2019/02/27
こんにちは、よっしーです。大胆なタイトルですが(笑)。これは、せどりをやっている人なら意識するところだと思っています。
でも、時代劇の越後屋のように、「金の饅頭でございます。」「いやいや、主もワルよのう…はっはっは」とは違って、銭ゲバというよりは、僕はベースにあるのは2つだと思っています。
「自由と安定」です。この2つのバランスの気がします。
1 自由って、しばりがないというよりかは、「選べる」ということ
自由という言葉がそのまましっくりくるのかはわかりませんが、せどりをやっている人は、たぶん、普通の人よりも、しばられることが好きではないのかなって気がしています。
他のせどりブログをみていると、あまり会社時代のことをよく書いていません。僕はここは逆で、今でも、会社をとりまく環境はよかったし、相当厳しく鍛えてもらったことに感謝をしています。
いつも時間に追われていて、会議では色々な人の前でたくさんの人に突っ込まれて、緊張と汗とで声が震えるような思いがいっぱいありましたけど、僕は、サラリーマン時代の仕事はすごくいい経験だったと思っています。仕事が好きでした。環境もよかったです。
ふと、思い出したのが、むかし、アメリカに海外出張で海外との会社間の連携を強めていこうという、ようは企業間のアライアンスなんですが、会社のお偉いさんとの顔合わせの会議があったことを思い出しました。ぼくは、お偉いさんの中で、技術系の担当者として、実務の内容を英語で説明する社員としてアテンドしていました。
AT&T(エーティアンドティ)、T-mobile(ティ-モバイル)、Syniverse(シニバース)というアメリカの通信事業者があるのですが、そこでお互いのユーザーが携帯電話を海外で使えるよう色々協力していきましょうのお偉いさんの顔見せ会議です。
たしか、ニューヨーク、ジョージア、フロリダ、シアトルを1週間でまわったと思います。地図でみるとわかりますが、端から端です。
日本から、ANAでニューヨークに入って、アメリカン航空にトランクを預けてフロリダに移動したのですが、一緒にいった部長以上の上司4名、そして、僕ともう一人の社員1名の6つのトランクを並べて預けたのですが、目的地のフロリダで、トランクが到着しません。
アメリカン航空が、荷物をどこにやったかわからないような状況です。トランクの中には、スーツとか資料とかが入っています。資料とかは、メールで手配ができますが、スーツはその場で手配ができません。なぜかというと、その会議は、僕からすると殿上人の重役会議で、スケジュールも密に詰められています。お店によっている時間がありません。
朝6時に相手の会社に向かい、会議を終日行う。夜は、18時から会食をして今後の協力をお願いする。22時にホテルに戻り、ICレコーダーで録音した1日の会議の内容を議事録に落とし込んで、その日のうちに全体にメールをする。英語の内容8時間のボリュームなので、22時から朝の2時に仕事が完了します。
次の日も大体、朝の6時にロビーに待ち合わせて、他の場所に移動するか、会議なので、自由時間はありません。
スケジュールとして、スーツを手配する時間はありません。僕は、飛行機内で動きやすいようにチノパンとトレーナーのような恰好をしていましたが、逆をいうと、それしかもっていませんでした。
ちなみに、議事録を作った2時の後は、僕の孤独な戦いのはじまりです。シャワー室でシャツとパンツとチノパンを石鹸で洗い、絞って、振り回して、ホテルの空気のでるところに置いて乾かす。この水分をだすというのがポイントで、
ホテルのシャワー室で、遠心力をもって、服の水分をとる。そのために、怒りと悲しみを持って、ひたすらシャワー室でパンツを振り回すというのが僕の1週間の孤独の戦いでした。朝の6時から、夜の2時までスケジュールに入っているので、コンビニでパンツを買うことができません…。夜中の2時に、素っ裸で、シャワー室でパンツを狂気をもって振り回す。それが、僕の一日の締めくくりの仕事です。
そこがホテルでなかったら、僕はパンツを振り回しながら叫んでいたかもしれません。
翌日は会議です。現地の会社の取締役とか秘書とか、スーツで決めた人達がびしっとそろっています。こちらも、当然部長とか、ひとつのビルのセンター長とか、取締役の人が、みなびしっとしたスーツ姿で会議室に入ります。
そこにひょこっと一人、散歩がてら来たかのようなチノパンマンが重役会議にのぞむときの気持ちを察してください。生乾きのチノパンマンです。前日というよりは、当日の朝3時に会社の未来のためパンツを振り回していたチノパンマンです。
みなさんも、パソコン業界の社員だったとして、ビルゲイツのような人達にプレゼンをしないといけない。ドレスコードもスーツとなっていたときに、荷物がすべて行方不明になってしまった。持ち物は、着ているもののみの場面を想像してください。
当然、向こうの本社の、ものすごい会議室の中で、僕一人だけがチノパンです。フォーマル会議の中で、僕だけがびっくりするぐらいのカジュアルです。しかも、メンバーの中でも一番の下っ端、ペーペーの社員が普段着で会議室にすすむときの気持ちを察してください。不安でめまいがします。
一応、お偉いさんの集いなので、なぜか名刺は(Assistant Manager:課長)に便宜的になっていますが、僕は一般社員です。ちなみに、僕のいたところでは課長になれば年収は1000万円を超えます。でも、本当は一番のぺーぺーです。そのペーペーがなぜか散歩がてら、アメリカの有名会社の本社にあらわれて、びしっとした人たちの前で、チノパンで資料を説明しなくてはいけません。
しかも、社内のお偉いさんだけならいいのですが、海外の他社です。その重役会議の場でカジュアルで臨むときの気持ちは本当に顔が青ざめます。そんな僕も、技術部門の内容をプレゼンテーション20分とか与えられて英語で説明するわけです。本当に意識が遠のきます。
相手との名刺交換のときも、出だしは、「Please excuse my unappropriate attier…」とのぞましくない格好で申し訳ありません。実はアメリカン航空で荷物を預けたときに…」と説明からはじまります。
とうぜん、これは毎日の重要な儀式です。会議の後は、夜中の3時に怒りと悲しみをもってパンツを振り回す。議事録では、こういった議論ができて実りのある会議でしたといった講評で格好いい言葉で締めた後に、パンツフルスイングです。
自分がカムチャッカ支店への配属にならないことを祈り、会社の未来を信じながら、真っ裸でパンツを振り回します。朝の3時に6日間連続、フルスイングパンツです。
なんで、こんな話をしているかというと、社員って何かしらに拘束されているんです。むしろ、サラリーマンであれば、組織の中で自分で好きに決めれることなんかほとんどないといっていいぐらいです。
それは、服装や、そのときのスケジュールであったり、肩書や、説明する内容、そのときの手続きについても、やっぱり一定の制約があります。
でも、だからといって、僕はそれが嫌いではありません。上のような、あほな体験も僕は当時顔が青ざめる程なぜこんなことが?と思っていましたが、終わってみれば、あの会社で働けてよかったと思っています。
仕事は好きでした。そのときの立場性というか立ち位置として、ある程度拘束されていても、その仕事が好きであれば、わるくないなと思うんです。安定性もあるし、少し不自由でも、僕がそれを納得し、選べているならわるくありません。安定した未来が描けるレールがあるというのも、ひとつの価値観です。
でも、だからといって、僕はしばられることがとくに好きというわけでもありません。とくに、ノーパンツフルスイングの自由はあってもいいかなと思います。
僕が思う自由って、制約がかかっていないということよりかは、ある程度、人生で選択ができる。「自分で決定ができる」ということを望んでいる気がします。
そういった意味では、お金がなくて、できないことがあるということからも抜け出したいとも思っています。僕の中で、せどりの目的は、たぶん、ある程度人生で自分で決めることを増やせていけたらなと思いです。そのために仕事を頑張っています。
結構、物販において、自分で色々なことを決めれるのはなんだかんだいって楽しいものなんですよ。ちょっとしたせどりの魅力です。
2 まずは、単純な国内転売で
僕がやっていること、それは、今は単純な国内転売です。もちろん、輸出とか輸入とか、他の方法もありますが、みなさんも、国内転売のメリットは知っておいた方がいいと思います。
単純な国内転売のダントツのメリットはここです。「シンプルで、【即金性が高い】」ということです。車のギアの第一段階として回転をあげやすいんです。
輸入・輸出はまだ早い。まずは単純な国内転売の数字をあげていくことに頑張っている人は、このメリットをすごく理解しています。
僕はまだまだですが、ここで結果をだせるようになってから、ステップバイステップで、手を拡げていきたいなと思います。まだ、そんなことをいえるようなレベルではないですけどね。
ちなみに、あなたは、この段階で月にどのぐらいの利益が欲しいでしょうか?
僕としては、単純な国内転売のステージで、月に100万円が欲しいです。ひとつの目安として、ここを実現させてみたいです。今回のテーマは全体像に関するところなので、深入りしませんが、
結局は、せどりをやっている人のルーチンって、「仕入れと納品」です。なので、これを達成するには、できるだけ多くの商品を、効率的に「仕入れて納品する」がポイントです。
なので、①資金の確保と、②「仕入れ・納品」の効率性が工夫どころになってきます。おそらく、月商…売上ですね。700万円以上ないと、難しいかなって思っています。
500万以上の売上で、利益率で20%という考えもできるかもしれませんが、商品を安定供給できないといけないので、多分利益率は下がるはずです。
でもね。僕も、あなたも、おそらく、この店舗仕入れや、電脳仕入れベースだけにとどまると、なかなか利益100万円っていかないと思います。
せどりにもステージや段階みたいなものがあって、ここをクリアしないと、利益を伸ばしていけないはずです。みなさんが、せどりをやっている人の考えていることに興味があるかはわからないですが、僕は、こういう方向性でのばしていかないといけないと考えています。
①国内転売→②上流仕入れ→③上流販売→④組織化
あたり前ですが、利益を上げるには、結局はやっていることの規模を大きくするか、やっていることのステージをレベルアップするしかありません。
3 ぜひ上流仕入を
これは業者、問屋・メーカーからの仕入れのことをいっています。あなたは、そんなの知っているよというかもしれませんが、僕は、ここはあたり前でないと思っています。
せどりブログを見てても、業者を使っているという人と、そもそもまったく触れていない人もいます。ブログとかで業者については、見たり聞いたりしているかもしれません。
でも、実際に自分がどうやるかとなると、わからない人もいるかと思います。それは、ひとつのノウハウだからです。
僕は、資金を確保して、今後、業者からの仕入れもすすめていきたいのですが、理由はシンプルです。商品の安定供給ができるからです。
仕入れ判断ができるようになってくると、利益率うんぬんというよりは、まずは、規模です。「仕入れと納品」がグルグルまわっていないと、売上がのびません。
ここで、僕は、資金確保がネックになっていますが、Amazon倉庫に回転率があって、安定供給できるような商品が送れないと、結局は売上を500万-1000万円とハイレベルにあげることができません。
僕は、こんなことを書けるステージではないですが、単純な国内転売で利益をあげるには、まずは、規模です。そして、それには売上をあげることがマストです。
その中で、回転のいい商品を安定供給できる人とつながっていかないと難しいのかなって思います。
4 上流販売もやりたい
まだまだ、先は長いですが、上流販売についてもやりたいなと思っています。
単純な国内転売って、シンプルで即金性があるというメリットはありますが、弱点もあって、利益率と利益について限界があります。月に100万は実現できると思っていますが、多分300万円とかは難しいはずです。
月商1000万円をこえるような人は、ネットショップでの販売であったり、中国でなくても、オリジナル商品を作って色々、販売方法もより規模の大きい方法を模索してみるべきだと思っています。
その後にくるのが、組織化とかですよね。
このベースにあるものって、結局不安です。だから、できることを増やしていって、対応できるようにしたい。ここでもネックにあるのは問題解決なんです。
だから、利益が欲しい!というのは、「いやいや、主もワルよのう…」。「げっへっへよっしー様ほどじゃございませぬよ」ということでなくて、本当は根っこに解決したい不安や問題にどう対処していこうかと考えていくと、やっぱり収入を得ていくという方向になっていくのかと思います。
みなさんも、せどりをやることになったときには、色々と自分のやりたいことについて考えてみてください。
「話は聞かせて貰った!」
「何奴?!」
今日は、よくわからなくも、ここで、終わりにしたいと思います。
いつも読んで頂きありがとうございます。稚拙なブログでも時間をかけて一生懸命作りました。1日ごとに、ぽちっと押して頂けるとランキングに反映されて、僕もこのブログが少しは参考になっているんだなと安心します。また、みなさんにできるだけ結果がでるような情報を提供するモチベーションになります。ぼくも、みなさんの応援が必要です。