕事がある程度、パターン化されています。決められた「型」があります。普段やっていることって「作業」なんです。後日、仕入れ編で説明しますが、やることってある程度決まっているんですね。
もし、このブログから、「せどりを独学でやるにはどうしたらいいのか。仕入れができるようにするにはどうしたらいいのか」というのを知りたい人は、やはり、せどりをやっている人の仕事の全体像を把握する必要があります。
次に、作業の流れですね。せどりは単純作業の組み合わせです。そして、その作業内容も「確認」するという項目が多いです。リサーチって、結局は「~を確認する」といった単純作業なんですね。
少し、感覚的な説明になってしまいますが、みなさんは、JRで電車を動かしている社員が白線や信号機を指さして「なんとか確認、ヨシッ!」といって指差呼称しているのをみたことありませんか?
あれに少し似ています。せどりをやる人って、作業の流れの中で、こういった順番で、ここを確認しているというのがあります。対象となりそうか、実際に売れるものか確認をしています。せどりで使う「知識」って、その「確認事項」のなかで、使うことが多いんですね。「お店の売りたい目印確認、ヨシッ!」とか、「メーカ確認、ヨシッ!」とか、「値段確認、ヨシッ!」とかそういうイメージです。
ちなみに、知識との関係でいえば、「お店の売りたい目印」は大体どんな値札やPOPだったりするか。普通の人がみないようなところを確認するにはどういうところがポイントになるかとかを把握するということです。また、せどりをやっている人は、Amazonでよく売れるメーカーは把握していることが多いでしょうし、さらに、商品ごとに相場観とかを持っていたりすると思います。
当然、こういった知識は、お店や、商品や、それぞれの場面や内容によって違ってきます。そして、せどりをやっている人は、商安く買うために、お店や商品によって知識にも若干の修正というかアレンジを加えています。それが、場面場面によって知識を使いこなすということだからです。
たとえば、今回、全体の流れでいえば、行くお店はもうすでに選択済み、見るコーナーも選択済み、セールコーナの前に立っている状態で、何を見ているかというステータスですよね。
そして、作業の流れとしてなにを順番に見ているかというと、①まず、お店が売りたいものとして何か目印をつけていないか確認。どこを見ていくのかの関係ですが、とくに通常とは違ったような扱いをしているものを探します。
②次に、メーカー名の確認。③そして、値段の確認。④さらに、商品を見て、見た目ですね。あまり見ることがないような形(もしくはちょっとした見た目の違い)や、今までにないような機能(もしくはちょっとした機能)がついていないかを確認します。
これが流れです。
それでは、写真をみてください。
今回でいえば、イオンに来ていて、おもちゃコーナーのワゴンやセールコーナーの前に立っている状況です。そして、商品の「PSPの液晶保護フィルム」には、通常の棚に置いてあるような状況と違い、表示価格から半額にしますよといったシールが貼っていますよね。
これは、お店が売りたいものとしてつけている目印です。当然、これだけではないですし、お店によっても違います。他にも20%引きとか、30%引きとか、紅白シールがありますが、イオンのこの「半額シール」は比較的強い目印です。
また、メーカーはELECOMです。Amazonせどりでは、売れるメーカー名というのは大体決まっています。メーカー名はある程度自然と覚えますが、最初のうちは、覚えるように意識した方がいいです。また、メーカーによってAmazonでの傾向性というか、特徴があります。
そして、値段の確認。ここでは「108円」と表示されています。実際には、半額になるので、54円に消費税が加わり59円になるかと思いますが、これをリサーチすることになります。
ちなみに、相場観という意味では、僕はこういった、ゲーム機に貼る液晶保護フィルムは何となくですが400-900円で売れるというイメージがあります。そして、その際の手数料も、小さいし値段の単価が安いので300円ぐらい必要かなといったイメージがあります。
なので、少なくとも100円以下で買うような場合には、手にとったときにまず、対象になるなということはわかります。もちろん、値段やランキング(売れ方)は確認しますし、実際には買うかどうかは検討しますが、大体こんなことを考えています。
さらに、見た目もパッと見て、考えます。2つの商品をくらべてください。値段は同じ50円台で抗菌フィルムについては共通ですが、緑の方は「すごい」クロスがついていると書かれていますよね?
こういうのは、ちょっとした「機能」ですよね。ちょっとした機能というのも、価値が高くなる商品の法則(ルール)の1つです。
ちょっとしたものでも、オマケがついていることが、価値をつくります。ちなみに、ここでいう「すごい」とは、裏面をみるとわかるのですが、クロスにナノレベルで穴をたくさん作っているので、ほこりがその穴に吸着しやすい。すごくきれいに拭き取れるという機能みたいです。
なので、値段も、この「すごい」クロス付きの緑色の方が高くなると予想できるので、基本的に緑色の方からリサーチをかけることになります。この見た目や、機能について大きく書かれているところはパッと確認するところです。
つまり、せどりをやる人目線で、ある程度「具体的な作業がわかっていないと知識って使いずらい」んですね。しかも、
お店や使う場面によってアレンジが加わりますので、実際に「みなさん」が、色々な場面で再現できるかを「考えないといけない部分が残る」んですね。
シールの意味や、値札・数字の意味、置かれている場所、商品ごとの相場観。そういうのって、ある程度経験が必要なんです。知識を知っても、「使いこなす」には、色々考えて、試してみるという段階が必要になります。
もし、みなさんが、知識を作業ベースに置き換えられないかと考えていくと、少なくとも仕入れるものに困るということはなくなるかと思います。
ちなみに、この最終日に買い付けてきた物の一部を紹介します。おもちゃはアリオで買ってきたものですが、追加で補充された、のりパンチや、他のキッチン用品、防災関係商品を買ってきています。最終日ということもあり、あまり、買うものは残っていなかったのですが、商品としては全部売れれば2万円ぐらいの利益になるようなものです。
ちなみに、この日には、売れ残ったキッチン用品の引き取りだと思うのですが、貝印(メーカー)の営業部の人も来ていました。せどりをやっていると、お店からだけでなく、問屋やメーカーから直接買えないかを考えると思います。
僕も、まったく同じで、メーカーの人に話をこころみています。結果だけいえば、ぼくはメーカー仕入れについては、まったくできていません。ただし、将来はできるようになりたいと考えています。この辺のやり取りについてもいずれ機会があれば触れたいなとは思います。それでは、今日も読んで頂きありがとうございました。
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