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180両編成の貨物列車が脱線。炎上。これは列車なんかじゃない…

time 2017/08/03

180両編成の貨物列車が脱線。炎上。これは列車なんかじゃない…

こんにちは、よっしーです。8月3日朝5時に、アメリカのペンシルベニア州で貨物列車が脱線して、燃えていますというニュースがでました。

(出典:ABC NEWS)

日本でも、「米で180両編成の貨物列車が脱線、炎上 周辺住民に避難命令」といったタイトルで報道されています。

180両編成って、一体どういうこと?ですよね。

一瞬、誤訳を疑いました。僕は、千葉の田舎に住んでいて乗っている電車って、大体10両編成です。その18倍もの数で、荷物を運んでいるとは少しびっくりです。

規模が桁違いです。全部並べたら、隣の駅までいきそうです。

これって、誤訳なんじゃないのと思いつつ、180車両について調べていたらありました。

その前に、英語の確認です…たとえば、6両編成の「両」って、「車両」のことですよね。英語ではシンプルに 6 carsと書きます。

当然、180車両なら、180 carsとなっていそうなところをさがすのですが、ありました。ありました。

ボストンの日刊紙から引用したいと思います。一番下の、178 rail carsという部分をみてください。178両だったみたいですね。

ちなみに、locomotivesというのは、機関車。consist of というのは、編成という意味なので、全部で183両編成です。

機関車5台、貨物車178台のうち、少なくとも32台が脱線したと書いています。頭の中で銀河鉄道999みたいなものを一瞬イメージしたのですが、正直、機関車5台で引っ張っているというのも驚きです。機関車の形は下みたいものなんですけどね。

CSX spokesman Rob Doolittle said at least 32 cars on the CSX freight train derailed about 5 a.m.

Wednesday in Hyndman, about 100 miles (161 kilometers) southeast of Pittsburgh.

The train was traveling from Chicago to Selkirk, New York, and consisted of five locomotives and 178 rail cars.

(出典:ボストンヘラルド:CSXサイト http://www.bostonherald.com/news/national/2017/08/hundreds_evacuated_after_freight_train_derails_catches_fire:https://www.csx.com/)

1 状況の確認

(1)原因は不明だが、とりあえずは落ち着いた

まず、この列車が危険物を運んでいたこともあり、1000人以上の人が緊急避難命令がだされています。

ニュースをみると液化プロパンガスと、硫化水素を発生させるようなものを載せていた車両が燃えていたみたいですね。

地域住民は、炎上している危ないから、避難してといわれたのでしょうが…朝の5時にホント災難ですよね。10時間近くは、避難待機だったようです。

みなさんも、自治体に、朝の5時に近所で、貨物電車が炎上して、有害ガスがでているからとアナウンスされたとしたら、ちょっとビックリするかと思うのですが、火はそう簡単に消えません。

午後中ごろの避難解除まで、大変だったはずです。ちなみに、幸いにもけが人はでなかったようです。

ABC Newsから、引用しますが、場所は、アメリカの東部で、シカゴから、ニューヨークのセルカーク(Selkirk)行きの貨物列車です。

(出典:http://abcnews.go.com/US/csx-train-carrying-flammable-liquids-derails-pennsylvania/story?id=48987399)

その中の、ペンシルベニア州のハインドメン(Hyndman)という町で事故が起こっています。

事故原因はわかっておらず、貨物列車を動かしているCSXトランスポーテーションも、再発防止や安全運行できるようにしていきたいと発表をしています。

2 ところがそうシンプルではない

たしかに、ここだけみたら、ちょっとした列車事故ですよ。でも、これは、たまたまじゃないです。

地元住民に意見を聞いてみたいのですが、CSXは今回の事故は原因不明だとアナウンスしていますが、おそらく、頭に思っていることがあるはずです。

みなさんからすれば、どういうこと?ですよね。でも、その前に…

(1)CSXトランスポーテーションって、どういう会社

CSXは、アメリカ東部、貨物鉄道会社の最大手です。

アメリカでは貨物鉄道会社は、東部と西部でわかれるのですが、買収によって大手2社がほぼ独占しています。

西はユニオン パシフィック鉄道(UP)と、BNSF鉄道(BNSF)。

そして、東がノーフォーク サザン鉄道 (NS)と、今回のCSXトランスポーテーション(CSX)です。運営している路線を見てみましょうか。

CSXのサイトから引用しますが、これがCSXが貨物を運用している路線になります。

州としては23州、アメリカの右側4分の1をしめる広い範囲です。

1827年2月28日に創業し、フロリダ州をベースに、発展してきています。フロリダ州というのは、地図上の右下の飛び出たところです。タンパ(tampa)って書いてあるところです。

ニューヨークのセルカーク(Selkirk)であったり、シカゴやデトロイトであったり、大都市をハブとしているのが確認できるはずです。

もともと、1827年2月28日の頃は、馬で貨物を引いていたようですが、さすがに、そこから、190年がたっています。今日では、大企業です。東部貨物列車の最大手。

それこそ、トラックでなく、州をまたぎ、大規模輸送したいものを取り扱っています。

自動車関連、建設部材、化学資材、紙・パルプ、鉱石、食品、それこそ新聞の株式市場の会社カテゴリーでならびそうな文字はすべて取り扱っています。

産業廃棄物も扱っているので、おそらくトラックで運ぶことが難しい専門輸送も強いんでしょうね。

一番売りにしているところは、「インターモーダル輸送」です。聞きなれないかと思いますが、言っていることは簡単です。

船⇔鉄道⇔トラックで、コンテナのまま運べますよというものです。ん?と思うでしょうが、通常、大量の荷物は、船のコンテナから、荷物を取り出して、荷物を貨車の上であったり、トラックの荷台に積みかえないといけないですよね。

人間を何人も使って行うので、手間とコストがかかります。そうではなくて、コンテナベースで、船でも、鉄道でも、トラックでも、共通して扱えるようにしようというのが、このインターバル輸送です。

入れ物の箱をベースに、つかいまわせるようにしようというものです。

実際に、動画で見た方がわかりやすいはずなので紹介します。

その中でも、ユニオンパシフィック鉄道のサイトがわかりやすかったので、そちらを引用しますね。

トラックで荷物を持ってきました。上の緑色のところがコンテナです。

当然、乗せかえるときには、専用のリフトを使います。これから鉄道につまれることになります。当然、船からトラックにのせるときも一緒です。

列車にのりましたが、どの交通網でもコンテナベースで取り扱えるようにして、いちいち荷物をのせかえない。これが、インターバル輸送です。こうやって、効率性をあげて、貨物を運んでいるんですね。

(2)長い歴史に、不可思議な事故

190年の長い歴史を持つCSXは間違いなく、歴史ある会社で、東部最大手の鉄道事業会社です。2世紀もの間、運営されているような会社を他に思いつきません。

でもね。その歴史に反して、ここが荷物を運んでいる場所では、ときに不思議な現象が起こります。CSXって、結構、石油など有害物質を垂れ流す脱線事故を起こしていて、規制当局がなんとかしたいと思っているんですね。

(3)電車をコントロールできない会社があったとしたら

ところで、みなさんは、映画は好きでしょうか?…んっ?いきなり何を…と思うかもしれませんが、

「アンストッパブル」という映画を知っていますか?暴走した無人貨物列車が、大量の危険な薬物とともに、人口密集地帯に突入しようとしている。大惨事にならないよう、なんとか2人の運転士がとめようとするという映画です。

実際に、見てもらった方がイメージしやすいと思います。

ちょっとだけ、予告のページをみてみてください。結構面白いんですよ。

電車が突如暴走しだします。

このまま、スピードをあげて、突入したらどうなるのか。

運転士がのっていません。だれもとめることはできません。

なにがつんである?会社のお偉いさんには、思い当たる節があります。

そう。貨物列車の積み荷は爆発物。

この状況において、この列車は僕らの知っている列車じゃありません。

たとえとしては、そうですよね。飛び出したら、とめることができないし、被害も甚大です。

最終的には、後ろから追いついて、逆向きに引っ張るという解決を模索するのですが…どうなるでしょうか。

この映画は、2001年5月15日に、実際にあった事件がもとになっています。貨物列車が、機関士不在で、2時間暴走し(82km)、最終的に、別の機関車を後部に連結させて停車させたという事件です。

僕は劇場に行きましたが、映画としては、そんな有名でもないし、派手さとかはないんですが、90分間釘付けでした。文句なしに面白いです。みなさんも、機会があったらみてみてください。

会社は、なんとか列車をとめようとする車掌を「ヒーローはいらない。勝手なことをしたらクビだ!」というのですが、車掌は「いや、すでに90日前解雇通告を受け取っている」といって反発します。

自分の娘が大惨事に巻き込まれないよう、立ち向かっていくんですね。

このもとになった事件が、CSX8888号暴走事故といいいます。あれ?CSXって…どこかで聞いたような名前ですよね。どこかの会社だと思うけど、どこでしたっけ?はてさて。

3 暴走するのは、列車か、ヒューマンエラーか…

ちなみに、なにが、引き金になったと思いますか?それは、ヒューマンエラーです。

日本テレビ系列で、以前に放送されていた「特命リサーチ200X」という番組内でも取り扱われていますが、ヒューマンエラーが引き金です。

ブレーキをかけて、機関車から降りたが、実はブレーキがかかってなかった。そのまま、電車は勝手に走りだしたという内容です。

レールの合流ポイントってあると思うのですが、コンテナを積み込んだ列車を本線に進ませるとき、機関士が目視で、合流ポイントが完全に切り替わっていないことに気がつきます。

このまま進めると、列車が傷ついてしまう…そこで、機関士は列車のブレーキをかけて、止める。そして、列車から降りた上で、ポイントの切り替えレバーを倒しにいきます。

ところが、後ろを振り返ると、列車が一人でに動きはじめます。実は、機関士はちょっとした操作ミスをしました。

列車を止めるには、アクセルスロットルをもとに戻して、ブレーキを2箇所かけないといけないのですが、このときは、ブレーキはたしかに2つかけました。でも、アクセルスロットルを逆に全開にあげてしまいました。

これが理由で、2つのブレーキだけではおさえつけることができず、列車は動きだすのですが、内容としては、ちょっとした操作ミスです…

CSXで、貨物列車が脱線し炎上するのはこれがはじめてじゃありません。2013年に、アメリカのボルティモアとかでも、同じような事故が起こっています。

脱線って、英語で「derailment」というのですが、You Tubeの動画で「CSX Derailment」と入れると、たくさんの動画がでてきます。側近では4ヵ月前にも起こっていて、

道路に列車が飛び出している絵があったり、コメント欄にCSXでは、脱線の事故が多いように感じるんだけど…といったコメントがあったりします。

ただ、少し特徴的なものをあげてみましょうか。みなさんも少しびっくりすると思います。

アメリカ、ルイジアナ州メテリーの、セントラル アベニューの近くで起こった事故です。2010年10月18日の事故です。

40秒あたりをみてください。運転士が一度列車にブレーキをかけて止めます。

1分20秒に運転士が連結器のレバーを手動で切り替えてますね。

ふむふむ…列車に戻っていきました。

2分あたりに、列車がまた動き始めます。CSXのロゴが見えます。

その後、3分8秒あたりに、少し耳障りな金属音が鳴り響きます。

3分40秒…動画をとっている人が、He is on the ground…列車が地面に落ちたと繰り返し始めます。

4分4秒…列車が倒れ、電信柱がはげしくゆれます。脱線事故です!

運転士が、ポイントを切り替えたすぐあとの出来事です。この出来事はなぜおこったのでしょう?

倒れた衝撃で、列車の周りには砂ぼこりがまっています。

これは一体なんだったのでしょうか…?この動画は見てもらえればわかりますが、事故が起こってから数か月後に投稿されたもので、コメントもできません。

この事故に、運転士は関係ないと思う人はまずいないと思います。

レバーを切り替え、動き出した1分後には脱線です。ヒューマンエラーが介在しているのは間違いありません。

4 大きな事故になりませんように

(1)ヒューマンエラーはなくせない。

でもね。ある程度大きな設備を持っている会社で働いたことがある人はわかると思うのですが、人って、ミスをする動物です。それこそ、業務でやっていると、本当になんでこんなミスが…と思うようなミスが発生します。

指差呼称とかで、ヒューマンエラーが発生する確率は下げないといけないのですが、ゼロにはどうしてもなりません。

(2)でも、影響はコントロールできる

しかし、事故って、不運が重なるから起きています。事故が起こること自体、実は、不幸が連鎖している状態です。

ヒューマンエラーはなくせませんが、エラーの影響はコントロールすることが可能です。

基本的には、会社が、…人はミスすることを前提に、制度設計をしないと、いけません。

また、被害を最小化するには、結局ね。「誰が防止できたの?」って考えないと終わりません。

人は人であるがゆえに、ミスをします。ゼロにはできませんが、ほぼ問題がないレベルにおさえることはできます。

(3)電車を完全にコントロールできていない。しかし、他のものは完全にコントロールしている

みなさんも、本当に機会があったら、CSX Derailmentと検索してみて欲しいです。明らかに多いですよ。190年も操業している大企業にしては、事故が多すぎます。

電車を完全にコントロールできていません。

一方でね。気になることがあるのですが、事故の件数に対して、明らかに少ないものがあります。

この事故に関しても、運輸当局は脱線の原因を調べているといっているし、今日(2017年8月3日)の事故でも原因を調査しているといっていますが、多分、まず、でてこないはずです。

そして、報道も、住民もとくに、あまり興味をもって監視していません。そして、数か月後には、きっと、また、180両編成の貨物列車が脱線・炎上のようなニュースを見るでしょう。

きっと、誰も防止するために何ができるのという議論はうかんできません。

一体、上のセントラルアベニューの動画ってなんだったんだろう?と思います。報道も地域住民もだれも、この内容にそんなには興味をもっていません。

日本でも、180車両ということにびっくり!でとどまるはずです。

でも、仮にLPガスを180車両積んだものに火が付いたらと考えたとき…映画アンストッパブルの映画のセリフが頭に浮かびます。

「これは列車じゃない」。コントロールできない貨物列車って一体なんでしょうね。今回起きた事故は、たまたまなんかじゃありません。起こるべくして起こっています。

でも、結果として、地域住民にケガがなかったこと…明確ですよ。被害がでなかったのは、たまたまです。

ヒューマンエラー教育と、列車の監視と制御をシステム化し安全性をコントロールするPTC(Positive train control)制度の導入は、190年続く寡占企業としてはいやなのかもしれません。

今日、僕は、180両車両という言葉にびっくりすると同時に、CSXが190年続いている会社だということにすごくびっくりしました。

会社の実力や人的基盤、組織力、資金力からいっても、すごい会社だと容易に想像できます。でも、きっと脱線の原因は今後もわからないだろうなって思っています。そして、また、数か月後似たようなニュースがでます。

今日報道されたニュース…「列車は約180両編成で、うち30両以上が脱線した。運輸当局は脱線の原因を調べている。」。そうなんでしょうが、たぶん、ポイントが切りかわっている気がします。

同じような事故が起きたとしても、被害がないといいな。今日は、そんなことを考えていました。

ちなみに、この2ヵ月後に、ここからは南のジョージア州でまたCSXの脱線事故が起こることになります。脱線した貨物列車はある人のベッドルームを通過することとなるのですが、どうなったでしょう

また、記事の中で、このペンシルベニア州の脱線事故の原因(NSTBの出している初期報告レポート)についても触れています。もし、よかったらこちらについても見てみてください。

180両編成の貨物列車が脱線。ベッドルームを通過。なにをいっているのかさっぱりわからない

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