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いよいよ梅雨明け! 2017年は猛暑につつまれる

time 2017/07/19

いよいよ梅雨明け! 2017年は猛暑につつまれる

こんにちは、本日2017年7月19日(水)、梅雨明けしたようだと気象庁が発表しますよね。

対象地域は、関東甲信・東海・近畿・中国となります。

1 ここから夏本番

1ヵ月前の6月22日に梅雨明けが発表された沖縄、7月13日の九州に引き続いて、本州と四国においても、梅雨あけが確認されたことになります。

それにしても、今年は通常とは違う梅雨入り・梅雨明けだと思っています。ここ、関東の千葉では、曇りはあったものの、雨の日が続いた…ような感じはありませんでした。

一方で、九州の被災対象地域の方に申し訳なく思うのですが、雨が非常に局所的に集中して困られた方も多数います。

通常、梅雨にある毎日雨がシトシト降っているよねといったイメージではなく、雨が降っていないところは、曇っているだけだし、逆に雨が降っている場所では過剰に降っている。

すごく偏った天気・梅雨だったなと感じています。昨日は、雹(ひょう)も降っていますしね…。

梅雨明けとしては、平年よりも2日早くなっています。ちなみに、昨年からは10日程早く梅雨あけしています。

(出典:気象庁:http://www.data.jma.go.jp/fcd/yoho/baiu/sokuhou_baiu.html)

これから、夏本番で暑くなりますね。この記事を読んでいる人は実感しているんじゃないでしょうか。すでに暑いのに、もっと暑くなると!猛暑と熱中症にも注意が必要です。

ちなみに、tenki.jpが発表しているように、九州南の方では、雲がかかっていて、夕方に、雨や雷雨があるとしています。

「梅雨明けしていないと?」という人もいるかと思うのですが、結構「梅雨明け」の言葉ってほやっとしていて、あまり明確な基準みたいなものはありません。

どちらかというと、雨が多いこの時期に、地表と上空をみて、雨が降らなくなってきた状態と、夏らしい気圧配置や気団を確認して、梅雨明けしていますねとアナウンスしてくれています。

そういった意味では、まれに梅雨明けを特定できない地域とかもあったりして、たとえば、2003年には、10年ぶりの冷夏ですよとして、夏東北地方で梅雨明けの時期の特定ができない。みたいなことを言ったりもします。

当然、1993年も同様なのですが、ようは、本来、夏のような気圧配置になるところ、それがこなかった…天気は腫れたけど、大気の流れはそのまま秋のような天候状況になってしまっている。そんな、秋の気候みたいな冷夏に突入した場合には、梅雨明けを特定できないこともあるようです。

これをみると、梅雨明けもその地域ごとに人の主観が入ってくるような結構アバウトなものです。

そういったこともあって、気象庁も梅雨入りを「予想」しませんし、梅雨が明けましたと「宣言」することもありません。

どこどこでは、7/19日「ごろ」明けたようですよ…といったホンワリした表現で、事後的に「確認」するのみです。あまり断定した表現を使いません。

これは、予想が外れたじゃないかといった指摘が入ることもバックグラウンドにあるのですが、予想をしなくてはいけない人には、ちょっと酷ですよね。天気のように、移り変わりの激しい予想の難しいもの、だけど、人の役に立つものを扱わないといけない人の苦悩が見え隠れするようです。

外れても致し方がないところもありそうですけどね…ただ、天気って、人の生活にとってかかわりが深いというところがあって、そのあたり外れによって、利益・不利益がでたりするわけです。

僕が昔大学時代に聞いた話では、海運会社…輸入・輸出でコンテナ船を使っているところなんですが、こういった会社は、海の海流や風速の強さ流れによって、1回の航行で1000万円変わってきてしまうところもあり、

細かいところはわかりませんが、できるだけ海流が追い風のような状況になるように、リアルタイムで計測しているところにお金を払って、航行計画を立てていると大学の講義で聞いたことがあります。

気候とかの影響によって、コストのかかりぐあい、利益の浮き沈みが激しいので、おのずと指摘も厳しくなるのかなって思っています。

2 今年は猛暑、まさに暑くなる!!

さぁ!九州北部・近畿・中国・四国の方、熱中症にをつけてください。今年はまず、暑くなります。

少なくとも、7月15日(土)~7月21日(金)の1週間は、例年より暑くなる可能性が高くなっています。ちなみに、天気関係での例年って30年平均のことです。

天気といった性質上、あまり断定を好まない気象庁ですが、そんな慎重な気象庁も、今週暑くなることは、可能性が非常に高いと考えています。。少しサイトを引用しますね。

まず、日本地図全体をみてください。全体が赤くなっているため、例年より60%以上の可能性で気温が高くなると考えています。


(出典:気象庁:http://www.jma.go.jp/jp/longfcst/000_1_00.html)

その中でも、紫になっているところは、気温が70%以上の確率で高くなると見られています。

気象庁のこの地図は地図の上でクリックできるのですが、ためしに、九州北部でみてみましょうか。

http://www.jma.go.jp/jp/longfcst/000_1_00.html

むこう1ヵ月の天候は、気温がかなり高くなると予想されています。また、その確率は第1週が70%、第2週が60%です。

少なくとも、7/28日までは暑くなるとみているようですね。これは、ある程度、強気の数字ですよね。予想も立てているし、数字も可能性が高い数字をだしている。

理由は、梅雨明けのようなもやっとした概念じゃなくて、ある程度実測値に基づいた予測可能性の高いものをベースにしているからです。

少し、気象庁の過去の講習会の資料と富山大学理学部の教授のサイトを引用しましょうか。

(出典:気象庁講習会:http://www.jma.go.jp/jma/kishou/minkan/koushu140626/shiryou2.pdf)
(出典:地球ダイナミクス講座川村研究室 – 富山大学理学部:http://www.sci.u-toyama.ac.jp/earth/staff_personal_old/dyna_rk.html)

まず、細かい理屈は抜きにして、「フィリピンで積乱雲の活動が活発だと、日本は暑くなる!」という、つながりをまず知って下さい。

とりあえず、フィリピンで積乱雲などで台風が発生するような上昇気流が発生していると→日本は暑くなる!と。

もちろん、理由は?!ですよね。ベースにある理論は難しいのですが、一般の人はシンプルな理解でいいと思います。

エアコンのダイキンの絵があったので、これをかりますが、こんなイメージです。

フィリピンの赤道近辺の暖かい海水によって、上昇気流が発達すると、空気は上に流れていくので気圧は下がります。絵でいえば、扇風機がまわっているあたりですね。これがフィリピンの空気の流れのたとえです。あたり前かもしれませんが、フィリピンで海水の温度が高くなると、上に行く空気の流れができてきます。

水蒸気って、海水とかの温度が高くなってくると逃げ場を失って、上に逃げていくんですね。これが、対流活動の活発化、積乱雲などの発達につながっています。

なので、①フィリピンでの海の温度の上昇→②積乱雲など対流活動の活発化→そこの場所では上に空気が逃げるので気圧が下がる…が、説明の第1段です。

じゃあ、次はどうでしょうか。地表が暑くても、上空があついとは限りません。飛行機で出かけたときに窓の外をみていると、窓ガラスにひびが入っているように見えることがありますが、あれはひびではありません。水蒸気が凍った結晶です。

上空は寒く、上昇した空気は冷やされる形で日本の南付近で地上に降りてきます。絵では、青い空気がエアコンのところで降りてくるあたりですね。

当然地表にむけて、下向きの空気がながれてくるので、そこの気圧は上がります。

この大きな大気の循環で生まれる高気圧のことを、一般に太平洋高気圧と呼びます。また、この現象のことをPJパターン(Pacific-Japan)とよんでいるみたいです。

日本が暑くなるパターンのひとつが、この太平洋-日本の間の、大きな大気循環モデルです。

もちろん、逆に冷夏になるパターンというのもあって、それを「エルニーニョ現象」といいます。

最初に聞いたとき、これは難しそうというイメージがあるし、日本人としては、少し舌をかみそうですが…このハラペーニョのような発音は一度忘れてください。いっていることはすごくシンプルです。

日本語で言い換えると、

「偏西風がいつもより南を流れています現象」のことです。

たとえでいけば、「扇風機がいつもより南に降りてきて、左から日本のど真ん中を冷やしてます現象」のことです。

 

知性のかけらもない説明でごめんなさい…。

でも、説明は簡単にしたいと思いますが、「エルニーニョ現象」って、地球上の上空でふいている偏西風の話です。飛行機で日本からアメリカに行くときは、偏西風が流れているので早くつくという話を聞いたことってありませんか。

地球上空では、西から東にジェット気流が流れています。日本の北側です。

ただし、この偏西風、ときに、南に偏って流れてくるときがあります。そうすると、日本内陸の高気圧に横から風をあてているようなもので、気温は下がります。

暑いときに横顔を扇風機に近づけたことってありませんか?それと一緒で、偏西風がまさに日本を通り抜けるときがあります。これは気温が下がるときのパターンです。

暑いところに横から扇風機をあてているようなもので、今年度は、日本の真上に、このエルニーニョ扇風機は降りて来ていません。

本当は、この扇風機、風力が弱くなる時もあって、そのことを… ラニャーニャ現象と言うこともあるのですが、この言葉がでてきたときは、温度が上がるときの議論をしています。

いずれのケースも、南米ペルーの海の温度があがるとおこる例外ケースです。

こういった、気温が高くなるパターンと、低くなるパターンを見比べて、予想をたてているんですね。

今年度、このエルニーニョ ラニャーニャ現象は発生していません。扇風機はあたらないということです。

3 まとめ

なので、側近では、よっぽどのことがない限り暑くなることが見込まれています。本当は、高気圧が北にせり出しているため、台風が発生した場合には、そのコースが日本に直撃することも予想されているのですが、それはさておき、

個人ベースでは、熱中症対策がおのおので必要になるかと思います。体温調整機能は人によって違いますので、こまめな水分補給と、あまり暑いところでは長く活動しないようにすることが必要になるはずです。

毎年、日本では多くの人が熱中症で倒れています。たぶん、真面目なんでしょうね。自分の認識以上に、頑張って動いてしまっているはずです。

でも、今年度は暑くなることが見込まれていますので、過度に無理しないように注意してください。

とりあえずは、フィリピンの海温が高く、上昇気流が活発だと、夏本番になりやすい!

それを知っておくといいかなって思います。このブログが少しでも参考になることを祈っています。それでは、また。

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